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嫌われ者の悩み 第四話 俺が嫌われないようにするには?

嫌われ者の悩み
第五話 俺が嫌われないようにするには?

新しいルーム

 朝の光が、カードショップの奥に差し込んでいた。

 机の上には、開封済みのカードパック。
 大会用の告知ポスター。
 未確認の発注書。
 イベント案のメモ。
 飲みかけのエナジードリンク。

 友坂晴人は、スマホを握ったまま座っていた。

 寝ていない。

 それでも、頭は妙に冴えていた。

 働きすぎて疲れた経営者会議。

 その投稿から、いくつものDRIVEが走り出していた。

【REDRIVE】
私は、店長側から見た「任せてほしい範囲」をSNSで発信する。

【REDRIVE】
私は、客側から見た「店が荒れて見える瞬間」をSNSで発信する。

【REDRIVE】
私は、経営者の説明が「責任転嫁」に見える場面をSNSで発信する。

【REDRIVE】
私は、自分の会社で「社長が急に言ったことで現場が困ったこと」を匿名で集める。

 晴人は、それらを保存しながら、ふと別の入力欄を開いていた。

 最初は、ただのメモだった。

 けれど、一度書いてしまうと、消しづらかった。

【新規ルームテーマ】
俺が嫌われないようにするには?

 画面に表示されたその一文を見て、晴人は笑った。

「直球すぎるだろ」

 馬鹿みたいなテーマだ。

 だが、分かりやすい。

 働きすぎて疲れた。
 現場に口を出す。
 責任転嫁に見える。
 応援したいのに不安になる。
 客が離れる。
 店長が疲れる。
 視聴者が叩く。

 全部、結局ここに戻ってくる気がした。

 俺は何をすると嫌われるのか。
 何を説明すれば応援されるのか。
 どこから不信感を持たれるのか。

 晴人は、スマホの画面を睨んだ。

「でも、これやって何が生まれるんだ?」

 自分で言って、自分で黙った。

 何が生まれるのかは、分からない。

 ただ、前の投稿もそうだった。

 何が生まれるか分からないまま出した。
 すると、店長、客、経営者、視聴者、水口まで反応した。

 今度もそうなるかもしれない。

 なら、やってみるしかない。

テーマとDRIVE

 GVSの画面が切り替わった。

【新規ルームテーマ】
俺が嫌われないようにするには?

【DRIVE】
私は、自分の発信や店への関わり方で、嫌われやすい場面を集める。
それをSNSで共有し、どこで不信感を持たれるのかを整理する。

【SUPPORT】
視聴者、客、スタッフ、経営者の方は、私を応援しづらくなる場面を教えてほしい。
逆に、どんな説明や行動があれば応援しやすくなるかも教えてほしい。

 晴人は、しばらく画面を見つめた。

 今度は、意味が分かった。

 自分の発信。
 店への関わり方。
 嫌われやすい場面。
 応援しづらくなる場面。
 応援しやすくなる条件。

 つまり、そういうことだ。

「まあ、そうだよな」

 晴人は小さく言った。

 ただ、ひとつ引っかかった。

 私を応援しづらくなる場面。

 そこだけが、妙に痛い。

 嫌われるという言葉は、まだ笑える。
 ネタにできる。
 強い言葉だから、数字も取れそうだ。

 だが、応援しづらくなる場面、と言われると少し違った。

 元々応援していた人が、離れる瞬間。

 それを集めるということだ。

 晴人は、過去の変換カードを思い出した。

【REDRIVE】
私は、「応援していたけど離れた理由」をSNSで発信する。
具体的には、好きだった点と、応援しづらくなった場面を分けて書く。

 あれは、嫌だった。

 アンチコメントより、そっちの方が痛かった。

 嫌いなやつは、最初から嫌いだ。
 叩きたいだけのやつは、どこにでもいる。

 だが、応援していた人が離れる。

 それは、少し違う。

本人名義

 晴人は、画面の下にある設定を開いた。

【公開設定】
匿名ルーム
本人名義ルーム
限定公開ルーム

 指が止まった。

 匿名でやることもできる。

 誰か分からない形で、嫌われやすい発信者の話として扱うこともできる。
 その方が楽だ。
 自分に直接刺さらない。
 データも集まりやすいかもしれない。

 だが、それでは弱い。

 晴人は、本人名義ルームを選んだ。

【本人名義ルーム】
友坂晴人として、このテーマを公開します。

 確認画面が出る。

 晴人は、少しだけ笑った。

「逃げずに、って感じか」

 違う。

 逃げないからではない。

 その方が伸びるからだ。

 本人が自分の名前で、「俺が嫌われないようにするには?」と聞く。

 そんなもの、見に来るに決まっている。

 晴人は、そう考えることにした。

 そう考えないと、少し怖かった。

 GVSが、SNS投稿用の下書きを表示した。

【SNS投稿案】
新しいGVSルームを作りました。

テーマは、
「俺が嫌われないようにするには?」

自分の発信や店への関わり方で、どこから応援しづらくなるのかを集めます。
視聴者、客、スタッフ、経営者の方は、応援しづらくなる場面と、応援しやすくなる条件を教えてください。

できればDRIVE/SUPPORT、またはREDRIVEでお願いします。

 晴人は、読みながら舌打ちした。

「また真面目すぎる」

 悪くはない。

 だが、このままでは弱い。

 晴人は、文章を消して、自分で打ち直した。

『新しいGVSルーム作りました。

テーマはこれです。

俺が嫌われないようにするには?

俺の発信、店への関わり方、現場への口出し、炎上後の説明。

どこで応援しづらくなるのか教えてください。
逆に、どういう説明や行動があれば応援しやすいのかも知りたいです。

叩きたい人も、できればDRIVE/SUPPORTかREDRIVEにしてくれ。
その方が材料になる。』

 晴人は、最後の一文を見つめた。

 その方が材料になる。

 少し挑発的だ。

 だが、晴人らしい。

 彼は投稿ボタンに指を置いた。

 少しだけ迷う。

 このルームを立てたら、また来る。

 アンチ。
 昔の客。
 視聴者。
 経営者仲間。
 店長側。
 名前も知らない誰か。

 何を言われるか分からない。

 いや、だいたい分かる。

 自分勝手。
 目立ちたいだけ。
 現場を振り回す。
 反省していない。
 店より自分が好き。
 人の話を聞かない。

 晴人は、深く息を吐いた。

「まあ、そういうのを集めるルームだしな」

 投稿ボタンを押した。

五人のルーム

 すぐに、画面が切り替わった。

 五つの白い円が並ぶ。

 参加者01。
 参加者02。
 参加者03。
 参加者04。
 参加者05。

 参加者01には、友坂晴人の名前が表示されている。

 本人名義ルーム。

 匿名ではない。

 残り四人は、いつものように背景カードだけが表示されていた。

【背景カード:参加者02】
以前から晴人の発信を見ていた視聴者。
店や企画は好きだったが、炎上や内輪揉めが見えるたびに応援しづらくなっている。

【背景カード:参加者03】
カードショップに通う客。
店は好きだが、店長交代やイベント変更、SNS上の揉め事が見えると不安になる。

【背景カード:参加者04】
小さな店舗で働くスタッフ。
オーナーの発信力は必要だと思う一方で、現場が巻き込まれすぎることに疲れている。

【背景カード:参加者05】
経営者・発信者側の参加者。
強い個性で人を集める一方、本人が前に出すぎることで現場や客が疲れる問題に関心がある。

 晴人は、四枚の背景カードを見た。

「……濃いな」

 全員、自分のどこかを見ているようだった。

 だが、誰も普通のコメントは書けない。

 このルームで出せるのは、DRIVEとSUPPORTだけだ。

 画面が切り替わる。

 まず、晴人のカードが表示された。

【参加者01:友坂晴人】

【DRIVE】
私は、自分の発信や店への関わり方で、応援しづらくなる場面を集める。
それをSNSで共有し、応援しやすくなる条件も整理する。

【SUPPORT】
視聴者、客、スタッフ、経営者の方は、応援しづらくなる場面を教えてほしい。
あわせて、どんな説明や行動があれば応援しやすくなるかも教えてほしい。

 続いて、参加者02。

【参加者02】

【DRIVE】
私は、応援していたけど離れたくなった場面をSNSで発信する。
具体的には、好きだった点と、応援しづらくなった場面を分けて書く。

【SUPPORT】
元視聴者、今も見ている視聴者の方は、応援しづらくなった場面を教えてほしい。
発信者の方は、応援を失わないために気をつけていることを教えてほしい。

 晴人は、少し顔をしかめた。

「元視聴者か」

 嫌な言葉だ。

 だが、使えそうでもあった。

 参加者03。

【参加者03】

【DRIVE】
私は、店は好きなのに不安になった場面をSNSで発信する。
具体的には、店長交代、イベント変更、SNSでの揉め事で不安になった経験を書く。

【SUPPORT】
客の方は、好きな店を応援しづらくなった場面を教えてほしい。
店側の方は、変更時に公開できる説明の範囲を教えてほしい。

 晴人は、机に肘をついた。

 店は好きなのに不安になる。

 それは、けっこう刺さった。

 自分が嫌われるだけならまだいい。

 だが、店まで不安に見えるなら話が違う。

 参加者04。

【参加者04】

【DRIVE】
私は、現場スタッフが「発信に巻き込まれて疲れた場面」をSNSで発信する。
具体的には、急な動画化、方針変更、客への説明で困ったことを書く。

【SUPPORT】
スタッフの方は、発信や企画に巻き込まれて困った場面を教えてほしい。
オーナーの方は、現場を巻き込む前に確認できることを教えてほしい。

「発信に巻き込まれて疲れた場面、ね」

 晴人はつぶやいた。

 そんなつもりはなかった。

 だが、そんなつもりがあるかどうかは、たぶん関係ない。

 最後に参加者05。

【参加者05】

【DRIVE】
私は、個性の強い経営者が前に出る時の利点と負担をSNSで発信する。
具体的には、人を集める効果と、現場や客が疲れる場面を分けて書く。

【SUPPORT】
経営者の方は、自分が前に出る理由を教えてほしい。
スタッフや客の方は、前に出すぎだと感じる場面を教えてほしい。

 晴人は、口の中で笑った。

「前に出すぎ、か」

 言われるだろうなと思っていた。

 実際、言われる。

 ただ、そのまま悪口としては表示されない。

 DRIVEになっている。
 SUPPORTがついている。

 だから、拾える。

最初のREDRIVE

 画面の下に、通知が出た。

 ――他の参加者のDRIVEを受けて、REDRIVEを作成できます。

 晴人は、参加者03のDRIVEを開いた。

【参加者03】
私は、店は好きなのに不安になった場面をSNSで発信する。

 晴人は、入力欄に指を置いた。

 何を書くか少し迷う。

 言い訳を書きたくなる。

 店長交代には理由がある。
 イベント変更にも理由がある。
 SNSで見えていることだけが全部ではない。

 だが、それを書くとまた同じだ。

 晴人は、一度消して、短く打った。

【REDRIVE】
私は、店の変更をした時に、客へ事前に説明できることをSNSで発信する。
具体的には、店長交代、イベント変更、営業時間変更で出せる情報を整理する。

【SUPPORT】
客の方は、店が変わる時に知りたいことを教えてほしい。
店側の方は、公開できる情報と公開しづらい情報の線引きを教えてほしい。

 確認画面が出る。

 晴人は、何度か読み返した。

 謝ってはいない。
 言い訳でもない。
 ただ、使える形になっている。

「まあ、これなら出せるな」

 投稿する。

 晴人のREDRIVEが、参加者03のDRIVEの下に並んだ。

 すぐに、参加者02からもREDRIVEが出た。

【参加者02】

【REDRIVE】
私は、元視聴者として「離れる前に知りたかったこと」をSNSで発信する。
具体的には、説明があれば見続けられたかもしれない場面を書く。

【SUPPORT】
元視聴者の方は、離れる前に知りたかったことを教えてほしい。
発信者の方は、後からなら説明できることを教えてほしい。

 晴人は、そのREDRIVEを見て、顔をしかめた。

 離れる前に知りたかったこと。

 過去形だ。

 もう離れた人間の言葉。

 だが、使える。

 参加者04もREDRIVEを出した。

【参加者04】

【REDRIVE】
私は、現場スタッフが安心して発信に協力できる条件をSNSで発信する。
具体的には、撮影前の確認、顔出し範囲、急な企画変更の事前相談を書く。

【SUPPORT】
スタッフの方は、発信に協力する時に必要な条件を教えてほしい。
オーナーの方は、事前に確認できることを教えてほしい。

 晴人は、画面を見ながら、少しだけ目を細めた。

 顔出し範囲。
 撮影前の確認。
 急な企画変更の事前相談。

 全部、細かい。

 だが、現場はそういう細かいことで疲れるのかもしれない。

 参加者05のREDRIVEも出る。

【参加者05】

【REDRIVE】
私は、経営者本人が前に出る企画と、店やスタッフを前に出す企画を分けてSNSで発信する。
具体的には、本人の魅力で集める企画と、店の安心感で集める企画を整理する。

【SUPPORT】
経営者の方は、自分が前に出るべき場面を教えてほしい。
客やスタッフの方は、店やスタッフを前に出してほしい場面を教えてほしい。

 晴人は、椅子に深くもたれた。

「俺が出ない企画、ね」

 考えたことがないわけではない。

 だが、どこかで信じていなかった。

 自分が出るから、人が来る。
 自分が火をつけるから、場が動く。

 そう思っていた。

 でも、自分が出すぎるから離れる人もいる。

 それを画面は、責めるわけでもなく、ただ分けていた。

 本人の魅力で集める企画。
 店の安心感で集める企画。

「なるほどな」

 晴人は、小さく言った。

 腹は立つ。

 だが、使える。

何が生まれるのか

 画面には、五人分のDRIVEとREDRIVEが並んでいた。

 応援していたけど離れた理由。
 店は好きなのに不安になった場面。
 発信に巻き込まれて疲れた場面。
 個性の強い経営者が前に出る利点と負担。
 店の変更時に客へ説明できること。
 現場スタッフが安心して発信に協力できる条件。
 本人の魅力で集める企画と、店の安心感で集める企画。

 晴人は、画面をスクロールした。

 さっきまで、何が生まれるのか分からなかった。

 今も、完全には分からない。

 だが、いくつかは見えてきた。

 店長やスタッフが匿名で話せるルーム。
 客向けの変更説明テンプレ。
 本人が出る企画と店が主役の企画の分離。
 応援しづらくなる言い方のリスト。
 応援しやすくなる説明の条件。

 全部、面倒くさい。

 だが、店に使えそうだった。

 晴人は、参加者05のREDRIVEを保存した。

【保存済みREDRIVE】
本人の魅力で集める企画と、店の安心感で集める企画を分ける。

「これ、次の店内企画で使えるかもな」

 口にしてから、少し驚いた。

 嫌われないようにする話をしていたはずなのに、店内企画の話になっている。

 だが、それでいいのかもしれない。

 嫌われるかどうかを考え続けても、たぶん暗くなる。

 それより、応援しやすい形を作る。

 そっちの方が、まだ動ける。

代表テーマ

 画面の上に、時間表示が出た。

 第一合論終了まで、残り十分。

 代表テーマと代表者を選ぶ時間が近づいていた。

 晴人は、少し迷った。

 このまま最後まで合論に残るか。
 それとも、今すぐ使えそうなREDRIVEをナビゲートするか。

 画面には、ナビゲート候補が並んでいる。

【ナビゲート候補】
・店の変更時に客へ説明できること
・現場スタッフが安心して発信に協力できる条件
・本人の魅力で集める企画と、店の安心感で集める企画
・応援していたけど離れた理由
・応援しやすくなる説明の条件

 晴人は、三つ目で指を止めた。

【REDRIVE】
私は、経営者本人が前に出る企画と、店やスタッフを前に出す企画を分けてSNSで発信する。

 これだ。

 自分が出る企画。
 店が出る企画。
 スタッフが出る企画。

 そこを分ければ、少し変わるかもしれない。

 晴人は、ナビゲートボタンに指を置いた。

 だが、押さなかった。

 このルームは、自分だけの話ではない。

 ここで代表テーマを選ぶところまで見てみたい。

 そう思った。

 画面が切り替わる。

 ――代表テーマを選んでください。

 五つの候補が並ぶ。

【代表テーマ候補01】
応援していたけど離れた理由を集める。

【代表テーマ候補02】
店は好きなのに不安になった場面を集める。

【代表テーマ候補03】
現場スタッフが安心して発信に協力できる条件を集める。

【代表テーマ候補04】
本人が前に出る企画と、店が主役の企画を分ける。

【代表テーマ候補05】
応援しやすくなる説明の条件を集める。

 晴人は、しばらく画面を見つめた。

 本音では、候補01は避けたい。

 応援していたけど離れた理由。

 そんなものを代表テーマにされたら、胃が痛い。

 だが、必要そうでもある。

 候補04も使える。

 本人が前に出る企画と、店が主役の企画を分ける。

 これは実務に直結する。

 候補05もいい。

 応援しやすくなる説明の条件。

 これは、発信全体に使える。

 晴人は、指を動かした。

 候補04の上で止まる。

「まずは、これだな」

 嫌われる理由を掘り続けるより、次に何を作るか。

 その方が、自分は動ける。

 晴人は、候補04を選んだ。

 数秒後、結果が表示された。

【代表テーマ】
本人が前に出る企画と、店が主役の企画を分ける。

【代表者】
参加者05

 晴人は、少し笑った。

「俺じゃねえのかよ」

 本人名義で立てたルームなのに、代表者は別の参加者だった。

 だが、不思議と悪くなかった。

 参加者05は、経営者側の視点を持っている。
 自分が前に出る利点と負担を分けていた。

 このテーマなら、任せてもいいかもしれない。

 画面に通知が出る。

 ――参加者01は、代表者へ補足を送れます。

 晴人は、入力欄を開いた。

【SUPPORT】
本人が前に出る企画と、店が主役の企画を分ける時、カードショップで使える具体例がほしい。
大会、買取、初心者講習、動画企画、常連向けイベントで分けてほしい。

 送信。

 参加者05にだけ届く補足。

 第二合論で発言するのは、代表者だけだ。

 晴人は、画面を閉じなかった。

 自分の名前で立てたルームが、自分以外の誰かに運ばれていく。

 少し変な感覚だった。

 だが、悪くなかった。

 全部、自分が前に出なくてもいい。

 そう考えた瞬間、ほんの少しだけ肩が軽くなった。

 通知がまた鳴った。

【第二合論準備中】
代表者が集まっています。

 晴人は、スマホを握り直した。

「さて、どうなるか見せてもらおうか」

 カードショップの奥で、朝の光がさらに強くなっていた。

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