私たちは、企業の商品を購入したり、サービスを利用したりすることで、そこで働く人たちの未来を変えることができます。
働く人に十分な賃金を払い、休暇を確保し、安全な職場をつくり、人の負担を減らす企業の商品やサービスが選ばれれば、そうした企業により多くの売上が集まります。その結果、働く人を大切にする経営を続けやすくなります。
反対に、低賃金や長時間労働、安全上の問題を改善しない企業の商品やサービスが売れ続ければ、そうした働かせ方のままでも事業を続けることができます。
だからこの企業審査では、「私たちがお金を使うなら、どの企業を選ぶことが、そこで働く人にとってより良い社会につながるのか」という視点から企業を評価します。
今回審査するマルゼンフーズベトナム株式会社は、総合0点、シビックランクGです。
マルゼンフーズベトナム株式会社の特に強い点は、ベトナムでアセロラなどの果実を原産地に近い場所で加工し、食品・飲料原料へ変える生産拠点として事業を行ってきたことです。日本企業のベトナム進出企業資料では、アセロラなどの果汁原料加工を行う企業として掲載され、別資料では搾汁能力20トン/日とされています。
そのため、この企業の商品を買ったりサービスを利用したりできる状態が再び整えば、果実の産地に近い場所で加工して食品原料へ変え、産地側に加工工程と仕事を残しながら、日本などの食品市場へ原料を届けられる社会になる可能性があります。
一方で、改善点として、現在は工場の操業停止と解散手続きを示す資料が複数確認されることが残ります。2024年12月2日には「事業を継続する必要がなくなった」ことを理由とする解散決議と債務処理案が記録され、2025年のミーフック3工業団地の環境資料では同社が「操業停止」とされています。さらに2026年6月更新の税務情報では、操業を停止し税コード終了手続きを完了した状態とされています。
この記事では、マルゼンフーズベトナム株式会社の強みと課題をさらに詳しく企業審査していきます。
マルゼンフーズベトナム株式会社の企業審査結果
今回の評価で最も重要なのは、現在の事業状態です。
丸善食品工業株式会社の現行会社概要では、マルゼンフーズベトナム株式会社は現在も関連会社として掲載されています。
一方、ベトナム側では操業停止・解散手続き・税務終了を示す資料があります。
一部の企業情報データベースでは現在も「活動中」と表示されているため、法人登記上の最終状態には情報の食い違いがあります。しかし、生産拠点そのものについては、2025年の工業団地環境資料が明確に「操業停止」と記載しています。
そのため今回の審査では、2026年現在も通常の食品製造会社として操業しているとは扱いません。
| 評価軸 | 点数 |
|---|---|
| Safety | 0/50 |
| Innovation | 0/25 |
| Protection | 0/25 |
| 総合点 | 0/100 |
| シビックランク | G |
0点は、重大事故や違法行為を多数確認したという意味ではありません。
現在の操業実態を確認できず、賃金、休日、労災、食品安全、BCPなど現在の企業活動を評価するための情報もほぼ公開されていないため、最新版の採点基準に従って0点としています。
主な強み
操業していた時期には、ベトナムのミーフック3工業団地に食品・飲料の加工拠点を設け、果汁原料などを現地加工していました。
2013年の投資時には1億ドルを超える規模の計画として報じられ、工場は約12.9ヘクタールの敷地で計画されました。
現地で原料を加工できれば、果実そのものを遠距離輸送するだけではなく、搾汁や食品原料化という付加価値工程を生産地側へ置くことができます。
主な課題
現在最大の課題は、操業停止・解散後の情報公開です。
特に、
- 何人が働いていたのか
- 従業員がいつまで雇用されたのか
- 解雇、退職、配置転換がどのように行われたのか
- 未払い賃金や退職金などの処理はどうなったのか
- 工場設備や土地がどう処理されたのか
- 食品原料の供給をどこへ代替したのか
について、会社または親会社から詳細な説明は公表されていません。
2024年時点の第三者企業データでは従業員28人とされていますが、2025年以降の在籍状況は分かりません。
事業内容と人間への貢献
マルゼンフーズベトナム株式会社は、丸善食品工業株式会社のベトナム関連会社として2013年に設立されました。親会社の会社沿革にも2013年設立が記録されています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 英文名 | MARUZEN FOODS VIETNAM CO., LTD |
| ベトナム法人番号・税コード | 3702175140 |
| 設立 | 2013年 |
| 所在地 | ミーフック3工業団地、旧ビンズン省ベンカット |
| 親会社 | 丸善食品工業株式会社 |
| 主な事業 | 果実・野菜加工、食品原料、非アルコール飲料等 |
| 過去の加工能力 | 搾汁約20トン/日との第三者資料あり |
| 現在の状態 | 操業停止・解散手続きを示す資料あり |
アセロラなどの果汁原料を加工
日系企業資料では、同社の事業は「アセロラなどの果汁原料加工」と記載されています。
果実は収穫後から品質が変化します。
産地に近い場所で搾汁・加工できれば、果実そのものを長距離輸送してから加工するより、収穫後の加工を早く行いやすくなります。
また、産地側で「栽培」だけでなく「加工」という仕事も生まれます。
日本などへ食品原料を供給する拠点
第三者貿易データでは、マルゼンフーズベトナムが日本向けピュアジュース供給企業として掲載されています。
つまり、ベトナム国内だけで消費する商品ではなく、現地で加工した食品原料を海外市場へつなぐ役割も担っていました。
事業停止でこの役割は現在確認できない
一方、現在は過去の事業内容だけで人間への貢献を加点することはできません。
2025年のミーフック3工業団地に関する環境資料では、同社は食品・ボトル飲料製造企業として掲載されながら、稼働状況は「操業停止」とされています。
過去に社会的役割があったことと、2026年現在もその役割を果たしていることは分けて評価します。
Safety|0/50
Safetyでは、操業中の社員がどのような賃金・休息・安全条件で働いているかを評価します。
マルゼンフーズベトナムでは現在の操業が確認できず、解散前の労働条件についても必要な定量情報がほとんど公開されていません。
賃金・利益の還元|0/10
対象法人単体について、
- 基本給
- 平均給与
- 賞与
- 賃上げ率
- 最低賃金をどの程度上回っていたか
- 解散時の退職金・補償
の公開情報がありません。
そのため0/10点です。
特に解散した企業では、最後に働いていた人への賃金や退職補償をどのように処理したのかが重要です。
この情報が公開され、未払いなく適切に補償したことまで確認できれば再評価できます。
労働時間・休息|0/10
平均残業時間、交替勤務時間、年間休日、有給休暇取得率、休憩時間などの公開情報がありません。
食品工場では製造量や農産物の入荷時期によって仕事量が変化する可能性があります。
実際の労働時間を確認できないため0/10点です。
雇用の安定・待遇の公平性|0/5
第三者企業データでは、2024年時点の従業員数が28人とされています。
しかし2024年12月には解散決議が記録されています。
その28人が、
- 退職したのか
- 親会社・関連会社へ異動したのか
- 解雇されたのか
- 退職金や補償を受けたのか
について公開情報がありません。
雇用終了時の処遇を評価できないため0/5点です。
福利厚生・育児・介護|0/5
健康保険、育児休業、出産休暇、住宅支援、通勤支援、食事支援などの会社単体制度・利用実績は公表されていません。
親会社の制度をベトナム法人へ自動的に当てはめることもできません。
0/5点です。
人権・ハラスメント・労使関係|0/5
ベトナム法人単体の、
- 人権方針
- ハラスメント相談窓口
- 労働組合
- 苦情処理制度
- 内部通報
- 外国人管理職と現地労働者の待遇差
について公開情報がありません。
そのため0/5点です。
労働安全・健康|0/10
工場では果実加工設備、搾汁設備、加熱・充填設備などを扱っていた可能性があります。
しかし対象法人単体の、
- 労災件数
- 重大事故
- 死亡事故
- 休業災害
- 安全教育
- 健康診断
- 熱中症
- 化学物質管理
などのKPIは公表されていません。
今回の調査範囲では対象法人に直接結びつく重大労災報道も確認していませんが、報道がないことを労災0件として扱うことはできません。
そのため0/10点です。
商品・サービスの安全|0/5
親会社である丸善食品工業株式会社では、日本国内工場でHACCP等の食品安全管理実績があります。
しかし、その制度・認証がマルゼンフーズベトナム株式会社の工場にどこまで適用されていたのかを示す現在の資料は公表されていません。親会社の実績をベトナム法人へ移して加点しません。
ベトナム工場単体について、
- HACCP
- ISO 22000
- FSSC 22000
- 食品検査
- 異物混入件数
- 商品回収
- 工場監査
などの公開情報がありません。
そのため0/5点です。
従業員・元従業員の口コミ
VietnamWorks、CareerBuilder、TopCV等の求人・就職情報や、日本側の転職口コミ媒体を含めて会社名を検索しました。
今回の公開検索範囲では、マルゼンフーズベトナムの社員・元社員と確認でき、給与、残業、人間関係、安全などを具体的に評価できる公開口コミ本文は確保できませんでした。
Google上では事業所に4.2という評価表示がありますが、5件程度で、投稿者が従業員なのか利用者・取引先なのかを区別できません。従業員の労働環境評価には使用していません。
SNS・匿名掲示板の確認結果
Facebook、LinkedIn、X、5ちゃんねる、爆サイ等についても、日本語・英語・ベトナム語の会社名と「salary」「worker」「lương」「tai nạn」「残業」「給与」などを組み合わせて確認しました。
公開範囲では、対象法人の従業員と特定できる有用な勤務経験投稿は確保できませんでした。
Innovation|0/25
マルゼンフーズベトナムは、ベトナムで果実を加工する海外生産拠点という点では事業上の意味がありました。
ただしInnovationの評価は「海外工場を作った」というだけでは加点しません。
人の作業や危険を技術でどれほど減らし、その成果を人へ返したのかを見る必要があります。
作業負担・危険の削減|0/10
工場設備による搾汁能力が20トン/日とする資料があります。
しかし、
- 手作業だった工程を何が自動化したのか
- 何人分の作業を減らしたのか
- 重量物運搬を何kg減らしたのか
- 作業時間を何時間削減したのか
- 危険作業がどれだけ減ったのか
について公開情報がありません。
そのため0/10点です。
商品・サービスの改善|0/5
アセロラなどの果汁原料を現地加工していたことは確認できます。
しかし、2024~2026年に対象会社単体で行った新商品の開発、品質改善、新しい加工方法などの情報は公表されていません。
さらに工場が操業停止状態にあるため、現在継続している商品改善として評価できません。
0/5点です。
改善成果の人間への還元|0/5
生産設備による効率化の成果が、
- 給与
- 休日
- 残業削減
- 雇用維持
- 危険作業削減
へどう返ったかについて公開情報がありません。
特に工場閉鎖・解散時に、設備効率化や事業再編が雇用へどのような影響を与えたかも公表されていません。
0/5点です。
研究開発・現場改善の継続|0/5
工場設立後、継続してどの設備を更新し、生産性・安全性・品質がどう変わったのかを示すデータは公表されていません。
2025年には操業停止が確認されているため、現在の継続的改善も評価できません。
0/5点です。
Protection|0/25
海外食品工場では、洪水、停電、工場火災、原料不作、サイバー障害などが起きても、他拠点へ生産を切り替えられるかが重要です。
今回最も問題なのは、実際にベトナム拠点が停止したにもかかわらず、その後の供給代替や従業員・取引先への対応がほとんど説明されていないことです。
災害への備え・訓練|0/5
ベトナム法人単体の、
- BCP
- 防災訓練
- 火災訓練
- 洪水対策
- 非常用電源
- 備蓄
について公開情報がありません。
0/5点です。
生産・物流・調達の代替|0/5
親会社の丸善食品工業グループには日本国内にも複数の食品・飲料拠点があります。
しかしベトナム工場の操業停止後に、
- アセロラ等の原料をどの会社が加工しているのか
- 日本向け供給をどこへ切り替えたのか
- 切替に何日かかったのか
- 供給量を維持できたのか
について公開情報がありません。
工場停止という現実のケースが発生したからこそ、代替供給の結果を公開すればProtectionを具体的に評価できます。
現状は0/5点です。
サイバー防衛・情報保護|0/5
ベトナム法人単体の情報セキュリティ方針、多要素認証、バックアップ、EDR、サイバー訓練などの公開情報はありません。
0/5点です。
供給継続・復旧能力|0/5
今回は「もし工場が止まったら」という仮定ではなく、実際に工場が操業停止しています。
それにもかかわらず、
- 復旧を目指したのか
- 廃止を決めたのか
- 代替工場へ移管したのか
- 顧客への供給に影響したのか
について親会社から詳細な説明がありません。
2024年12月には「事業継続の必要がなくなった」として解散決議が記録されています。
供給継続・復旧能力を評価できないため0/5点です。
危機時の市民への対応|0/5
ベトナム法人による災害時の食品・飲料支援、地域住民への物資供給、工場の避難場所提供などの公開実績は確認できませんでした。
0/5点です。
良いニュース・最近の前向きな動き
直近のマルゼンフーズベトナム株式会社について、現在の採点を引き上げられる新しい安全改善、賃上げ、設備投資、品質認証などは確認できませんでした。
一方、過去の事業そのものには、ベトナムで食品加工の仕事を生み、現地原料を加工して海外市場につなぐ役割がありました。
過去には1億ドル超規模の食品加工拠点を整備
2013年の投資認可時には、1億ドルを超える大型食品・飲料プロジェクトとして報じられました。工場は2014年の稼働予定とされ、その後JETROの2023年工業団地資料にも日系食品企業として掲載されています。
ベトナムへ単に日本商品を輸出するのではなく、現地に加工設備を置いたことには、現地で加工工程と雇用を作る意味がありました。
ただし現在は操業停止しているため、この過去実績を現行点へ加えていません。
悪いニュース・問題となった動き
今回の審査では、事故や行政処分より、事業停止とその後の説明不足が最大の問題です。
工場が閉じる場合、利用者だけでなく、そこで働く人、原料生産者、取引先にも影響します。そのため「なぜ閉じたか」だけでなく「人や供給をどう引き継いだか」の説明が重要です。
2024年12月|解散決議と債務処理案
企業登録情報を再掲する法務情報サイトでは、2024年12月2日に「事業継続の必要がなくなった」ことを理由とする解散決議と債務処理案が記録されています。
単なる一時休業ではなく、事業を終了する方向へ進んだことを示す重要な情報です。
一方、従業員への補償、取引先への支払い、原料生産者への影響について詳細な公開情報はありません。
2025年|工業団地資料で「操業停止」
ベトナムの環境行政サイトに掲載されたミーフック3工業団地の環境許可関連資料では、同社の生産形態を食品・ボトル飲料製造としたうえで、稼働状況を「Ngừng hoạt động=操業停止」と記録しています。
企業情報サイトではなく、工業団地の環境管理に関する資料で操業停止が確認できるため、今回はこちらを現在の工場稼働状況を判断する重要資料としました。
2026年|税務終了を示す情報と「活動中」情報が併存
2026年6月更新の税務情報データでは、操業停止後に税コード終了手続きを完了した状態とされています。
一方、別の企業登録情報では2026年時点でも「活動中」と表示されています。
さらに日本の親会社サイトでは現在も関連会社として掲載されています。
このため法人の最終的な登記状態について公開情報に不整合があります。
少なくとも工場操業については停止を示す資料があるため、本記事では現在稼働中の製造会社としては評価していません。
総合評価と、これから改善してほしいこと
マルゼンフーズベトナム株式会社は現在0点・シビックランクGです。
次のFランクは20点からなので、あと20点必要です。
しかし、この会社の場合は通常の「残業を減らせば点数が上がる」という状態ではありません。
まず、会社が現在どういう状態なのかを明確にし、事業を継続するのか、完全に解散するのか、従業員と取引先をどう処理したのかを公開することが先です。
解散・雇用処理を具体的に公開してほしい|Safety
現在「雇用の安定・待遇の公平性」は0/5点、「賃金・利益の還元」は0/10点です。
2024年に従業員28人とする第三者データがありますが、その後の処遇は公開されていません。
解散時に、
- 在籍人数
- 退職人数
- 関連会社への転籍人数
- 解雇人数
- 未払い賃金の有無
- 退職金・補償
- 現地法に基づく従業員保護
を公開し、適切な補償が行われたことまで確認できれば、雇用安定・公平性を2~3/5点、賃金・利益還元を2~4/10点へ再評価できます。
例えば雇用0→3点、賃金0→4点なら総合7点になります。
工場停止後の代替供給を公開してほしい|Protection
「生産・物流・調達の代替」「供給継続・復旧能力」は現在ともに0/5点です。
工場が実際に止まった以上、
- どの工場へ製造を移したか
- 顧客への供給停止があったか
- 在庫でどれだけ対応したか
- 切替まで何日かかったか
を公開すれば、机上のBCPではなく実際の危機対応を評価できます。
代替工場への切替が成功し、供給を維持した具体的実績が確認できれば両項目3~4点を検討できます。
参考企業として富士ミネラルウォーター株式会社は、自治体との災害時飲料供給協定や行政による保存水備蓄まで確認でき、現行企業審査では「災害への備え・訓練」3/5点、「危機時の市民への対応」4/5点です。
食品安全実績を法人単体で残してほしい|Safety
「商品・サービスの安全」は現在0/5点です。
工場が閉鎖されるとしても、操業期間中の品質情報には価値があります。
HACCPやISO等の認証、食品事故件数、回収件数、検査結果、工場監査結果を公開すれば、これまでどの程度安全に食品原料を作っていたのかを検証できます。
良好な食品安全実績が継続していたことを確認できれば3~5点へ再評価できます。
参考企業の富士ミネラルウォーター株式会社は、殺菌工程、外部検査、製造サンプル保存、PFOS・PFOA検査結果まで公開しており、現行審査では「商品・サービスの安全」5/5点です。
親会社サイトとベトナム側情報を一致させてほしい|企業情報
日本の丸善食品工業株式会社は現在もマルゼンフーズベトナムを関連会社として掲載しています。
一方、ベトナム側には解散決議、操業停止、税務終了を示す資料があります。
関連会社として法人自体が残っているのであれば、
「生産停止済みだが清算中」
「製造は停止したが法人は存続」
「事業を別会社へ移管した」
など、現在の状態を明記してほしいところです。
取引先や求職者にとって、現在稼働している会社なのかどうかは最も基本的な情報です。
次のランクへ上がるための具体例
現在は0点・Gです。
Fランクは20点からなので、あと20点です。
仮に会社が事業を継続・再開する場合、例えば次の改善が必要です。
| 改善項目 | 現在 | 改善後の例 | 加点 |
|---|---|---|---|
| 賃金・利益の還元 | 0/10 | 4/10 | +4 |
| 労働時間・休息 | 0/10 | 4/10 | +4 |
| 雇用の安定・公平性 | 0/5 | 3/5 | +3 |
| 労働安全・健康 | 0/10 | 4/10 | +4 |
| 商品・サービス安全 | 0/5 | 3/5 | +3 |
| 生産・物流・調達の代替 | 0/5 | 2/5 | +2 |
| 合計 | 0点 | 20点 | +20 |
この条件を実際に満たせば、総合20点となりシビックランクFへ上がります。
ただし現在は通常操業を確認できないため、まず再稼働・清算・事業移管のどれなのかを明確にすることが先です。
マルゼンフーズベトナム株式会社は、ベトナムでアセロラなどの果汁原料を加工し、現地の農産物を食品原料へ変えて海外市場につなぐ役割を担ってきました。
しかし、現在の企業審査では「以前何をしていたか」だけで高く評価することはできません。
2024年の解散決議、2025年の操業停止、2026年の税務終了を示す情報がある一方、日本の親会社は現在も関連会社として掲載しています。
そして、工場を閉じる過程で最も重要な、働く人への補償、取引先への対応、代替生産、安全実績について十分な説明がありません。
そのため今回の最終評価は、
Safety:0/50
Innovation:0/25
Protection:0/25
総合:0/100
シビックランク:G
とします。
出典一覧
| 主な出典 | 情報ランク |
|---|---|
| 丸善食品工業株式会社 会社概要・沿革 | A |
| ベトナム環境行政サイト ミーフック3工業団地環境許可関連資料 | S |
| ベトナム企業登録・税務情報を再掲するThư Viện Pháp Luật | S相当情報の再掲 |
| MaSoThue 税務情報データ | 参考 |
| JETRO ベトナム工業団地資料 | S |
| JBIC「ベトナムの投資環境」 | S |
| ベトナム進出日系企業総覧 | B |
| Bluebook Vietnam | B |
| EMIS企業情報 | B |
シビックランクの基準
| ランク | 総合点 |
|---|---|
| S | 90~100点 |
| A | 80~89点 |
| B | 70~79点 |
| C | 60~69点 |
| D | 50~59点 |
| E | 40~49点 |
| F | 20~39点 |
| G | 0~19点 |
マルゼンフーズベトナム株式会社は0点のため、シビックランクGです。
情報ランクの基準
| 情報ランク | 基準 |
|---|---|
| S | 行政、公的機関、裁判所、規制当局、独立した第三者機関の調査・監査・検証・認証など、内容そのものに独立した裏づけがある情報 |
| A | 企業公式サイト、公式資料、採用情報、公式声明など、発信主体を確認できる公表情報 |
| B | 従業員・元従業員口コミ、一般SNS、匿名掲示板、第三者企業データなど、発信者や対象企業との関係を独立に確認しにくい情報 |
