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テーブルランド株式会社を企業審査|シビックランクE・41点/100点|賞与年3回・月残業20時間以下を評価、年休表記不一致・労災/DX/BCP開示が課題

私たちは、企業の商品を購入したり、サービスを利用したりすることで、そこで働く人たちの未来を変えることができます。

働く人に十分な賃金を払い、休暇を確保し、安全な職場をつくり、人の負担を減らす企業の商品やサービスが選ばれれば、そうした企業により多くの売上が集まります。その結果、働く人を大切にする経営を続けやすくなります。

反対に、低賃金や長時間労働、安全上の問題を改善しない企業の商品やサービスが売れ続ければ、そうした働かせ方のままでも事業を続けることができます。

だからこの企業審査では、「私たちがお金を使うなら、どの企業を選ぶことが、そこで働く人にとってより良い社会につながるのか」という視点から企業を評価します。

今回審査するテーブルランド株式会社は、総合41点、シビックランクEです。

テーブルランド株式会社の特に強い点は、2026年の営業職求人で月給22万6,000円~25万7,000円、賞与年3回・昨年度実績4~6か月分、月平均残業20時間以下という条件を提示している点です。

そのため、この企業の商品を購入すれば、一定の賞与と働く時間の抑制を掲げながら、なめ茸、おかゆ、ぞうすいなど日常的に使える食品を販売する企業に売上と需要が集まり、食品を扱う営業職でも生活時間を確保しながら働ける企業が残りやすくなります。

一方で、改善点として、現行求人で年間休日が113日と120日の両方で掲載されており、現在の正式な休日数を外部から確定しにくい点が残ります。さらに、対象会社単体の有給取得率、労働災害件数、健康診断実績、育児・介護制度の利用率、自動化やIT導入による作業時間削減、事業継続計画の具体的な訓練・復旧実績が公表されていません。

この記事では、テーブルランド株式会社の強みと課題をさらに詳しく企業審査していきます。

目次

テーブルランド株式会社の企業審査結果

テーブルランドは、営業職の報酬・残業水準、商品開発、長期保存食品、複数の製造委託先を持つ点に強みがあります。一方、法人単体の労災・有給・人権・BCP・DX成果の開示が弱く、親会社や製造会社の実績をそのまま対象会社へ移せないことから点数が伸びませんでした。

評価軸点数
Safety24/50
Innovation8/25
Protection9/25
総合41/100
シビックランクE

主な強み

・2026年の営業職求人で月給22万6,000円~25万7,000円
・賞与年3回、昨年度実績4~6か月分
・月平均残業20時間以下とする求人を複数媒体で掲載
・2025年3月期売上高71億2,000万円で、2023年3月期59億7,000万円から増加
・なめ茸、おかゆ、ぞうすい、料理の素、飲料など幅広い食品を展開
・2025~2026年もレンジ対応雑炊や「風さやかの白がゆ」などの商品を追加
・商品ページで原材料、アレルギー、製造工場、賞味期限を細かく公開
・5年保存の非常用天然水を販売

主な課題

・年間休日が現行求人で113日と120日の両方で掲載されている
・対象会社単体の有給取得率を会社自身が公表していない
・対象会社単体の労働災害件数、度数率、健康診断受診率が非公表
・女性管理職比率、男女賃金差、育児・介護休業利用実績が非公表
・人権方針、ハラスメント相談件数、是正結果の対象会社単体開示がない
・AI、RPA、営業支援システム等による作業時間削減が非公表
・対象会社単体のBCP訓練、非常電源、復旧目標時間が非公表
・公式採用ページは「募集なし」だが、2026年8~9月に複数の求人媒体では営業職求人が掲載され、採用情報の同期に課題がある

事業内容と人間への貢献

テーブルランド株式会社は、丸善食品工業グループの自社ブランド「テーブルランド」を扱う食品会社です。法人としては2018年10月に設立され、本社を長野県千曲市大字寂蒔880に置き、東京、大阪、名古屋、長野、仙台、九州、札幌に営業拠点を持っています。

会社の公式事業内容には、食料品の製造、青果物の販売、酒類の製造・販売、原材料・製品の輸出入、貨物自動車運送、太陽光発電などが記載されています。一方、実際の商品ページを見ると、丸善食品工業の国内工場、岐阜食品、国内協力工場などが製造者・製造工場として表示される商品が多く、テーブルランドはブランド運営・販売の役割が大きい会社です。

基本情報

・会社名:テーブルランド株式会社
・法人番号:3100001031634
・設立:2018年10月1日
・資本金:2,000万円
・本社:長野県千曲市大字寂蒔880
・代表者:公式日本語サイトでは代表取締役会長・代表取締役社長を掲載
・2025年6月時点の従業員数:37人とする転職求人情報あり
・2026年9月の社会保険被保険者数:18人とする民間集計あり
・2025年3月期売上高:71億2,000万円
・2024年3月期売上高:63億8,000万円
・2023年3月期売上高:59億7,000万円
・主要営業拠点:東京、大阪、名古屋、長野、仙台、九州、札幌

従業員数は資料によって37人と18人に差があります。前者は2025年6月時点の求人媒体、後者は社会保険被保険者数の民間集計であり、対象範囲が異なる可能性があります。そのため、本記事ではどちらかを現在の全従業員数として固定しません。

主な事業内容

「テーブルランド」ブランドで、なめ茸、ぞうすい、おかゆ、料理の素、瓶詰、飲料、ご当地商品、ギフトなどを販売しています。

なめ茸は1966年のMSKブランドから続く長寿商品で、現在も多数の容量・固形分・味の商品を展開しています。2025年末には長野県産「風さやか」100%を使った白がゆ、2025~2026年には電子レンジに袋のまま立てて加熱できるレンジ対応雑炊なども追加しています。

主要取引先として、イオントップバリュ、伊藤忠商事、国分グループ本社、日本アクセス、三菱食品、パルシステム生活協同組合連合会などが公式に掲載されています。

事業による人間への貢献

おかゆやぞうすいは、体調不良時、高齢者、調理に時間をかけにくい人でも食べやすく、常温保存できる商品は家庭の備蓄にも使えます。

「風さやかの白がゆ」は長野県産米を100%使用し、梅がゆなどには国産コシヒカリを使う商品があります。地域農産物を加工食品として全国へ販売することは、農産物の販路を増やす役割にもなります。

また、5年保存の非常用天然水も販売しており、災害備蓄として長期間保管できる商品を消費者へ提供しています。

Safety|24/50

Safetyでは、ブランド商品を販売する営業・企画等の従業員が無理なく働けるかと、利用者が食品を安全に食べられるかを確認します。テーブルランドは営業職の給与・賞与と商品表示には強みがありますが、有給、労災、人権、育児介護の対象会社単体データが不足しています。

賃金・利益の還元|6/10

2026年の営業職求人では、月給22万6,000円~25万7,000円、地域手当と20時間分の固定残業代を含む条件が掲載されています。賞与は年3回で、昨年度実績4~6か月分です。

年収例は30歳・入社3年で440万円、36歳・入社12年で520万円、38歳・入社14年で570万円とされています。

エン転職の会社情報では、社員・元社員19人の回答による平均年収536万円も掲載されています。これは会社公式の平均給与ではありませんが、求人レンジだけでなく実際の回答者データも一定水準にあります。

一方、テーブルランド自身は平均年収、中央値、毎年のベースアップ率、71億円を超える売上の増加分を従業員へどれだけ還元したかを公表していません。

給与と賞与の実績は評価できますが、利益と賃金のつながりを確認できないため6点です。

労働時間・休息|4/10

2026年の営業職求人では勤務時間9時~17時45分、実働7時間45分、月平均残業20時間以下という条件が確認できます。

一方、年間休日については、2026年9月更新の求人で113日とする媒体と、2026年8~9月の別媒体で120日とする掲載が混在しています。土日を基本としつつ、月1~3回程度の土曜出勤があるという説明は共通しています。

転職会議では投稿者集計として残業10時間/月、有給消化率30%、エン転職系では回答者平均残業21時間というデータがあります。

ただし、これらは口コミ回答者の集計であり、会社公式の有給取得率ではありません。

現行の正式な年間休日と有給取得率を会社自身が公表していない点は課題です。採点上も減点対象です。

雇用の安定・待遇の公平性|3/5

2025年6月時点の求人情報では従業員37人、売上高は2023年59億7,000万円、2024年63億8,000万円、2025年71億2,000万円と増加しています。

2026年8~9月にも東京・大阪・名古屋などで営業職求人が掲載されており、事業縮小による採用停止や大規模な希望退職は公開されていません。

一方、女性管理職比率、男女賃金差、正社員・非正規社員比率、離職率は公表されていません。

事業成長と採用継続を評価して3点です。

福利厚生・育児・介護|4/5

2026年の営業職求人では、社会保険、退職金、財形貯蓄、家族手当、地域手当、出張手当、介護休暇、誕生日休暇、産前産後休暇、育児休暇などが掲載されています。

産休・育休は取得・復帰実績ありとされています。5日以上の連続休暇も取得可能とする求人があります。

一方、対象会社単体の育児休業取得率、男性育休取得率、復帰率、介護休業利用人数は公表されていません。

制度と取得・復帰例を確認できるため4点ですが、利用率の開示がないため満点にはしていません。

人権・ハラスメント・労使関係|1/5

テーブルランド単体の人権方針、ハラスメント相談窓口、内部通報制度、研修実績、相談件数は公表されていません。

転職会議には2019年頃の50代男性・正社員・ルートセールス・課長クラスの投稿があり、役職者選定や営業への接し方について改善を求める内容が掲載されています。情報ランクBです。投稿は古く、個人の経験であり、現在の全社実態を断定する材料にはしません。

対象会社単体の人権・ハラスメント防止制度と運用結果が公開されていないため1点です。

労働安全・健康|2/10

テーブルランドは公式事業内容に食料品製造や運送も掲げていますが、現在のブランド商品には丸善食品工業の国内工場、岐阜食品、国内協力工場などが製造者・製造工場として表示される商品が多くあります。

丸善食品工業の工場で実施されている健康診断、ストレスチェック、安全衛生教育、熱中症対策などをテーブルランド自身の労働安全実績としてそのまま加点することはできません。

テーブルランド単体の労働災害件数、休業災害、度数率、健康診断受診率、営業職の交通事故件数などは公表されていません。

公開情報がない点は課題です。採点上も減点対象です。福利厚生として労災保険等を確認できる点を最低限評価して2点です。

商品・サービスの安全|4/5

テーブルランドの商品ページでは、原材料、アレルギー情報、内容量、賞味期限、保存方法、製造工場を商品ごとに公開しています。

「風さやかの白がゆ」は長野県産風さやか100%、アレルギーなし、賞味期限18か月、製造工場は丸善食品工業の国内協力工場と表示されています。「信濃高原うす塩なめ茸」は国内産えのき茸100%と表示されています。

製造を担う丸善食品工業の本社工場、須坂工場、富士小山工場ではFSSC22000・ISO22000の認証更新が行われ、トレーサビリティ訓練、微生物検査、官能検査、アレルゲン検査などの品質管理も公開されています。

ただし、これらは主に製造会社である丸善食品工業側の体制です。テーブルランド自身の品質事故件数、商品回収件数、製造委託先監査件数を独立して開示しているわけではありません。

販売する商品の品質管理は強く評価できますが、対象会社自身の安全KPIが不足するため4点です。

従業員・元従業員の口コミ

エン転職系の口コミでは、2025年6月20日の30代女性・現職・中途入社・正社員の投稿に「賞与は夏と冬に2回あり業績次第では決算賞与も出ます。」との記載があります。情報ランクBです。

同サイトでは、19人の回答者による平均年収536万円、平均残業21時間という集計も掲載されています。

転職会議では投稿者集計として残業10時間/月、有給消化率30%です。ただし掲載口コミは少なく、母数が小さいため、会社全体の実態を断定する材料にはしません。

2019年頃の50代男性・正社員・ルートセールス・課長クラスからは、経営陣との話しやすさを評価する一方、役職者選定への不満を示す投稿があります。

口コミでは給与・残業について一定の実態が見える一方、有給取得率や管理職登用の会社公式データがない点は引き続き課題です。

SNS・匿名掲示板の確認結果

X、5ちゃんねる、爆サイについて、会社名と残業、退職、営業、人員削減、AI、自動化などを組み合わせて確認しました。

対象法人との雇用関係、投稿時期、職種を十分確認でき、採点に利用できる現社員・元社員の本文付き投稿は確認できませんでした。

そのため、SNS・匿名掲示板による追加の加点・減点は行っていません。

Innovation|8/25

Innovationでは、営業・企画・受発注などの事務作業や、食品の生産・物流に伴う人の負担を技術で減らし、その成果を働く人へ返しているかを確認します。テーブルランドは商品開発を続けていますが、対象会社自身の省人化やDX成果を示す情報がほぼありません。

作業負担・危険の削減|0/10

テーブルランド単体で、AI、RPA、営業支援システム、受発注自動化、倉庫自動化などを導入し、作業時間を何時間削減したかという公開情報はありません。

丸善食品グループでは自動倉庫などの設備投資がありますが、それは別法人の丸善食品工業や岐阜食品、物流会社側の設備であり、テーブルランド自身の従業員の作業削減としては加点しません。

公開情報がないため0点です。

商品・サービスの改善|4/5

テーブルランドは、なめ茸、おかゆ、ぞうすい、瓶詰、料理の素、飲料など幅広い商品を継続して改良しています。

2025年には「風さやかの白がゆ」を掲載し、長野県産のオリジナル米を100%使用した商品を展開しています。

また、「具材と旨味にこだわったレンジ対応かに雑炊」など、袋のまま電子レンジで加熱できる商品も追加しています。従来の湯せんや器への移し替えに比べ、利用者の調理負担を減らせます。

商品リニューアルと新しい調理方法への対応を評価して4点です。一方、利用者の調理時間が何分減ったか、販売後の満足度などの定量結果は公表されていません。

改善成果の人間への還元|0/5

商品開発や販売拡大によって、社内の作業時間、残業、人員配置がどの程度変化したかは公表されていません。

売上高は2023年3月期59億7,000万円から2025年3月期71億2,000万円へ伸びていますが、売上増加を休日増、残業削減、賃上げへどれだけ還元したかを確認できる対象会社単体データはありません。

公開情報がないため0点です。

研究開発・現場改善の継続|4/5

テーブルランドブランドは1960年代から続き、なめ茸を中心に、おかゆ、ぞうすい、料理の素などへ商品領域を広げてきました。

法人分社化後も、ボトル入りなめ茸、贅沢粥、レンジ対応雑炊、長野県産米を使った白がゆなど、商品改良を継続しています。

2026年には日本カバディ協会のゴールドパートナーとなり、食品販売だけでなくスポーツ振興への協賛も始めています。

長期にわたる商品改善を評価して4点ですが、研究開発費、開発件数、改善後の具体的成果は公表されていません。

自動化・AI導入後の雇用状況

テーブルランド単体でAI・RPA・ロボット等を導入したという公開情報はありません。

そのため、自動化後の採用抑制、人員削減、配置転換、契約更新停止などとの因果関係を追える対象事例もありません。

2026年には複数の求人媒体で営業職の中途採用が掲載されており、AI導入を理由とする大量解雇や希望退職は公表されていません。

一方、公式採用ページは現在「新卒採用・キャリア採用ともに募集していない」と表示しています。第三者求人媒体との情報が同期していないため、現在の採用状況は会社公式サイトだけでは把握しにくい状態です。

Protection|9/25

Protectionでは、災害や物流停止が起きても食品や飲料を利用者へ届けられるかを確認します。テーブルランドは複数の製造先・営業拠点と長期保存商品を持ちますが、対象会社自身の事業継続計画や復旧訓練の具体的な実績はほとんど公開されていません。

災害への備え・訓練|0/5

丸善食品工業には地域との防災協力の実績がありますが、その当事者は丸善食品工業であり、テーブルランド株式会社自身ではありません。

テーブルランド単体の地震・水害・停電を想定した訓練、従業員安否確認、非常時の拠点運用について公開情報はありません。

グループ会社の仕組みをそのまま加点せず0点とします。

生産・物流・調達の代替|3/5

テーブルランドブランドの商品は、丸善食品工業の国内工場だけでなく、岐阜食品、山形県の協力工場など複数の製造拠点で作られています。

例えば梅がゆは岐阜県または山形県の国内協力工場、レンジ対応かに雑炊は岐阜食品、なめ茸の一部は丸善食品工業の長野県内工場が製造しています。

営業拠点も北海道から九州まで複数地域にあります。

一方、一つの工場や物流拠点が停止した際に、どの商品を何日以内にどこへ振り替えられるかという代替計画は公表されていません。

複数拠点を評価して3点です。

サイバー防衛・情報保護|2/5

テーブルランドは独自のプライバシーポリシーを公開し、不正アクセス、紛失、破壊、改ざん、漏えいを防ぐための情報セキュリティ対策を実施するとしています。委託先についても個人情報保護方針を守れる事業者を選び、管理・監督するとしています。

一方、対象会社単体で、認証強化、端末保護、バックアップ、脆弱性確認、復旧訓練、年間インシデント件数などの実装状況は公表されていません。

基本方針を確認できるため2点です。

供給継続・復旧能力|2/5

全国に複数の営業拠点があり、複数の製造会社・協力工場を使って商品を供給しているため、一拠点に完全依存する事業ではありません。

常温で12~18か月保存できるおかゆ・雑炊類や、5年保存の天然水も扱っており、一定の在庫を持ちやすい商品構成です。

一方、対象会社自身の復旧目標時間、在庫日数、代替受注手段、物流停止時の切替時間、事業継続訓練の結果は公表されていません。

供給網の分散は評価できますが、復旧能力を定量的に確認できないため2点です。

危機時の市民への対応|2/5

テーブルランドは「富士山のおいしい天然水」の5年保存商品を扱い、非常用・災害備蓄用として販売しています。

また、温めずに食べられるおかゆや雑炊も多く、停電・ガス停止時でも利用しやすい食品です。

一方、テーブルランド株式会社自身が自治体と災害協定を結んだ実績、避難所へ食品・水を緊急供給した数量、被災地支援の具体的実績は公表されていません。

非常用商品を供給している点を評価して2点です。

良いニュース・最近の前向きな動き

直近では、新商品開発、売上拡大、採用、地域・スポーツへの関与が前向きな動きです。商品を選ぶことによって、常温保存食品や地域農産物を使った食品開発、一定の賞与を設けた営業雇用を支えることにつながります。

・2025年3月期売上高は71億2,000万円で、2023年3月期59億7,000万円から約19%増加
・2025年末、長野県産「風さやか」100%の白がゆを商品化
・レンジ対応雑炊を追加し、利用者の調理負担を軽減
・2026年8~9月、東京・大阪・名古屋などで営業職求人を掲載
・営業職求人で賞与年3回、昨年度4~6か月分を提示
・2026年4月、日本カバディ協会のゴールドパートナーに就任し、競技普及・地域連携を支援

悪いニュース・問題となった動き

重大な食品事故や大規模回収よりも、今回の審査で問題になったのは情報開示の不足と労働条件の表記差です。働く人が会社を選ぶうえで、休日・有給・安全の数字が揃っていなければ、待遇を比較しにくい状態が残ります。

・2026年の営業職求人で年間休日113日と120日の両表記が存在
・公式採用ページは「募集なし」だが、2026年8~9月には複数媒体で求人が掲載
・会社公式の有給取得率、月平均残業実績が非公表
・労働災害件数、交通事故件数、健康診断受診率が非公表
・男女賃金差、女性管理職比率、男性育休取得率が非公表
・AI、RPA、営業支援システム等による作業時間削減が非公表
・事業継続訓練、復旧目標時間、災害時の直接支援実績が非公表

総合評価と、これから改善してほしいこと

テーブルランド株式会社は41点、シビックランクEです。次のDランクは50点からなので、あと9点です。

営業職の給与・賞与、月平均残業20時間以下という求人条件、継続的な商品開発、複数の製造先は強みです。一方、休日数の表記が媒体で食い違い、有給・労災・健康・男女格差・DX成果・BCPの対象会社単体データが不足しています。改善の中心は「制度がある」ことではなく、働く人に実際に何が起きているかを数字で公開することです。

休日・有給を正式に一本化して改善する|労働時間・休息 4→6点

現在は年間休日113日と120日の両表記があり、有給取得率も会社公式では公表されていないため4/10点です。

会社公式の採用ページで現在の年間休日を一本化し、年間休日120日以上、月平均残業20時間未満、有給取得率70%以上を対象会社単体で公開できれば6/10点を想定します。

+2点で総合43点となり、Eランクのままです。

参考企業として、株式会社大丸松坂屋百貨店は当サイト最新審査で総合72点・B、労働時間・休息8/10点です。月平均残業7.8時間、年間休日125日を対象会社自身が公表しています。

労災・健康KPIを対象会社単体で公開する|労働安全・健康 2→6点

現在は労働災害件数、休業災害、度数率、健康診断受診率、営業時の交通事故件数が公表されていないため2/10点です。

死亡・重篤・休業・軽微事故、交通事故、健康診断受診率、再発防止策を毎年公開し、安全実績が改善していることを確認できれば6/10点を想定します。

+4点で総合45点です。

参考企業として、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは当サイト最新審査で総合78点・B、労働安全・健康8/10点です。対象会社単体で死亡災害0件、労働災害度数率0.78などを公開しています。

営業・受発注の省力化を定量化する|作業負担・危険の削減 0→2点

現在はテーブルランド単体でAI、RPA、営業支援、受発注自動化によって何時間の作業を減らしたかという公開情報がないため0/10点です。

受注入力、需要予測、提案資料作成、在庫確認などの反復作業を自動化し、導入前後の作業時間と残業時間を公開できれば2/10点を想定します。

+2点で総合43点です。

参考企業として、キリンビバレッジ株式会社は当サイト審査で総合74点・Bです。最大約25kgの原料を扱う重筋作業をロボットへ移し、年間約2,300時間の業務負荷削減を公表しています。

サイバーと事業継続の実装を公開する|サイバー防衛・情報保護 2→3点

現在はプライバシーポリシーを確認できますが、対象会社単体の認証強化、端末保護、バックアップ、復旧訓練の結果は公表されていないため2/5点です。

主要システムの保護状況、バックアップ、年1回以上の復旧訓練、復旧目標時間を公開できれば3/5点を想定します。

+1点で総合42点です。

参考企業として、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは当サイト最新審査で総合78点・B、サイバー防衛・情報保護4/5点です。グループとして監視、脆弱性診断、インシデント対応、演習を公開しています。

Dランクへのルート

労働時間・休息を4点から6点へ改善して+2点、労働安全・健康を2点から6点へ改善して+4点、作業負担・危険の削減を0点から2点へ改善して+2点、サイバー防衛・情報保護を2点から3点へ改善して+1点。合計+9点で50点となり、シビックランクDに到達します。

テーブルランドは、商品そのものについては「何を、どこで作っているか」が比較的見える会社です。次に必要なのは、その商品を企画・販売する人が何日休み、どれだけ安全に働き、売上増加や効率化の成果をどれだけ受け取っているかを、同じ水準で見えるようにすることです。

出典一覧

・テーブルランド株式会社「会社概要」
・テーブルランド株式会社「採用情報」
・テーブルランド株式会社「プライバシーポリシー」
・テーブルランド株式会社「商品情報」
・テーブルランド株式会社「風さやかの白がゆ」
・テーブルランド株式会社「具材と旨味にこだわったレンジ対応かに雑炊」
・テーブルランド株式会社「富士山のおいしい天然水 5年保存」
・テーブルランド株式会社「日本カバディ協会 ゴールドパートナー就任」
・丸善食品工業株式会社「安全・安心について」
・丸善食品工業株式会社「FSSC22000認証更新」
・エン転職・エンゲージ会社の評判「テーブルランド株式会社」
・転職会議「テーブルランド株式会社」
・各求人媒体「テーブルランド株式会社 営業職」

シビックランクの基準

ランク点数
S90~100
A80~89
B70~79
C60~69
D50~59
E40~49
F20~39
G0~19

情報ランクの基準

情報ランク主な情報源
S行政機関、裁判所、規制当局、独立した第三者検証・認証
A企業公式、IR、採用情報、公式発表、実名の公的発言
B現社員・元社員口コミ、一般SNS、匿名掲示板

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