私たちは、企業の商品を購入したり、サービスを利用したりすることで、そこで働く人たちの未来を変えることができます。
働く人に十分な賃金を払い、休暇を確保し、安全な職場をつくり、人の負担を減らす企業の商品やサービスが選ばれれば、そうした企業により多くの売上が集まります。その結果、働く人を大切にする経営を続けやすくなります。
反対に、低賃金や長時間労働、安全上の問題を改善しない企業の商品やサービスが売れ続ければ、そうした働かせ方のままでも事業を続けることができます。
だからこの企業審査では、「私たちがお金を使うなら、どの企業を選ぶことが、そこで働く人にとってより良い社会につながるのか」という視点から企業を評価します。
なぜ企業を審査するのか?――このサイトの目的と、利用するメリット
今回審査する株式会社堀口園は、総合55点、シビックランクDです。
株式会社堀口園の特に強い点は、勤怠管理のDXによって会社全体で年間1,476時間の作業を削減しながら、FSSC22000、トレーサビリティ、残留農薬検査などで茶の安全性を高めていることです。そのため、この企業の商品を購入したりサービスを利用したりすれば、人の事務負担を減らしながら、安全性を確認できる茶を安定して届ける社会につながる可能性が高まります。
一方で、改善点として年間休日94~97日が同規模企業の平均を大きく下回り、労災結果、BCP、サイバー対策、男女の待遇差など重要な結果情報の公開が不足していることが残ります。
この記事では、株式会社堀口園の強みと課題をさらに詳しく企業審査していきます。
株式会社堀口園の企業審査結果
評価対象は、鹿児島県志布志市に本社を置く株式会社堀口園、法人番号8340001015071です。1986年に「お茶の堀口園」として個人創業し、1987年に有限会社、1999年に株式会社へ改組しました。2026年3月時点の鹿児島県資料では従業員49人、年商48億円、資本金1,000万円です。Gビズインフォでは社会保険被保険者50人が確認できます。[出典1・2・3]
なお、志布志市には別法人の鹿児島堀口製茶有限会社があり、スマート農業や5Gを使った実証で知られています。本審査では、別法人の自動化・労働実績を株式会社堀口園の加点根拠に混ぜていません。株式会社堀口園自身で確認できるDX、工場、茶園、品質管理、雇用実績だけを採点しています。
| 評価軸 | 得点 | 主な評価 |
|---|---|---|
| Safety | 26/50 | 前年実績6%昇給、賞与4か月の事務求人、育休取得実績、FSSC22000・残留農薬検査を評価。年休94~97日、労災・男女待遇・ハラスメント結果の開示不足が課題 |
| Innovation | 21/25 | 勤怠DXで年間1,476時間削減、日報削減・柔軟勤務、品質分析、新粉砕工場計画を評価。削減時間が残業・休日・賃金へどこまで返ったかは未公表 |
| Protection | 8/25 | 複数冷蔵倉庫、契約農家、志布志港の海上輸送網を評価。BCP訓練、サイバー対策、復旧時間、代替生産の結果開示が不足 |
| 総合 | 55/100 | シビックランクD |
最大の強みは、業務改善を具体的な削減時間まで示していることです。鹿児島県のDX支援事例では、勤怠管理をクラウド化し、本社と松山工場、圃場・工場勤務者の打刻、有給申請をデジタル化した結果、会社全体で年間1,476時間の作業を削減したと公表されています。打刻忘れの修正、日報記入、有給申請の負担が減り、場所を選ばない働き方も可能になりました。[出典11・12]
一方、働く時間には明確な課題があります。2026年の事務求人は年間休日97日、現在掲載されている製造求人は94日です。厚生労働省の2025年就労条件総合調査では、30~99人企業の1企業平均年間休日は111.2日で、堀口園の94~97日は約14~17日少ない水準です。[出典7・8・15]
事業内容と人間への貢献
株式会社堀口園は、鹿児島県志布志市を拠点に、茶の仕入れ、荒茶加工、碾茶製造、仕上茶製造、茶園管理、抹茶・粉末茶加工、ティーバッグ等の委託加工、小売を行っています。大手飲料メーカーへ原料茶葉を安定供給し、自社で約20ヘクタールの茶園も管理しています。[出典1・2]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社堀口園 |
| 法人番号 | 8340001015071 |
| 本社 | 鹿児島県志布志市有明町野神3451-8 |
| 代表取締役 | 堀口 将吾 |
| 創業 | 1986年4月 |
| 法人化 | 1987年3月、1999年1月に株式会社化 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 年商 | 48億円、2025年2月期 |
| 従業員 | 49人、2026年3月時点 |
| 主な事業 | 茶の仕入販売、荒茶加工、碾茶・仕上茶製造、茶園管理、委託加工、小売 |
| 自社管理茶園 | 約20ヘクタール |
| 主な認証 | FSSC22000、有機JAS、ASIAGAP、レインフォレスト・アライアンス |
同社は契約生産者から茶を直接仕入れ、品質ごとにブレンドし、真空包装して冷蔵保管します。全商品について、どの茶園で栽培され、どの農薬を使ったかまで記録し、仕入れた茶はその日のうちに約5℃の専用冷蔵倉庫へ移します。[出典4・5]
この仕事が人間に貢献する点は、農家が作った茶を安定した品質で飲料メーカーや消費者へ届けることです。生産者ごと、収穫時期ごとに品質が異なる農産物を検査・分析・ブレンドし、冷蔵保管することで、飲料メーカーは一年を通して一定品質の茶を調達しやすくなります。生産者側にとっても、契約取引と品質フィードバックを通じて販売先を確保しやすくなります。
2026年3月には志布志市・鹿児島県と新たな粉砕工場「SGP」の立地協定を締結しました。約19億円を投資し、年間800トン規模の抹茶粉砕能力を想定し、5人の新規雇用を計画しています。茶園管理から碾茶製造、粉砕、殺菌、袋詰めまで自社でつなぐことで、加工待ちを減らし、販売先への納期短縮と品質維持を狙う計画です。操業は2027年春の予定です。[出典2・6]
Safety
Safetyでは、働く人の賃金、休息、公平性、福利厚生、人権、安全と、消費者へ届ける茶そのものの安全性を確認しました。堀口園は賃上げ、育児支援、時間単位有休、食品安全で具体的な強みがあります。一方、年間休日が同規模企業の平均を大きく下回り、労災や男女待遇など重要な結果情報が十分公開されていないため、Safetyは26/50点にとどまります。
賃金・利益の還元:6/10
2026年1月掲載の事務職求人では、基本給月20万~25万円、予定年収360万~450万円、昇給年1回で前年実績6%、賞与年2回で4か月分とされています。残業手当は別途支給です。[出典7]
製造職の現在の求人では月給18万~37万円、賞与年2回に加え、ここ数年は業績に応じて2月に決算手当を支給したとしています。[出典8]
6%の昇給実績や賞与・決算手当は、利益を働く人へ返す仕組みとして評価できます。基本給が上がれば、残業を増やさなくても生活費を賄いやすくなります。
一方、株式会社堀口園単体の平均年間給与、給与中央値、全社員の賃上げ率、非正規を含む雇用区分別賃金、利益に対する人件費還元率は公表されていません。求人の給与だけでは全社員への還元を判断できないため6/10点です。全社員の平均・中央値、毎年のベースアップ率、雇用区分別賃金を公表し、実質賃金の継続上昇が確認できれば8点以上を検討できます。
労働時間・休息:4/10
2026年の事務求人では8時~17時、所定労働7時間30分、休憩90分、月平均残業約20時間、年間休日97日です。繁忙期の4月からお盆までは原則日曜のみ、9月は土日祝、10月から11月前半は日曜のみ、11月後半から3月は土日祝休みという季節型の休日体系です。[出典7]
現在の製造求人では年間休日94日です。別の地域就職情報では月平均所定外労働21時間、有給休暇消化日数8.7日と掲載されています。[出典8・9]
厚生労働省の2025年就労条件総合調査では、30~99人企業の平均年間休日は111.2日、全企業平均は112.4日です。労働者1人あたりの有給取得日数は平均12.1日です。堀口園の年間休日94~97日は同規模平均より約14~17日少なく、有給8.7日も全国平均より3.4日少ない水準です。[出典15]
時間単位で有給休暇を取得できる制度は、通院や家族対応など短時間の用事で丸一日休まずに済む点で有用です。しかし休日数そのものが少なく、残業も月20~21時間あるため4/10点です。年間休日110日以上、有給取得12日以上または取得率70%以上、月平均残業15時間以下を複数年確認できれば6点以上を検討できます。
雇用の安定・待遇の公平性:3/5
従業員数は、鹿児島県資料で2020年11月24人、DX支援事例の時点で35人、2025年のハローワーク求人で41人、地域就職情報で48人、2026年3月には49人へ増えています。Gビズインフォでは社会保険被保険者50人が確認できます。さらに新粉砕工場で5人の新規雇用を計画しています。[出典2・3・9・10・11]
DXで年間1,476時間を削減した後も人員数が増え、採用も続いているため、少なくとも公開情報上は省人化を理由とする大規模な人員削減にはつながっていません。雇用を拡大しながら効率化している点は評価できます。
一方、女性従業員は地域就職情報で48人中15人と確認できますが、女性管理職比率、男女賃金比率、正規・非正規の待遇差、離職率、障がい者雇用率は公表されていません。公平性を結果で十分検証できないため3/5点です。男女賃金比率85~90%以上、女性管理職比率20%以上などを公開し、雇用区分による不合理な差が小さいことを確認できれば4~5点を検討できます。
福利厚生・育児・介護:4/5
製造職求人では、社会保険に加えて会社負担の傷害保険、時間単位有休、フォークリフトや大型免許など業務上必要な資格取得費用の会社負担を確認できます。ハローワーク求人には育児休業取得実績ありと掲載されています。事務職では家庭事情を考慮した週1日程度の在宅勤務も相談可能です。退職金制度、再雇用制度もあります。[出典7・8・10]
地域就職情報では社員向けの福利厚生として制服、社員旅行、社内レクリエーション、退職金、傷害保険等が掲載されています。2026年9月には鹿児島県の「イクボス」宣言企業にも登録されました。イクボスは、部下の仕事と生活の両立を支援しながら組織成果も上げる管理職・経営者の考え方を宣言する制度です。[出典9・14]
制度の幅と育休取得実績を評価して4/5点です。一方、男性・女性別の育休取得率、復職率、介護休業取得率、在宅勤務利用率は公表されていません。これらを毎年公開し、男女とも高い利用率と復職率を確認できれば5点を検討できます。
人権・ハラスメント・労使関係:2/5
2026年9月のイクボス宣言は、働く人の生活とキャリアを経営側が支える意思を外部へ示した点で評価できます。また2023年のパートナーシップ構築宣言では、取引先へ適正なコスト負担を伴わない短納期発注や急な仕様変更を行わないこと、災害時に下請事業者へ一方的な負担を押し付けないことを明記しています。[出典13・14]
これは従業員や取引先を一方的に犠牲にしない考え方につながります。
一方、対象法人単体のハラスメント防止規程、社内・社外相談窓口、内部通報制度、相談件数、認定・是正件数、労働組合または従業員代表との協議実績は公表されていません。重要情報の公開不足は採点上の弱点であるため2/5点です。独立した相談窓口と相談・是正結果、従業員サーベイを継続公開できれば3~4点以上を検討できます。
労働安全・健康:2/10
製造職では茶のブレンド、製茶、冷蔵倉庫への運搬、製品の入出庫などを行い、フォークリフトや大型車両を扱う可能性があります。会社は必要な資格取得費用を負担し、全社員を会社負担の傷害保険へ加入させています。事務職求人は屋内全面禁煙です。[出典7・8]
資格取得支援は、無資格のまま危険な機械・車両を扱うことを防ぎやすくし、傷害保険は事故後の経済的負担を補う仕組みになります。
しかし、対象法人単体の死亡労災件数、休業災害件数、度数率、強度率、フォークリフト事故、転倒・腰痛、熱中症、健康診断受診率、ストレスチェック結果は公表されていません。製造・農業・倉庫作業を行う会社にとって重要な情報が公開されていない点は課題であり、採点上も大きな減点対象です。
最低限の予防・補償策を評価して2/10点です。死亡0、休業災害件数、度数率、事故原因と再発防止を毎年公開し、低い事故率を複数年維持できれば4~6点以上を検討できます。
商品・サービスの安全:5/5
堀口園はFSSC22000を取得し、生産者とは法律で認められた農薬・肥料のみを使うことなどを定めた「荒茶安全誓約書」を取り交わしています。全商品について茶園、栽培管理、農薬使用履歴を追えるトレーサビリティを構築しています。[出典4]
品質管理室ではGC/MS/MSを使った残留農薬検査、微生物検査、成分分析を自社で実施します。工場ではエアシャワー、手洗い・身だしなみ管理、異物除去機を使い、粉末・スティック加工では金属検出器も使用しています。[出典4・5・16]
残留農薬は食品衛生法のポジティブリスト制度で基準が設定され、基準を超える食品は流通できません。堀口園は原料・半製品を自社分析し、異物・微生物も別工程で確認しているため、農場から製品まで複数段階で危険を減らしています。
国際食品安全認証、履歴管理、化学分析、微生物検査、異物・金属対策を組み合わせているため5/5点です。
従業員・元従業員の口コミ
転職会議、Indeed、OpenWork、エンゲージ会社の評判を対象法人名で個別に検索しましたが、株式会社堀口園の現役・元従業員による本文まで確認できる有用な口コミは取得できませんでした。
口コミが見つからないことを働きやすさの証明には使いません。そのため、この項目自体を加点材料にはしていません。
一方、地域就職情報「ハピワク鹿児島」には、会社提供・取材情報として月平均所定外労働21時間、有給休暇消化日数8.7日、平均勤続年数8.7年、従業員48人という職場データが掲載されています。これは匿名口コミではないため、労働時間や雇用の採点では補助的な公開データとして扱っています。[出典9]
SNS・匿名掲示板の確認結果
Xで「株式会社堀口園」と残業、給料、休日、退職、パワハラ、働きやすい等を組み合わせて検索しましたが、対象法人との雇用関係と具体的な勤務経験を結び付けられる有用な投稿は見つかりませんでした。
5ちゃんねると爆サイも別に検索しましたが、表示された結果は同名人物や他業種の投稿など対象法人と無関係な内容でした。対象法人の実態を示す根拠として使える投稿はありません。
Innovation
Innovationでは、技術を入れた事実ではなく、人がしていた作業を何時間減らし、その後の雇用や働き方がどう変わったかを重視します。堀口園は勤怠DXで年間1,476時間削減という明確な成果があり、その後も従業員数が増えています。商品・品質改善も継続しているためInnovationは高得点です。一方、削減時間が年間休日や残業・賃金へ直接どこまで返ったかはまだ十分公開されていません。
作業負担・危険の削減:8/10
鹿児島県のDX支援事例では、本社と松山工場で複雑化していた勤怠管理をクラウド化し、圃場・工場勤務者が現場からWeb打刻できるようにしました。有給申請もPC・スマートフォンから行えるようにしています。[出典11・12]
その結果、タイムカード集計、打刻修正、日報記入などの作業が会社全体で年間1,476時間削減されました。全従業員の勤怠をリアルタイムで把握できるため、打刻忘れを早く修正し、実際の労働時間を正確に反映しやすくなっています。
「DXを導入した」という説明ではなく年間削減時間まで測定しているため8/10点です。一方、製茶、運搬、入出庫、農作業など身体負担の大きい現場作業について、重量・歩行距離・必要人数・事故率をどれだけ減らしたかは公表されていません。現場の身体負担まで定量化できれば10点を検討できます。
商品・サービスの改善:5/5
2019年にGC/MS/MSを導入し、残留農薬を自社で分析できるようにしました。微生物、成分、味覚センサーなどの分析も行い、検査結果を生産者・製造現場へ返しています。[出典4・5]
2026年には約19億円を投じる粉砕工場SGPを計画し、年間800トンの粉砕能力を想定しています。これまで地域で不足していた抹茶粉砕能力を自社へ取り込み、加工待ち、加工賃、納期を減らし、必要な時点で粉砕して品質を保つ狙いがあります。[出典2・6]
品質検査と製造工程の両方を継続的に改善しているため5/5点です。
改善成果の人間への還元:3/5
勤怠DXによって日報記入やタイムカード集計の時間が減り、圃場や工場から直接打刻でき、有給申請もスマートフォンから行えるようになりました。DX支援事例では「場所を選ばないフレキシブルな働き方が可能になった」と効果が示されています。[出典11]
また、DX事例時点の従業員35人から2026年3月49人へ増えており、効率化後に人員を大きく削減した形にはなっていません。新工場でも5人の新規雇用を計画しています。[出典2・11]
一方、年間1,476時間を削減した後、社員1人あたりの残業が何時間減ったのか、年間休日が増えたのか、賃金・賞与へどれだけ還元されたのかは公表されていません。現在も年間休日94~97日であることを踏まえ、3/5点です。DX前後の残業、休日、賃金、配置転換を同じ時系列で示し、削減時間が人の自由時間や収入へ返ったと確認できれば4~5点を検討できます。
研究開発・現場改善の継続:5/5
堀口園は2005年の品質管理規格、2018年のFSSC22000、2019年のGC/MS/MS、ASIAGAP、2022年のレインフォレスト・アライアンス、2023年度のDX表彰、2026年の新粉砕工場計画と、設備・品質・業務改善を継続しています。[出典1・11・12]
中小企業庁の2023年度「はばたく中小企業・小規模事業者300社」ではDX分野に選定されています。外部の公的選定も受けながら改善を継続しているため5/5点です。[出典12]
自動化・AI導入後の雇用状況
勤怠DXの支援事例では従業員35人でした。その後、2025年のハローワーク求人では41人、地域就職情報では48人、2026年3月の鹿児島県資料では49人、Gビズインフォの社会保険被保険者は50人です。集計時点と定義は異なりますが、DX後に大規模な人員減少が起きた形ではありません。[出典2・3・9・10・11]
2026年にも事務・製造の正社員募集が確認でき、2027年春予定の新工場では5人を新規雇用する計画です。DX導入を直接理由とする希望退職、大規模人員整理、採用停止を示す公表情報も見つかっていません。
一方、勤怠管理担当者の必要人数、DX後の配置転換、非正規契約の増減、離職率は公表されていません。今後は「人数が増えた」だけでなく、削減された事務時間をどの仕事へ移したかまで公開すると、人間への還元をさらに検証できます。
Protection
Protectionでは、台風、豪雨、地震、冷蔵設備故障、茶葉不足、サイバー攻撃が起きても、原料茶と製品を届け続けられるかを確認します。堀口園は複数の冷蔵倉庫、契約農家、自社茶園、志布志港の海上輸送網を持つため一定の供給力があります。一方、BCP訓練、サイバー防御、代替生産、復旧時間の公開は弱く、Protectionは8/25点です。
災害への備え・訓練:1/5
2023年のパートナーシップ構築宣言では、災害時に下請事業者へ一方的な負担を押し付けず、事業再開時にもできる限り取引関係を継続すると宣言しています。[出典13]
例えば台風や豪雨で契約農家が被害を受けた場合、急なコストや短納期を一方的に押し付けず取引継続に配慮すれば、生産者が復旧しやすくなります。
ただし、株式会社堀口園単体のBCP、避難訓練、安否確認訓練、非常用電源、非常食・水の備蓄、冷蔵庫停止を想定した訓練結果は公表されていません。重要な備えの実績が公開されていないため1/5点です。年1回以上の実地訓練、非常電源時間、避難・復旧結果を公開できれば3点以上を検討できます。
生産・物流・調達の代替:3/5
堀口園は契約生産者と直接取引し、自社でも約20ヘクタールの茶園を管理しています。1996年以降、複数の冷蔵倉庫を増設し、2021年には宇都山3号冷蔵倉庫も稼働しました。全国配送にはフェリーさんふらわあなど志布志港の海上輸送網を利用しています。[出典1・2・17]
例えば一つの冷蔵倉庫で設備障害が起きた場合、複数倉庫があれば在庫を分散できる余地があります。道路輸送が混雑する場合も、港の海上輸送網を使えることは配送手段の選択肢になります。
一方、主要工場・冷蔵庫は志布志市周辺に集中しており、大規模災害で地域全体が被災した場合の県外代替工場、代替保管拠点、代替輸送契約、切替時間は公表されていません。そのため3/5点です。地域外の代替拠点と実地切替訓練まで確認できれば4~5点を検討できます。
サイバー防衛・情報保護:1/5
公式プライバシーポリシーでは、個人情報保護管理責任者を置き、漏えい・滅失・毀損を防ぐための管理を行うこと、ウェブ送信時にSSL暗号化を使うことを明記しています。[出典18]
これは顧客情報を平文で送信するリスクを下げる最低限の対策になります。
一方、EDR、SOC・CSIRT、多要素認証、標的型メール訓練、脆弱性診断、バックアップ、ランサムウェア復旧訓練、重大インシデント件数は公表されていません。勤怠や在庫をクラウド化しているため、システム障害や不正アクセスへの備えは重要です。公開情報が限定的なため1/5点です。具体的な技術対策と訓練結果を公開できれば3点以上を検討できます。
供給継続・復旧能力:2/5
複数の冷蔵倉庫を整備し、茶を約5℃で保管することで、収穫期以外も原料を確保し、一年を通して供給しやすい構造を持っています。2027年春予定のSGPが稼働すれば、外部の粉砕加工待ちを減らし、自社内で茶園管理から粉砕・袋詰めまでつなぐ範囲が広がります。[出典4・6]
例えば外部粉砕業者が混雑して納品が遅れる場合、自社粉砕能力があれば加工待ちを短くできます。
一方、停電・火災・工場停止時に何時間で製造・冷蔵・受発注を再開するのかというRTO、許容データ損失RPO、非常用発電能力、在庫日数、別工場への切替時間は公表されていません。復旧能力を結果で確認できないため2/5点です。主要工程ごとの復旧目標と年次訓練実績を公開できれば3~4点以上を検討できます。
危機時の市民への対応:1/5
2020年の立地協定時には、粉末抹茶2,000本を志布志市へ寄贈し、市内介護施設などでの利用が予定されました。高齢者の健康を支える地域還元として評価できます。[出典17]
一方、これは災害時の緊急供給実績ではありません。地震、豪雨、感染症などの危機時に、市民へ飲料や食料を何人分・何日分供給するかという協定や、実災害での支援実績は公表されていません。そのため1/5点です。自治体との正式な災害時供給協定と実際の支援実績が確認できれば3点以上を検討できます。
良いニュース・最近の前向きな動き
最近の前向きな動きでは、Innovationで年間1,476時間の業務削減、Safetyでイクボス宣言、Innovationと雇用の両面で新工場への大型投資が確認できます。堀口園の商品や原料茶が選ばれ、こうした改善へ売上が集まれば、人の事務負担を減らしながら地域雇用と食品安全を維持する企業活動を支えることにつながります。
2026年3月 19億円の抹茶粉砕工場と5人の新規雇用を計画(Innovation)
志布志市・鹿児島県との立地協定で、約19億円を投じる粉砕工場SGPを計画しました。年間800トン規模の粉砕能力を想定し、新規雇用は5人です。[出典2・6]
地域では抹茶への粉砕加工能力が不足し、加工待ちと加工賃上昇が起きています。自社で茶園管理、碾茶製造、粉砕、殺菌、袋詰めまで行えば、外部加工の待ち時間を減らし、必要な時に粉砕して品質を保ちやすくなります。
従業員49人規模に対する5人の新規雇用は、計画通りなら現行人員の約1割に相当する追加雇用です。省人化だけでなく地域の仕事を増やす設備投資として評価できます。ただし操業前の計画段階なので、実際の雇用人数と労働条件は稼働後に確認する必要があります。
2026年9月 鹿児島県のイクボス宣言企業へ登録(Safety)
鹿児島県は2026年10月更新の一覧で、株式会社堀口園を2026年9月のイクボス宣言企業として掲載しています。[出典14]
管理職・経営者が部下の仕事と生活の両立を支える姿勢を明示することは、育児・介護・家庭事情がある従業員が働き続けやすい職場づくりにつながります。
現在は年間休日94~97日という課題が残るため、宣言を実際の休日増加、育休取得率、有休取得率へ反映できるかが次の評価点です。
2023年度 勤怠DXで年間1,476時間を削減し公的選定(Innovation)
鹿児島県の支援事例では、クラウド勤怠、Web打刻、電子有給申請の導入によって会社全体で年間1,476時間を削減しました。中小企業庁の2023年度「はばたく中小企業・小規模事業者300社」でもDX分野に選ばれています。[出典11・12]
削減対象は勤怠集計、打刻修正、日報記入などです。単純事務が減れば、現場の人が製造・品質管理・改善へ使える時間が増えます。従業員数もDX事例時35人から2026年3月49人へ増えており、現時点の公開情報では効率化後の大規模雇用削減は確認されていません。
悪いニュース・問題となった動き
現在の問題では、Safetyの休日水準と、Safety・Protectionの結果情報不足が重要です。これらが改善されない場合、食品そのものは安全でも、働く人が十分に休めない状態や、事故・災害・サイバー攻撃に対する実際の安全性を外部から判断できない状態が残ります。
2026年 年間休日94~97日で同規模企業平均を約14~17日下回る(Safety)
2026年の事務求人は年間休日97日、現在の製造求人は94日です。厚生労働省の2025年調査では30~99人企業の平均は111.2日です。[出典7・8・15]
97日なら同規模平均より14.2日、94日なら17.2日少なくなります。製茶業は収穫期に繁忙が集中する事情がありますが、年間で見れば休める日が少ないことに変わりはありません。
地域就職情報の月平均所定外労働21時間、有給取得8.7日も、全国平均の有給取得12.1日を下回ります。休日が少ない状態が続けば、農繁期・製造繁忙期の疲労回復時間が短くなり、家庭・育児・介護に使える時間も減ります。
労災・ハラスメント・BCP・サイバーの結果情報が不足(Safety・Protection)
食品安全では非常に詳しい情報を公開している一方、働く人の死亡・休業労災、ハラスメント相談・是正、災害訓練、非常用電源、サイバー訓練、工場復旧時間については対象法人単体の継続データが公表されていません。
今回確認した公的資料、公式資料、求人、報道では、株式会社堀口園に直接結び付く死亡事故、大規模回収、行政処分、情報漏えい、大規模人員削減は見つかっていません。ただし、重大問題が見つからないことを安全の証明として加点はしていません。
製造業では事故件数を、DXを進める会社ではサイバー対策を、複数工場・倉庫を持つ食品会社では復旧時間を公開することで、購入者や取引先は「問題が起きたときも人と供給を守れるか」を判断できます。
総合評価と、これから改善してほしいこと
株式会社堀口園は55点、シビックランクDです。次のCランクは60点からなので、あと5点必要です。
FSSC22000、残留農薬検査、トレーサビリティ、年間1,476時間のDX削減、DX後の雇用増加は強みです。一方、年間休日94~97日、労災結果の非公表、DX成果が休日・賃金へどこまで返ったか不明であること、BCP・サイバー復旧情報の不足が総合点を下げています。
年間休日と有休を増やす:労働時間・休息 4→6/10
現在の弱点は、年間休日94~97日が30~99人企業平均111.2日を約14~17日下回り、有給取得日数8.7日も全国平均12.1日を下回ることです。現在の「労働時間・休息」は4/10点です。[出典7・8・9・15]
企業が実行してほしいのは、繁忙期の交替休、応援要員、工程平準化、DXを使った要員配置を進め、年間休日をまず110日以上へ増やすことです。同時に有給取得12日以上または取得率70%以上、月平均残業15時間以下を継続して公表します。
この水準が確認できれば4→6点、+2点を想定します。単独では55→57点でDのままですが、働く人が年間で約2週間多く休める方向へ進みます。
参考企業はイオン九州株式会社です。Google Drive上の現行審査は73点・Bで、月平均残業7.9時間、有給取得率82.1%、年間休日125日を確認し、「労働時間・休息」は8/10点です。企業規模・小売業という違いはありますが、繁忙期がある事業でも休日・有休・残業を同時に結果公開している点が参考になります。[参考企業出典20]
労災結果を法人単位で公開し、事故を減らす:労働安全・健康 2→4/10
現在は、全社員傷害保険と資格取得支援は確認できますが、死亡労災、休業災害件数、度数率、強度率、フォークリフト事故などが公表されていません。「労働安全・健康」は2/10点です。
企業が実行してほしいのは、死亡災害0人、休業災害件数、度数率、強度率、事故種類、ヒヤリハット、再発防止結果を毎年公開することです。死亡0を継続し、休業災害度数率1未満など低い事故水準を確認できれば2→4点、+2点を想定します。単独なら55→57点、休日改善と合わせれば59点です。
参考企業はキリンビバレッジ株式会社です。Google Drive上の現行審査は74点・Bで、2024年の労災死亡0人、休業災害度数率0.58、安全方針適用100%を法人単位で公開し、「労働安全・健康」は8/10点です。[参考企業出典21]
DXで削減した1,476時間を休日・残業・賃金へ返す:改善成果の人間への還元 3→4/5
現在の「改善成果の人間への還元」は3/5点です。年間1,476時間の削減、柔軟な打刻・有給申請、DX後の雇用増加は確認できますが、その削減時間が全社員の残業・休日・賃金へ何時間・何円返ったかは公表されていません。
企業が実行してほしいのは、DX導入前後で、勤怠管理担当者と現場社員の作業時間、月残業、年間休日、有給、賃金、配置転換人数、採用・退職を同じ表で毎年公開することです。年間1,476時間の削減を維持しながら、月平均残業を少なくとも2~5時間減らす、年間休日を5日以上増やす、または削減成果を基本給・賞与へ還元するなど、複数の人間側成果を確認できれば3→4点、+1点を想定します。
単独なら55→56点ですが、前の2項目と合わせると60点となりCへ到達します。
参考企業はキリンビバレッジ株式会社です。Google Drive上の現行審査は74点・Bで、自動ピッキングの共同実証で生産性42%向上を確認し、人員を検品など別作業へ再配置できる設計を示しており、「改善成果の人間への還元」は4/5点です。[参考企業出典21]
BCP・サイバー・復旧を具体化する:Protectionの1~2点項目を引き上げる
現在は「災害への備え・訓練」1/5点、「サイバー防衛・情報保護」1/5点、「供給継続・復旧能力」2/5点です。複数冷蔵倉庫やSSLはありますが、BCP訓練、EDR等の防御、非常用電源、RTO・RPOが公表されていません。
企業が実行してほしいのは、年1回以上の地震・台風・停電を想定したBCP訓練を行い、冷蔵倉庫の非常用電源稼働時間、主要在庫の保管可能日数、別倉庫への切替時間を測定することです。サイバー面では多要素認証、EDR、バックアップ、標的型メール訓練、復元試験を実施し、重大インシデント件数も公開します。
実地訓練まで確認できれば災害1→3点で+2、具体的なサイバー対策と訓練を確認できれば1→3点で+2、主要機能の復旧目標と達成実績を確認できれば2→3点で+1を想定できます。3項目すべてなら+5点で、55→60点となりCへ上がります。
参考企業は株式会社ファミリーマートです。Google Drive上の現行審査は78点・Bで、毎年の災害対策本部設置訓練を実施し、「災害への備え・訓練」5/5点、具体的なメール防御等で「サイバー防衛・情報保護」4/5点、実災害での店舗復旧支援まで確認でき「供給継続・復旧能力」4/5点です。企業規模は大きく異なりますが、「計画を持つ」だけでなく訓練と実績まで公開する点が参考になります。[参考企業出典22]
次のランクへ上がるための具体例
最も現実的なCランク到達例は、すでに成果の出ているDXを働く人の休息へつなげ、安全情報を公開することです。
・年間休日を94~97日から110日以上へ増やし、有給12日以上または取得率70%以上、月平均残業15時間以下を実現する。「労働時間・休息」4→6点、+2点
・死亡0、休業災害件数、度数率、強度率を毎年公開し、休業災害度数率1未満など低い事故水準を確認できる状態にする。「労働安全・健康」2→4点、+2点
・勤怠DXで削減した年間1,476時間について、導入前後の残業・休日・賃金・配置転換を公開し、残業2~5時間削減、休日5日以上増加、賃上げなど人への具体的還元を示す。「改善成果の人間への還元」3→4点、+1点
55点+2点+2点+1点=60点となり、シビックランクDからCへ上がります。
つまり、堀口園が次のランクへ上がる最短の道は、すでに成功しているDXの1,476時間削減を「社員が実際に休める時間」へ変え、製造現場の事故結果を公開することです。食品安全で行っている詳細な可視化を、働く人の安全と休息にも広げることが重要です。
出典一覧
1.株式会社堀口園「堀口園について」【情報ランクA】
https://www.horiguchien1986.com/blank
2.鹿児島県企業立地ガイド「株式会社堀口園(志布志市:R8/3/24)」【情報ランクS】
https://kagoshima-kigyouricchi-guide.jp/company-information/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E5%A0%80%E5%8F%A3%E5%9C%92%EF%BC%88%E5%BF%97%E5%B8%83%E5%BF%97%E5%B8%82%EF%BC%9Ar8-3-24%EF%BC%89/
3.経済産業省「Gビズインフォ 株式会社堀口園」【情報ランクS】
https://info.gbiz.go.jp/hojin/ichiran?hojinBango=8340001015071
4.株式会社堀口園「品質管理」【情報ランクA】
https://www.horiguchien1986.com/blank-1
5.株式会社堀口園「食品分析・検査」【情報ランクA】
https://www.horiguchien1986.com/blank-5
6.志布志市「株式会社堀口園と立地協定を締結しました」【情報ランクS】
https://www.city.shibushi.lg.jp/soshiki/5/33175.html
7.doda「株式会社堀口園 事務職求人」2026年1月掲載【情報ランクA】
https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3014184621/
8.Indeed「株式会社堀口園 茶の製造及びブレンド作業」2026年確認【情報ランクA】
https://jp.indeed.com/
9.ハピワク鹿児島「株式会社堀口園」【情報ランクB】
https://happywork.info/company/2749
10.ハローワーク大隅求人情報転載「株式会社堀口園 製造作業員」2025年6月【情報ランクB】
https://www.g-work.co.jp/hellowork/kagoshima/osumi/detail.php_id%3D46080-02169851
11.鹿児島県中小企業DX支援プラットフォーム「茶卸売業 株式会社堀口園」【情報ランクS】
https://kagoshima-dx.jp/archives/project/202301
12.中小企業庁「2023年度 はばたく中小企業・小規模事業者300社」DX分野【情報ランクS】
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/monozukuri300sha/2023/detail.html
13.株式会社堀口園「パートナーシップ構築宣言」2023年10月19日【情報ランクA】
https://www.biz-partnership.jp/declaration/45222-05-02-kagoshima.pdf
14.鹿児島県「イクボスについて」2026年10月更新【情報ランクS】
https://www.pref.kagoshima.jp/af04/roufuku/hatarakikatakikaku/ikubosu.html
15.厚生労働省「令和7(2025)年就労条件総合調査」【情報ランクS】
30~99人企業の1企業平均年間休日111.2日、全企業平均112.4日、有給平均取得12.1日
16.株式会社堀口園「茶製品委託加工」【情報ランクA】
https://www.horiguchien1986.com/blank-4
17.志布志市「株式会社堀口園と立地協定を締結し、抹茶が市へ贈呈されました」【情報ランクS】
https://www.city.shibushi.lg.jp/soshiki/5/1722.html
18.株式会社堀口園「プライバシーポリシー」【情報ランクA】
https://www.horiguchien1986.com/blank-2
19.転職会議、Indeed、OpenWork、エンゲージ会社の評判、X、5ちゃんねる、爆サイ 個別確認【情報ランクB】
対象法人との関係と本文を確認できる採点変更可能な投稿は取得なし
20.Google Drive「イオン九州株式会社を企業審査|シビックランクB・73点/100点」現行版【参考企業】
21.Google Drive「キリンビバレッジ株式会社の企業審査|74点/100点・総合シビックランクB」現行版【参考企業】
22.Google Drive「株式会社ファミリーマートを企業審査|シビックランクB・78点/100点」現行版【参考企業】
シビックランクの基準
| ランク | 点数 |
|---|---|
| S | 90~100点 |
| A | 80~89点 |
| B | 70~79点 |
| C | 60~69点 |
| D | 50~59点 |
| E | 40~49点 |
| F | 20~39点 |
| G | 0~19点 |
情報ランクの基準
| 情報ランク | 基準 |
|---|---|
| S | 公的機関、裁判所、規制当局、独立した第三者機関による調査・監査・検証・認証など、内容そのものに独立した裏付けがある情報 |
| A | 企業公式資料、採用情報、公式声明・SNS、氏名・役職・立場を確認できる記名取材や公表発言など、発信主体を確認できる公表情報 |
| B | 従業員・元従業員の口コミ、一般SNS、匿名掲示板など、発信者の身元や対象企業との関係を独立に確認しにくい情報 |
