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株式会社沖縄ファミリーマートを企業審査|シビックランクC・64点/100点|残業14時間・請求書処理70%削減と防災協定を評価、労災・サイバーKPIと女性管理職8.3%が課題

私たちは、企業の商品を購入したり、サービスを利用したりすることで、そこで働く人たちの未来を変えることができます。

働く人に十分な賃金を払い、休暇を確保し、安全な職場をつくり、人の負担を減らす企業の商品やサービスが選ばれれば、そうした企業により多くの売上が集まります。その結果、働く人を大切にする経営を続けやすくなります。

反対に、低賃金や長時間労働、安全上の問題を改善しない企業の商品やサービスが売れ続ければ、そうした働かせ方のままでも事業を続けることができます。

だからこの企業審査では、「私たちがお金を使うなら、どの企業を選ぶことが、そこで働く人にとってより良い社会につながるのか」という視点から企業を評価します。

なぜ企業を審査するのか?――このサイトの目的と、利用するメリット

今回審査する株式会社沖縄ファミリーマートは、総合64点、シビックランクCです。

株式会社沖縄ファミリーマートの特に強い点は、2024年度の月平均所定外労働時間14時間、年間休日120日、男性育休取得率71.4%という比較的良好な働き方に加え、AI-OCR導入で月間約700社分の請求書処理を1件約10分から2~3分へ短縮し、処理時間を約70%削減したことです。また、沖縄県との災害時物資供給協定を持ち、県内338店舗のネットワークを地域インフラとして活用できます。

そのため、この企業の商品を購入したりサービスを利用したりすれば、働く人の事務負担を減らしながら、災害時にも食料・飲料・日用品を届けられる地域密着型の小売インフラを支えることにつながる可能性が高まります。

一方で、改善点として、株式会社沖縄ファミリーマート単体の死亡・休業労災、度数率、強度率、メンタル休職率などの安全KPIが公表されていません。サイバー防衛でもMFA、EDR、訓練結果、重大インシデント件数、復旧時間などの単体実績は公開情報が不足しています。女性管理職比率も2024年度8.3%にとどまっています。

この記事では、株式会社沖縄ファミリーマートの強みと課題をさらに詳しく企業審査していきます。

目次

株式会社沖縄ファミリーマートの企業審査結果

沖縄ファミリーマートは、沖縄県内でファミリーマートを展開するエリアフランチャイズ会社です。2026年8月末時点で338店舗を展開し、2025年度売上高843億円、2026年5月時点の従業員数は203人です。株主構成は株式会社リウボウ51%、株式会社ファミリーマート49%です。

ここで注意したいのは、県内338店舗で働く人のすべてが沖縄ファミリーマート本体の従業員ではないことです。多くの店舗はフランチャイズ加盟店が運営しており、店舗スタッフは各加盟者が雇用しています。今回のSafety採点は原則として株式会社沖縄ファミリーマート自身の社員を対象にし、加盟店スタッフについては、本部が直接制度・支援を行っていることが確認できる場合だけ補助的に扱います。

評価軸点数
Safety31/50
Innovation19/25
Protection14/25
総合点64/100
シビックランクC

主な強み

働き方では、2024年度の平均勤続年数13年、月平均所定外労働時間14時間、平均有給休暇取得日数11日、男性育休取得率71.4%、女性育休取得率100%が公表されています。

DXでは、2024年12月にAI-OCRを使った請求書受取システムを導入し、約700社から届く請求書の処理時間を1件約10分から2~3分へ短縮しました。承認期間も3日から1日に短縮され、月間約1,000枚の紙を削減しています。

Protectionでは、沖縄県との災害時物資供給協定を持ち、食料・飲料・日用品の供給拠点として県内店舗網を活用できる点が強みです。

主な課題

最大の課題は、労災やメンタル不調の結果KPIが公開されていないことです。

公平性では、2024年度の女性管理職は48人中4人で8.3%です。男性育休71.4%は強い一方、男女賃金比率や職位別の賃金差は公表されていません。

商品安全では、2026年4月に沖縄ファミリーマートで販売された「野菜と食べる煮魚 いわし生姜煮」で賞味期限表示の誤記、2026年9月には石垣市内15店舗で販売された「ひとくちカットサラダチキン みそ焼き」で賞味期限表示欠落が発生しました。いずれも主因は仕入先側の表示工程ですが、販売網として店頭撤去・回収を確実に機能させる必要があります。

事業内容と人間への貢献

沖縄ファミリーマートは、コンビニエンスストアを通じて食品、飲料、日用品、公共料金支払い、チケット、ATM、宅配などを地域へ届けています。

沖縄本島だけでなく離島も含めて店舗網を持つことは、車を持たない人、夜間に買い物が必要な人、観光客、災害時に物資を必要とする人にとって生活インフラになります。

基本情報

項目内容
会社名株式会社沖縄ファミリーマート
本社沖縄県那覇市港町3丁目4番18号
設立1987年10月2日
資本金4,900万円
代表取締役社長糸数 剛一
売上高843億円(2025年度実績)
従業員数203人(2026年5月)
店舗数338店舗(2026年8月31日)
株主株式会社リウボウ51%、株式会社ファミリーマート49%
事業沖縄県内におけるファミリーマートのエリアフランチャイズ本部

沖縄の生活圏を店舗網で支える

338店舗という店舗網は、食品や日用品を長い営業時間で入手できる拠点を県内各地へ配置する仕組みです。

沖縄限定商品の開発も行っており、県内企業との取引や地域食材の販売を通じて、地域経済へ売上を戻す役割があります。

地域課題を商品・店舗へ組み込む

地域ド密着プロジェクトでは自治体や地元企業と共同で商品を開発し、収益の一部を子ども支援や首里城復興などへ活用しています。

フードドライブも拡大しており、2026年7月には西原町で3店舗、2026年10月には名護市で6店舗が新たに参加しました。

Safety|31/50

Safetyでは、沖縄ファミリーマート本体の社員が適切な賃金と休息を得られるか、育児・介護と仕事を両立できるか、店舗・オフィスで安全に働けるか、販売商品を安全に利用できるかを評価します。

残業14時間、年休120日、男性育休71.4%、福利厚生の広さは強みです。一方、労災・メンタル不調の単体KPI、男女賃金差、女性管理職比率には改善余地があります。

賃金・利益の還元|6/10

2026年卒採用では、大卒初任給23万5,000円、大学院卒24万7,100円、短大・専門卒22万4,000円です。昇給年1回、賞与年2回とされています。

Yahoo!しごとカタログの投稿者集計では、正社員の平均年収は448万円で、同サイトの沖縄県平均381万円を上回っています。ただし、これは口コミ・登録情報を基にした集計であり、会社公式の平均年収ではありません。

6/10点とした理由は、初任給と賞与制度が明確で、外部集計でも県内平均を上回る水準が示されているためです。

一方、会社単体の2025年度・2026年度賃上げ率、全社員平均給与、男女・職位別賃金、実質賃金の改善率は公表されていません。

全社員の平均賃上げ率を毎年公開し、物価上昇を上回る実質賃金改善が複数年続けば8/10点を検討できます。

労働時間・休息|8/10

2024年度の月平均所定外労働時間は14時間、平均有給休暇取得日数は11日です。採用要項では完全週休2日制、年間休日120日とされています。

転職会議の投稿者集計では残業24.3時間/月、有給消化率55%で、公式採用データより残業が長い傾向があります。

8/10点とした理由は、会社公表の14時間という残業水準が低く、年間休日120日も確保されているためです。

一方、部署・職種別残業、月45時間超の人数、有休取得率そのものは公表されていません。また、入社後の店舗研修では深夜帯を含むシフト勤務が発生する求人もあります。

全社有休取得率70%以上、月45時間超の従業員割合、深夜勤務者の健康管理結果まで公開できれば10/10点を検討できます。

雇用の安定・待遇の公平性|3/5

2024年度の男性育休は対象7人中5人で71.4%、女性は10人中10人で100%です。

一方、管理職に占める女性は48人中4人、8.3%です。

女性が育児休業を取得しやすい制度は確認できますが、管理職登用では男女差が残っています。男女賃金比率も公表されていません。

そのため3/5点です。

女性管理職比率20%以上、正規雇用の男女賃金比率90%前後、職位別の男女登用率を毎年公開できれば4/5点を検討できます。

福利厚生・育児・介護|5/5

社会保険、パレット共済、リウボウグループ共済、自己啓発手当、資格手当・奨励金、健康促進支援補助、企業型確定拠出年金、産前産後休暇、産後パパ育休、配偶者出産休暇、介護休暇などが確認できます。

スマートウォッチ購入補助やスポーツ大会参加費の補助など、健康促進策も具体的です。

男性育休71.4%、女性100%という利用実績も確認できるため5/5点です。

人権・ハラスメント・労使関係|3/5

2026年9月30日、沖縄ファミリーマートはカスタマーハラスメント方針を公表しました。

店舗で暴言・威圧・過剰要求を受ける従業員の心身を守ることを明確にした点は評価できます。

一方、社内ハラスメント相談件数、内部通報件数、認定件数、是正件数、再発率は公表されていません。公的求人では労働組合なしとされています。

そのため3/5点です。

カスハラだけでなく、社内ハラスメントと内部通報の件数・是正結果まで匿名化して公開し、重大事案が減少していることを確認できれば4~5点を検討できます。

労働安全・健康|2/10

沖縄ファミリーマート本体の社員は、本社業務、店舗開発、SV業務、商品・物流品質管理、店舗研修などを行います。

店舗勤務では深夜シフト、商品搬入、長時間の立ち仕事、自動車での店舗巡回などの安全リスクがあります。

しかし、株式会社沖縄ファミリーマート単体の死亡労災、休業労災、通勤・交通事故、転倒・腰痛、メンタル休職率、度数率・強度率を確認できる公開情報がありません。

公開情報がない点は課題です。採点上も減点対象です。

そのため2/10点です。

死亡事故0、休業労災件数、交通事故、メンタル休職率、度数率を毎年公開し、低い事故率を複数年維持できれば6~8点を検討できます。

商品・サービスの安全|4/5

2026年4月には、ホクガンが取り扱った「野菜と食べる煮魚 いわし生姜煮」で賞味期限の誤表示があり、沖縄ファミリーマートで販売された商品が回収対象になりました。納品数量は224パック、回収数量は23パックとされています。

2026年9月には、石垣市内15店舗で販売された「ひとくちカットサラダチキン みそ焼き」60パックについて、賞味期限ラベルの欠落が判明し回収・返金が実施されました。

いずれも表示工程の主因は仕入先側であり、沖縄ファミリーマート自身が誤表示を行ったとまでは確認できません。販売店舗で撤去・告知・返金に協力している点も評価できます。

一方、2026年に表示不備商品が複数回販売網へ入ったことは、仕入先の品質管理を含めた課題です。

そのため4/5点です。

仕入先監査、表示工程の二重確認、回収率、再発件数を公開し、同種事故0を複数年維持できれば5/5点を検討できます。

従業員・元従業員の口コミ

転職会議では103件の口コミが掲載され、投稿者集計で残業24.3時間/月、有給消化率55%です。

Yahoo!しごとカタログでは198件のクチコミがあり、正社員の平均年収は448万円と集計されています。

公式の月平均所定外労働14時間より口コミ集計の残業は長いため、部署・時期によって差がある可能性があります。

公式数値と口コミ集計の差を埋めるためにも、部署別・職種別の残業と有休取得率を会社自身が継続公開することが重要です。

SNS・匿名掲示板の確認結果

X、5ちゃんねる、爆サイなどで、社名と「残業」「給料」「パワハラ」「SV」「退職」「労災」などを組み合わせて確認しました。

今回、勤務時期・職種・雇用主体が明確で、株式会社沖縄ファミリーマート本体の採点を変更できるだけの投稿本文は確保していません。

加盟店スタッフの投稿は、本部社員とは雇用主が異なる場合があるため、法人単体の採点には流用しません。

Innovation|19/25

Innovationでは、店舗・本部の反復作業をデジタル化し、人が行っていた転記・紙回覧・承認待ちをどこまで減らしているかを評価します。

2026年には請求書処理で70%の作業時間削減を実現し、組織上も営業政策・DX推進課を新設しています。具体的な削減効果が確認できるため高く評価します。

作業負担・危険の削減|8/10

約700社の取引先から届く請求書は、以前は紙中心で、PDFで届いても印刷し、取引先コードを手書きし、5~6人で回覧・押印していました。

2024年12月にAI-OCRを導入した結果、1件約10分かかっていた処理が2~3分へ短縮し、約70%削減されました。承認期間も3日から1日へ短縮し、月間約1,000枚の紙を削減しています。

押印のためだけに出社する必要も減り、本社改装で社員が分散した時期でも業務を継続できました。

具体的な作業時間削減を確認できるため8/10点です。

満点としない理由は、経理部門以外の店舗・SV・物流品質業務で削減できた時間、歩行、重量物、夜間作業などの全社成果がまだ公開されていないためです。

商品・サービスの改善|4/5

2026年2月、那覇天久店へ沖縄県内のコンビニとして初めてテスラの急速充電設備3基を設置しました。

店舗を買い物だけでなくEV充電拠点として使えるようにしたことは、地域住民と観光客の移動利便性を高めます。

また、沖縄限定商品や自治体との地域ド密着商品を継続開発しています。

そのため4/5点です。

利用者の待ち時間、店舗作業時間、欠品率などのサービスKPIまで改善を確認できれば5/5点を検討できます。

改善成果の人間への還元|3/5

請求書処理では、1件10分から2~3分への短縮、押印出社の解消、月初業務の平準化という人への具体的な還元があります。

働き方全体でも月平均残業14時間、年間休日120日という結果があります。

一方、AI-OCR導入で削減した時間が、経理部門の残業を何時間減らしたのか、有休取得や人員余力へどれだけ返ったのかは公表されていません。

そのため3/5点です。

対象部署の残業を導入前後で20%以上削減した、休日・有休が増えた、人員削減ではなく高度業務へ配置転換した、といった結果を公開できれば4~5点を検討できます。

研究開発・現場改善の継続|4/5

2026年度の組織図では、営業本部に「営業政策・DX推進課」を新設しています。

請求書受取のAI-OCR導入に続き、2027年2月頃までに月間約200件のグループ間請求書発行も電子化し、その後は生成AIを含む業務効率化を進める方針です。

単発導入ではなく、組織と次期計画の双方があるため4/5点です。

5/5点を検討するには、複数年のDX案件数、削減時間、品質改善、従業員への還元を継続公開する必要があります。

自動化・AI導入後の雇用状況

AI-OCRは2024年12月に導入され、2026年も新卒・中途採用を継続しています。

2026年5月のマイナビ掲載では従業員203人です。今回の調査では、AI-OCRやDX導入を理由とする希望退職、大規模解雇、採用停止を示す公開情報は確認していません。

ただし、経理部門の導入前後人員、配置転換人数、退職率、採用数は公表されていません。

そのため、自動化によって雇用を削減せず維持したとまでは断定せず、現時点では大規模な雇用削減を示す公開情報はないと評価します。

Protection|14/25

Protectionでは、台風、地震、停電、物流停止、サイバー攻撃が起きても、県民へ食品・飲料・日用品を届け続けられるかを評価します。

沖縄県との正式な物資供給協定、338店舗のネットワーク、全国ファミリーマート網との接続は強みです。一方、沖縄ファミリーマート単体のBCP訓練結果、物流センター代替、サイバー防御・復旧KPIは不足しています。

災害への備え・訓練|3/5

沖縄県の地域防災計画には、2010年9月7日締結の「災害時における物資の供給に関する協定」の締結先として、沖縄ファミリーマート、ファミリーマート、ローソン沖縄、ローソンが記載されています。

災害時には、おむすび、弁当、缶詰、飲料水、タオル、紙おむつ、懐中電灯、乾電池などの調達可能な物資を供給する仕組みです。

例えば台風で長時間停電し、地域のスーパーが閉店した場合でも、協定に基づいてコンビニ網から調達可能な物資を行政支援へ回せる経路があります。

正式な協定と供給対象が確認できるため3/5点です。

一方、株式会社沖縄ファミリーマート単体の実地訓練回数、安否確認時間、停電訓練、店舗再開時間は公開されていないため4~5点とはしません。

生産・物流・調達の代替|3/5

県内338店舗が分散しているため、一部店舗が停止しても全県の供給網が同時に止まりにくい構造です。

株式会社ファミリーマートとのエリアフランチャイズ関係により、全国チェーンの商品・システム・調達基盤にも接続しています。

一方、沖縄特有の海上・航空物流停止を想定した代替物流センター、複数港の利用、主要商品の安全在庫日数、物流拠点停止時の切替時間は公表されていません。

そのため3/5点です。

サイバー防衛・情報保護|1/5

ファミリーマートの個人情報保護方針では、国内エリアフランチャイザーとして沖縄ファミリーマートが共同利用者に含まれています。

しかし、株式会社沖縄ファミリーマート単体のMFA、EDR、SOC、標的型メール訓練、店舗ネットワーク分離、重大インシデント件数、ランサムウェア復旧訓練結果は公表されていません。

公開情報がない点は課題です。採点上も減点対象です。

最低限の管理枠組みは確認できるため1/5点ですが、技術・訓練・結果を確認できなければ高得点にはできません。

供給継続・復旧能力|3/5

県内338店舗の分散配置、沖縄県との災害物資供給協定、全国ファミリーマートの調達基盤に接続していることは、供給継続上の強みです。

一方、沖縄ファミリーマート単体で物流センター停止時に何時間で代替へ切り替えるか、POS・発注・決済システムのRTO・RPO、停電時の店舗営業継続時間などは公表されていません。

そのため3/5点です。

実地訓練で代替物流・システム復元を目標時間内に完了した結果を公開できれば4~5点を検討できます。

危機時の市民への対応|4/5

沖縄県との物資供給協定に加え、「こども110番の家」への協力、災害募金、フードドライブなど、店舗を地域支援拠点として使う活動があります。

2026年10月には名護市内6店舗でもフードドライブを開始し、家庭で余った未開封食品を集め、食料を必要とする人へ届ける仕組みを広げています。

平時から地域の支援ネットワークを店舗へ組み込んでいる点を評価し4/5点です。

実災害時に何店舗が開店し、何人へ何食・何本を供給したかという定量実績を継続公開できれば5/5点を検討できます。

良いニュース・最近の前向きな動き

2026年の沖縄ファミリーマートでは、AI-OCRによる事務負担削減、カスタマーハラスメント方針、フードドライブ拡大、EV急速充電設備など、人の負担・地域支援・生活インフラを具体的に改善する動きが続いています。

商品やサービスを利用することで、こうした改善へ売上を集めることにつながります。

2026年10月|名護市6店舗でフードドライブ開始(Protection)

2026年10月5日から、名護市内6店舗でフードドライブを開始しました。

家庭で余っている未開封食品を店舗で集め、食品ロス削減と食料支援を同時に行う仕組みです。

店舗が「買う場所」から「地域で食品を循環させる場所」へ役割を広げている点を評価できます。

2026年9月|カスタマーハラスメント方針を公表(Safety)

2026年9月30日、従業員の尊厳と心身の健康を守るため、カスタマーハラスメントへの方針を公表しました。

コンビニは幅広い客と接するため、暴言・威圧・過剰要求から従業員を守る方針を本部が明示することは重要です。

2026年5月|請求書処理を約70%削減(Innovation)

月間約700社分の請求書をAI-OCRでデータ化し、1件約10分から2~3分へ短縮しました。

承認期間も3日から1日になり、月間約1,000枚の紙も削減しています。

「DXを導入した」というだけでなく、何分減ったかまで結果を示している点は高く評価できます。

2026年2月|那覇天久店へテスラ急速充電器3基(Innovation)

沖縄県内のコンビニとして初めて、那覇天久店へテスラ・スーパーチャージャー3基を設置しました。

観光客や地域住民が買い物中に急速充電できるため、店舗の生活インフラ機能を広げる取り組みです。

悪いニュース・問題となった動き

2026年には、沖縄ファミリーマートの販売網で仕入先起因の食品表示ミスが複数発生しました。

本部自身の製造ミスとは区別する必要がありますが、消費者に届く最終販売網として、仕入先監査と店頭撤去の精度を高める必要があります。また、労災・サイバー結果の非公表は、問題がないことを確認できないという意味で継続的な課題です。

2026年9月|サラダチキン60パックで賞味期限表示欠落(Safety)

石垣市内15店舗に納品された「ひとくちカットサラダチキン みそ焼き」の一部で、賞味期限ラベルが貼られていませんでした。対象は60パックです。

仕入先のホクガンが回収・返金を行い、沖縄ファミリーマート加盟店が店頭告知に協力しました。

食品表示法上必要な賞味期限がない商品が販売されたため、仕入先工程を含むチェック体制の改善が必要です。

2026年4月|いわし生姜煮で賞味期限誤表示・期限切れ(Safety)

「野菜と食べる煮魚 いわし生姜煮」では、正しくは2026年1月22日だった賞味期限を2026年5月5日と誤印字した商品が沖縄ファミリーマートへ納品されました。

納品数量は224パック、回収数量は23パックとされ、健康被害の報告はありませんでした。

仕入先起因であっても、同じ販売網で表示事故が続いたことは品質管理上の改善点です。

2026年時点|労災・サイバーKPIが非公表(Safety・Protection)

会社単体の死亡・休業労災、交通事故、メンタル休職率、度数率・強度率が公表されていません。

サイバーについても、MFA・EDR、訓練結果、重大事故件数、RTO・RPO、復旧時間の公開情報がありません。

公開情報がない点は課題です。採点上も減点対象です。

総合評価と、これから改善してほしいこと

株式会社沖縄ファミリーマートは現在64点・シビックランクCです。

次のBランクは70点からなので、あと6点必要です。

請求書DX、残業14時間、育休、防災協定という強みはすでにあります。次に必要なのは、労災とサイバーを「対策しています」ではなく、事故件数・訓練結果・復旧時間として公開することです。

労災・メンタルKPIを公開してほしい|労働安全・健康:2→6/10

現在の「労働安全・健康」は2/10点です。

株式会社沖縄ファミリーマートが、

・死亡労災件数
・休業労災件数
・店舗巡回中の交通事故件数
・転倒・腰痛件数
・メンタル長期休職率
・度数率・強度率
・再発防止策

を毎年公開し、死亡・重篤事故0、低い事故率を複数年継続できれば2→6/10点を検討できます。

加点は+4点です。

64点+4点=68点で、CランクのままですがBまであと2点になります。

参考企業はKDDI株式会社です。当サイトの現行審査では、2025年度単体の労災1件、死亡0、重篤工事事故0、度数率0.05、強度率0.00382まで公開し、「労働安全・健康」8/10点です。

サイバー防御と復旧訓練を公開してほしい|サイバー防衛・情報保護:1→3/5

現在の「サイバー防衛・情報保護」は1/5点です。

株式会社沖縄ファミリーマートが、

・MFA適用率
・EDR導入範囲
・標的型メール訓練
・重大サイバー事故件数
・店舗・本部ネットワークの分離
・バックアップ復元訓練
・POS・発注・会計システムのRTO・RPO
・実測復旧時間

を公開し、毎年の訓練と低い事故水準を確認できれば1→3/5点を検討できます。

+2点となり、

64点+4点+2点=70点

でシビックランクBへ到達します。

参考企業は株式会社ミツウロコグループホールディングスです。当サイトの現行審査では、契約社員・協力会社を含む年1回のセキュリティ教育と抜き打ち標的型メール訓練、グループ共通のセキュリティ基準を確認し、「サイバー防衛・情報保護」4/5点です。

女性管理職と男女賃金差を改善してほしい|雇用の安定・待遇の公平性:3→4/5

現在の「雇用の安定・待遇の公平性」は3/5点です。

2024年度の女性管理職は48人中4人、8.3%です。

女性管理職比率を20%以上へ引き上げ、正規雇用の男女賃金比率を90%前後まで改善し、職位別・職種別の賃金差要因まで公開できれば3→4/5点を検討できます。

+1点で総合65点です。

参考企業は株式会社ミツウロコグループホールディングスです。当サイトの現行審査では、女性管理職47.4%、正規雇用の男女賃金比率91.5%を確認し、「雇用の安定・待遇の公平性」4/5点です。

AI-OCRで削減した時間を残業・有休へ返してほしい|改善成果の人間への還元:3→4/5

現在の「改善成果の人間への還元」は3/5点です。

AI-OCRで1件10分から2~3分へ削減した結果を、経理部門の残業、有休、担当人数、配置転換へ結びつけて公開してください。

例えば導入部署の残業を20%以上減らし、有休取得を増やし、削減した人員を解雇せず企画・分析などの高度業務へ移したことが確認できれば3→4/5点を検討できます。

+1点です。

DXの価値は、処理時間が減っただけでなく、その時間が働く人の自由時間やより価値の高い仕事へ戻ったときに最大化します。

次のランクへ上がるための具体例

現在64点・Cで、Bランクは70点からです。あと6点必要です。

・労働安全・健康:2→6/10
死亡・休業労災、交通事故、メンタル休職率、度数率を公開し、重大事故0を継続
→+4点

・サイバー防衛・情報保護:1→3/5
MFA・EDR、標的型メール訓練、復元訓練、RTO・RPOを公開
→+2点

この2項目を実現すれば、

64点+4点+2点=70点

となり、シビックランクBへ到達します。

さらに女性管理職比率と男女賃金差を改善し、AI-OCRで減らした時間を残業・有休へ返せれば、Bランクの中でもさらに上を目指せます。

沖縄ファミリーマートは、県内338店舗という地域インフラと、具体的なDX成果を持つ企業です。次に必要なのは、便利さと効率化に加えて、「事故をどれだけ防げたか」「サイバー攻撃から何時間で復旧できるか」「女性も同じように管理職へ進めるか」を結果で示すことです。

最終評価は、

Safety:31/50
Innovation:19/25
Protection:14/25
総合:64/100
シビックランク:C

とします。

出典一覧

1.株式会社沖縄ファミリーマート「企業情報・採用情報」【情報ランクA】

2.マイナビ2028「株式会社沖縄ファミリーマート 会社概要・働き方データ」【情報ランクA相当】

3.株式会社ファミリーマート「店舗数」2026年8月31日現在【情報ランクA】

4.厚生労働省 ハローワークインターネットサービス「株式会社沖縄ファミリーマート 大卒等求人票」【情報ランクS】

5.株式会社沖縄ファミリーマート「新卒採用サイト・福利厚生・キャリア」【情報ランクA】

6.株式会社インフォマート「沖縄ファミリーマート、月間約700社の請求書をデータ化し、処理時間を70%削減」2026年5月21日【情報ランクA】

7.沖縄県「沖縄県、株式会社沖縄ファミリーマート及び株式会社ファミリーマートとの包括連携協定」【情報ランクS】

8.沖縄県地域防災計画「災害時における物資の供給に関する協定」【情報ランクS】

9.株式会社ファミリーマート「自治体との連携・災害時物資供給協定」【情報ランクA】

10.株式会社沖縄ファミリーマート「カスタマーハラスメントに対する方針」2026年9月30日【情報ランクA】

11.株式会社沖縄ファミリーマート「名護市でファミマフードドライブスタート」2026年10月2日【情報ランクA】

12.株式会社沖縄ファミリーマート「西原町でファミマフードドライブ」2026年7月21日【情報ランクA】

13.株式会社沖縄ファミリーマート「那覇天久店テスラ・スーパーチャージャー設置」2026年2月27日【情報ランクA】

14.消費者庁リコール情報「ひとくちカットサラダチキン みそ焼き」【情報ランクS】

15.厚生労働省食品リコール情報等を基にした「野菜と食べる煮魚 いわし生姜煮」自主回収情報【情報ランクS~A】

16.転職会議「株式会社沖縄ファミリーマート 社員口コミ」【情報ランクB】

17.Yahoo!しごとカタログ「株式会社沖縄ファミリーマート 社員クチコミ・年収」【情報ランクB】

18.沖縄労働局「うちなー健康経営宣言事業場一覧」【情報ランクS】

19.株式会社ファミリーマート「個人情報保護方針」【情報ランクA】

20.シビックギルド「KDDI株式会社を企業審査」【比較資料】

21.シビックギルド「株式会社ミツウロコグループホールディングスを企業審査」【比較資料】

シビックランクの基準

ランク総合点
S90~100点
A80~89点
B70~79点
C60~69点
D50~59点
E40~49点
F20~39点
G0~19点

株式会社沖縄ファミリーマートは64点のため、シビックランクCです。

情報ランクの基準

情報ランク基準
S行政、公的機関、裁判所、規制当局、独立第三者機関の調査・監査・検証・認証など、内容そのものに独立した裏づけがある情報
A企業公式資料、採用情報、公式声明・SNS、氏名・役職・立場が確認できる記名取材や公表発言など、発信主体を確認できる情報
B従業員・元従業員口コミ、一般SNS、匿名掲示板など、発信者の身元や対象企業との関係を独立に確認しにくい情報

Drive正本も同じ 64点・シビックランクC で同期しています。

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