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両備ホールディングス株式会社を企業審査|シビックランクB・総合点(72点/100点)|防災実動訓練・AI安全バスを評価、女性管理職7.5%と労災8件が課題

私たちは、企業の商品を購入したり、サービスを利用したりすることで、そこで働く人たちの未来を変えることができます。

働く人に十分な賃金を払い、休暇を確保し、安全な職場をつくり、人の負担を減らす企業の商品やサービスが選ばれれば、そうした企業により多くの売上が集まります。その結果、働く人を大切にする経営を続けやすくなります。

反対に、低賃金や長時間労働、安全上の問題を改善しない企業の商品やサービスが売れ続ければ、そうした働かせ方のままでも事業を続けることができます。

だからこの企業審査では、「私たちがお金を使うなら、どの企業を選ぶことが、そこで働く人にとってより良い社会につながるのか」という視点から企業を評価します。

なぜ企業を審査するのか?――このサイトの目的と、利用するメリット

今回審査する両備ホールディングス株式会社は、総合72点、シビックランクBです。

両備ホールディングス株式会社の特に強い点は、バスの浸水被害を教訓に退避場所・防潮板・電源確保・実動訓練まで行い、AI機能付き車内ミラーや衝撃吸収床材などを実車へ導入していることです。そのため、この企業の商品を購入したりサービスを利用したりすれば、平時の移動を安全にしながら、災害時にも交通・生活サービスを止めにくい社会につながる可能性が高まります。

一方で、改善点として女性管理職比率7.5%、2025年度の休業1日以上の労働災害8件、年休取得率59.9%が残ります。

この記事では、両備ホールディングス株式会社の強みと課題をさらに詳しく企業審査していきます。

両備ホールディングス株式会社の企業審査結果

評価軸得点主な評価
Safety34/50点正社員残業15.4時間、年休取得59.9%、男性育休実績、労災件数の公開、安全装備を評価。女性管理職7.5%、労災8件、部署差が課題
Innovation19/25点AIダイヤ改正、デジタル定期券、AI車内ミラー、生成AI活用、人材育成を評価。全社的な労働時間・賃金への還元KPIは不足
Protection19/25点国交省が紹介する浸水対策・実動訓練、岡山市・総社市との災害協定、多事業体制を評価。サイバー復旧時間・RTOの開示不足が課題
総合72/100点シビックランクB

評価時点:2026年10月

主な強み

・2025年度の正社員平均残業15.4時間、年休取得率59.9%、離職率4.3%を法人公式サイトで公開

・2025年度の休業1日以上の労働災害8件を公開

・2026年の新卒総合職では大卒・大学院卒月給28万円、固定残業制度なし、年間休日120日

・職場情報総合サイト由来の公開データで男性育休39.0%、女性100%

・女性労働者比率41.9%、男女の平均勤続年数は男性14.7年、女性13.3年

・AIを使う自動ダイヤ改正支援システム「Dia Brain」を両備バスへ導入

・スマホで購入・利用できるデジタル定期券「passful」を実用化

・AI機能付きデジタルインナーミラー、衝撃吸収床材、安全支援装置をバスへ導入

・厚生労働省の2026年事例で職位別研修・キャリア形成制度が紹介

・国土交通省がバス浸水被害後の退避場所、防潮板、電源確保、実動訓練を好事例として紹介

・岡山市とは避難者輸送、総社市とは避難場所・支援物資受入配送に関する協定を締結

・2026年熊本地震では両備ストアカンパニーが店頭募金を実施

主な課題

・女性管理職は12人/管理職161人で約7.5%

・会社自身も「管理職に占める女性割合が低い」「技術系職種に占める女性割合が低い」と課題認識

・2025年度の年休取得率59.9%は改善中だが80%水準には届かない

・正社員平均残業は2024年度11.2時間から2025年度15.4時間へ増加

・休業1日以上の労災は2024年度7件から2025年度8件へ1件増加

・死亡労災、休業災害度数率、強度率、事故類型別件数を全社で比較できる公開KPIは不足

・口コミでは部署による業務負担や残業への不満が確認される

・対象法人単体のMFA、EDR、SOC・CSIRT、重大サイバー事故件数、復元訓練結果の公開が不足

・主要システム・拠点のRTO・RPO、実測復旧時間が公表されていない

事業内容と人間への貢献

両備ホールディングス株式会社は、岡山を中心に、バス、物流、空港地上業務、スーパーマーケット、自動車整備・製造、不動産などを一つの法人の社内カンパニーとして展開する企業です。両備グループ全体の会社と混同せず、本審査では両備ホールディングス株式会社そのものの事業・雇用・制度を中心に評価します。[出典1・2]

基本情報

項目内容
会社名両備ホールディングス株式会社
英文名RYOBI HOLDINGS Co.,Ltd.
創立1910年7月31日
資本金4億円
本社岡山県岡山市北区下石井二丁目10番12号 杜の街グレース オフィススクエア5階
法人番号7260001007086
従業員数公的職場情報で2,103人、会社公式では約2,000人
女性労働者比率41.9%
主な事業バス、物流、空港サービス、スーパー、自動車整備・製造、不動産等

主な事業内容

両備バスカンパニーでは路線バス、高速バス、観光バスを運行します。利用者を通勤、通学、観光、空港などへ運び、地域で車を使えない人の移動手段を支えます。[出典1・6]

物流領域では、配車、物流センター、倉庫、通関などを扱います。食品、生活用品、工業品などを必要な場所へ届ける仕事です。

両備ストアカンパニーでは地域住民が日常的に利用するスーパーマーケットを運営し、両備テクノモビリティーカンパニーでは自動車・特殊車両の整備、トレーラー製造、金属加工、ロボット電子機器開発などを行います。まちづくりカンパニーでは不動産開発、賃貸、管理、建設等を担います。[出典1・3]

主な利用者・取引先

両備ホールディングスは、一般のバス利用者、スーパー利用者、不動産購入・賃貸利用者に直接サービスを提供する一方、物流・整備・製造・空港関連では企業や行政とも取引します。

自治体との関係では、岡山市と災害時の人員搬送協定、総社市とは避難場所の確保と支援物資の受入・配送等に関する協定を締結しています。[出典14・15]

事業による人間への貢献

第一の貢献は、移動手段を提供することです。高齢者、学生、観光客、空港利用者など、自家用車を使わない人もバスで移動できます。2026年7月には岡山~関西国際空港線が約6年ぶりに再開し、岡山から空港へ直接アクセスできる選択肢が戻りました。[出典22]

第二の貢献は、生活に必要な物流・小売を一つの法人内でも持っていることです。災害や人手不足で一つの機能が弱ったときも、交通、物流、小売、不動産、整備という異なる機能を持つことで、地域生活を複数方向から支えられます。

第三の貢献は、安全技術を実際の車両へ導入していることです。2024年のRちゃんバスでは、転倒時の衝撃を抑えるG値58の床材と、車内の死角をほぼなくし乗客の動きを検知するAI機能付きデジタルインナーミラーを採用しました。新しい高速バスにも歩行者・自転車の検知、ドライバー異常時の緊急停止、自動ブレーキ、注意力監視などを導入しています。[出典7・8]

Safety

Safetyでは、約2,000人が多様な職種で働く企業として、賃金、休息、公平性、育児支援、人権、安全、利用者の安全を確認します。両備ホールディングスは残業・有休・離職率・労災件数を自社サイトで公開しており、制度だけでなく結果を見せている点は強みです。一方、女性管理職比率、年休取得率、労災の頻度・重大度には改善余地があります。

賃金・利益の還元:6/10

2026年4月実績の新卒総合職では、大学院・大学卒の基本月給は28万円、短大・専門・高専卒は26万2,800円です。エリア総合職は大学院・大学卒26万1,000円など別水準です。固定残業制度はなく、昇給年1回、賞与年2回の募集が確認できます。[出典4]

一方、両備ホールディングスは社内カンパニーごとに職種が大きく異なります。整備、運転、空港、スーパー、不動産、管理部門で給与水準が同一ではありません。現在の正社員全体の平均賃金・中央値、雇用区分別の賃金分布、2026年の既存社員ベースアップ率を同じ条件で比較できる公開情報は不足しています。

新卒基本給と固定残業なし、継続的なベースアップ方針を確認できるため6/10点です。8/10には、正社員・非正規別の平均・中央値、基本給改定率、職種別賃金を公開し、物価上昇を上回る実質賃金改善を複数年示す必要があります。

労働時間・休息:6/10

2025年度の正社員平均残業は月15.4時間です。2023年度10.1時間、2024年度11.2時間から増えています。年休取得率は2023年度52.1%、2024年度53.6%、2025年度59.9%と改善しています。正社員離職率は6.0%、5.8%、4.3%と低下しました。[出典3]

2026年の新卒総合職採用では年間休日120日が基本となっています。一方、バス、スーパー、空港などシフト勤務を含むため、全社員が同じ休日体系ではありません。[出典4]

残業15.4時間は大幅な長時間労働ではなく、年休取得も改善しているため6/10点です。ただし年休取得59.9%は、自由に休める水準として十分高いとは言えません。職種・カンパニー別の平均残業、月45時間超・60時間超人数、勤務間インターバル達成率も公表されていません。

平均残業15時間以下、年休取得率80%以上、月60時間超0%を複数年確認できれば8/10点を検討できます。

雇用の安定・待遇の公平性:3/5

Gビズインフォの職場情報では、従業員2,103人のうち女性961人で、女性比率は41.9%です。平均継続勤務年数は男性14.7年、女性13.3年で、大きな開きはありません。男性育休取得率39.0%、女性100%という公開集計もあります。[出典2・5]

一方、女性管理職は12人、管理職全体161人で約7.5%です。会社自身も2026~2028年の行動計画で「管理職に占める女性割合が低い」「技術系職種に占める女性割合が低い」と明記し、女性管理職9%以上を目標にしています。[出典2・5]

女性労働者比率や勤続年数は良好ですが、意思決定層への登用はまだ低いため3/5点です。女性管理職15~20%以上、男性育休80%以上を継続し、最新の男女賃金比率も職種・等級別に公開して差が小さいことを確認できれば5/5点を検討できます。

福利厚生・育児・介護:5/5

採用情報では、社宅・家賃補助、資格取得支援、退職金、各種休暇などが確認できます。人事部門ではフレックスタイム制を導入し、2026年の行動計画では法定外休暇、生理休暇、病気休暇の運用拡充、育児と仕事の両立制度の周知を進めています。[出典4・5]

男性育休取得率39.0%、女性100%という利用結果があり、次世代育成の行動計画では男性50%以上、女性の育休取得・復職・定着率90%以上を目標にしています。[出典5]

制度だけでなく利用実績と改善計画を確認できるため5/5点です。

人権・ハラスメント・労使関係:4/5

2026年10月には就職活動に関連するあらゆるハラスメントを禁止する方針を公表し、両備ホールディングス内に就活ハラスメント相談窓口を設けています。企業サイトではカスタマーハラスメントに対する基本方針も掲示されています。[出典20]

ハローワーク求人では労働組合「あり」とされ、安全活動でも労使協調を明記しています。[出典6・17]

一方、対象法人単体のハラスメント相談件数、認定件数、是正件数、内部通報件数、相談後の不利益防止結果は公表されていません。

相談ルートと労使対話の仕組みを評価して4/5点です。相談・調査・是正結果を匿名化して毎年公開し、再発防止まで追跡できれば5/5点を検討できます。

労働安全・健康:6/10

2025年度の公式健康指標では、休業1日以上の労働災害は8件です。2023年度11件からは減っていますが、2024年度7件からは1件増えました。[出典3]

健康診断受診率、ストレスチェック、高ストレス者率、労災二次健診対象者の改善率なども公開しています。2025年度の高ストレス者率は10.6%、正社員離職率は4.3%です。会社として健康状態と事故の両方を数値で追っている点は評価できます。[出典3]

一方、死亡労災件数、休業災害度数率、強度率、バス・物流・整備・小売等の事故類型別件数を全社で毎年比較できる公開表は不足しています。

労災件数そのものを公開しているため6/10点です。死亡0、休業災害度数率1未満など低い水準を複数年維持し、重大度・事故類型まで公表できれば8/10点を検討できます。

商品・サービスの安全:4/5

両備ホールディングスは輸送安全を経営上の最優先事項として掲げ、点呼、整備、安全教育、過労防止を含む安全方針を公開しています。[出典6]

Rちゃんバスでは、転倒衝突時の床の衝撃評価を示すG値が58の衝撃吸収床材を採用しています。目安として推奨される100以下を大きく下回り、一般的なコンクリート下地160より衝撃を抑えます。AI車内ミラーは車内死角をほぼなくし、乗客の動きを検知して乗務員へ注意を促します。[出典7]

高速バスには歩行者・自転車検知、ドライバー異常時対応、歩行者検知付き自動ブレーキ、注意力監視などを導入しています。[出典8]

具体的な設備対策を評価して4/5点です。全バス事業について重大事故0、走行距離当たり事故率、乗客負傷件数を複数年で公開し、低い水準を確認できれば5/5点を検討できます。

従業員・元従業員の口コミ

転職会議では2026年10月時点で286件の口コミがあり、投稿者集計は残業28.5時間/月、有給消化率44.7%です。会社公式の2025年度正社員残業15.4時間、年休取得率59.9%より厳しい数字ですが、口コミは時期・職種・雇用形態が混在するため、公式値へ置き換えません。[出典18、情報ランクB]

2025年の40代男性正社員の投稿には「仕事の平準化ができていない」とあります。会社公式の平均値だけでは見えない部署間の負担差がある可能性を示す情報です。[出典18、情報ランクB]

Indeedでは7件の口コミに基づく総合評価2.0、勤務時間と残業2.5、給与と福利厚生2.5です。2025年9月の投稿には「設備が整っておらず、事故の危険と隣り合わせです。」という記載があります。個人の体験であり全職場の状態とは断定しませんが、現場別の設備・安全KPIを公開する必要性を示します。[出典19、情報ランクB]

公式データと口コミに差があるため、今後はカンパニー・職種別の残業、有休、労災、社員満足度を公開すると、実態をより正確に判断できます。

SNS・匿名掲示板の確認結果

X、5ちゃんねる、爆サイについて、社名と残業、給料、休日、パワハラ、事故、退職、省人化、人員削減などを組み合わせて別々に確認しました。

今回の公開検索では、対象法人との雇用関係、勤務時期、職種、具体的体験を本文まで確認でき、現在の採点を変更できる投稿は得られませんでした。

重大な死亡事故、近年の対象法人に対する重大行政処分、大規模情報漏えい、大規模人員整理についても、今回の調査で現在の評価を大きく下げる対象法人単体の事例は確認されていません。ただし、問題情報が見つからないこと自体は加点していません。

Safety小計:34/50点

Innovation

Innovationでは、バス運行、乗車手続き、車内安全、人事業務などで、人が担ってきた判断・確認・窓口作業をデジタル技術へ移しているか、その成果が利用者と働く人へ返っているかを確認します。両備ホールディングスは長期間にわたりDXを続けていますが、削減した作業時間が全社の残業・賃金・休日へどれだけ返ったかという定量KPIは不足しています。

作業負担・危険の削減:6/10

2018年から、バスロケーションの実績データとAIを使って、遅延が少なくなるダイヤ案を自動生成する「Dia Brain」を両備バスへ本格導入しました。従来は担当者が運行実績を集計し、経験を使ってダイヤを検討する必要がありましたが、AIが遅延箇所を分析し改正案作成を支援します。[出典9]

車内ではAIデジタルインナーミラーが乗客の動きを検知し、乗務員へ注意を促します。運転中に複数の鏡へ視線を分散させる負担を減らしながら、転倒しそうな乗客へ早く気付きやすくなります。[出典7]

人事部門でも生成AIを使った業務効率化や、データを使う人材配置・育成を進めています。[出典21]

人の判断・確認負担を技術へ移しているため6/10点です。一方、AI導入前後でダイヤ作成時間、事務作業時間、乗務員事故、残業が何時間減ったかという定量値は十分公表されていません。複数業務で年間削減時間と事故減少まで確認できれば8~10点を検討できます。

商品・サービスの改善:5/5

2022年には路線バスの定期券をスマートフォンだけで購入・利用できる「passful」を実装しました。窓口へ行く時間を減らし、2023年には岡山電気軌道の路面電車へ利用範囲を拡大しています。[出典10]

AIダイヤ改正支援、デジタル定期券、安全装備付き車両、新路線・空港アクセス再開など、移動サービスを継続して改善しています。

交通だけでなく、テクノモビリティー部門ではロボット電子機器開発、製造・整備を行っており、会社全体として技術を事業へ取り込む体制があります。[出典1・3]

複数のサービス改善を実運用まで進めているため5/5点です。

改善成果の人間への還元:3/5

AIダイヤ支援は担当者の分析負担を軽くし、AI車内ミラーは乗務員の確認負担と利用者の転倒リスクを減らす方向に働きます。passfulは利用者が窓口へ行く時間を減らします。

一方、これらのDXによって社員の平均残業が何時間減ったか、年休が何日増えたか、賃金がどれだけ増えたか、配置転換・再教育した人数は公表されていません。2025年度の正社員残業はむしろ前年11.2時間から15.4時間へ増えています。[出典3]

利用者への利便性と安全面の還元は確認できるため3/5点です。主要DX案件ごとに削減人時、導入後残業、休日、賃金、配置転換を追跡し、複数部門で自由時間・安全・所得の改善を確認できれば4~5点を検討できます。

研究開発・現場改善の継続:5/5

AIダイヤ支援は2018年、デジタル定期券は2022年、AI車内ミラーは2024年、人事領域の生成AI活用は現在も続いています。単発の実証で終わらず、交通、安全、人事へDXを広げています。[出典7・9・10・21]

2026年6月には厚生労働省の「職場における学び・学び直し」事例として、職位別研修を昇格条件とする制度、若手の企画経験、研修センターの整備が紹介されました。[出典11]

改善を技術導入だけでなく人材育成と結び付け、複数年継続しているため5/5点です。

自動化・AI導入後の雇用状況

AIダイヤ、デジタル定期券、生成AIなどの導入後も、2026年には経営管理、人事、バス、物流、スーパー、整備など多数の職種で採用を続けています。公的職場情報では従業員2,103人です。[出典2・4]

今回の調査では、AI・DX導入を直接理由とする大規模希望退職、整理解雇、全社的採用停止を示す公表情報は確認されていません。

一方、AI・デジタル化した業務ごとの必要人数、配置転換人数、再教育人数、契約終了、採用抑制の変化を時系列で追える公開情報はありません。DXを「人を減らすため」ではなく「人の負担を減らすため」と評価するには、導入後の雇用・残業・賃金を同じ指標で公開することが重要です。

Innovation小計:19/25点

Protection

Protectionでは、地震、豪雨、浸水、停電、交通途絶、サイバー障害が起きても、地域の移動・物流・小売を維持できるかを評価します。両備ホールディングスは過去の浸水被害を受けた具体的な設備対策と実動訓練を行い、自治体との協定も複数あります。一方、IT復旧や事業再開を何時間で実現できるかという定量開示が不足しています。

災害への備え・訓練:5/5

国土交通省は、両備ホールディングスの取り組みを運輸安全の好事例として掲載しています。バス車両の浸水被害を教訓に、退避場所の設定、防潮板設置、電源確保を進め、実動訓練まで行った事例です。[出典13]

例えば豪雨で営業所へ浸水が迫った場合、避難先だけを紙で決めていても、実際に多数のバスを短時間で移動できなければ車両が使えなくなります。実車を想定した訓練を行うことで、運行再開に必要な車両を守りやすくなります。

設備・手順・実動訓練まで確認できるため5/5点です。

生産・物流・調達の代替:4/5

両備ホールディングスは一法人内に、バス、物流、小売、整備、不動産等の機能を持っています。総社市とは、日本GLP等と共同で、災害時の避難場所確保と支援物資の受入・配送に関する協定を締結しています。[出典14]

岡山市との協定では、一般避難所から福祉避難所へ移る住民のため、使用していない貸切バス・高速バス等を手配する仕組みがあります。[出典15]

交通・物流・小売という異なる機能を持ち、自治体との支援ルートもあるため4/5点です。一方、主要物流拠点・店舗・営業所が停止した場合の代替能力、切替可能量、切替時間は公表されていません。実災害や訓練で代替量・時間まで示せれば5/5点を検討できます。

サイバー防衛・情報保護:3/5

プライバシーポリシーでは、情報システム・業務ごとのルール策定、定期チェック、問題発生時の改善指導、取引先への協力要請などを定めています。高速バス予約・決済、不動産、採用、顧客情報など多くの個人情報を扱うため、情報管理は交通・生活サービスの継続に直結します。[出典12]

一方、両備ホールディングス単体のMFA、EDR、SOC・CSIRT、標的型メール訓練、脆弱性診断、分離バックアップ、重大サイバー事故件数、復元試験成功率は公表されていません。

基本的な統制を評価して3/5点です。技術対策の適用率、重大事故0、復元試験結果を対象法人単体で公開できれば4~5点を検討できます。

供給継続・復旧能力:4/5

浸水対策では、バス退避、電源確保、防潮板、実動訓練まで行っています。複数の社内カンパニーがあるため、交通だけでなく物流・小売・整備の機能も地域内に持ちます。

例えば一つのバス営業所が浸水しても、事前に車両を退避させ、整備・燃料・運行管理の機能を確保できれば、災害後の通勤・避難輸送を早く再開できます。

一方、バス予約、配車、物流、店舗POSなど重要システムのRTO・RPO、営業所停止から代替運用開始までの実測時間は公表されていません。公開情報がない点は課題です。採点上も減点対象です。

実地の防災対策を評価して4/5点です。重要機能ごとにRTOを定め、訓練で目標時間内復旧を継続実証できれば5/5点を検討できます。

危機時の市民への対応:3/5

岡山市との協定では災害時に避難者をバス等で福祉避難所へ運ぶ仕組みがあります。総社市との協定では避難場所と支援物資の受入・配送へ協力します。[出典14・15]

2026年熊本地震では、両備グループとして熊本市・八代市へ総額1,000万円を寄付し、対象法人内の両備ストアカンパニーも各店舗で募金を実施しました。[出典16]

正式な協定と直近の支援行動を評価して3/5点です。一方、近年の実災害で両備ホールディングス自身が何人を輸送したか、何トンの物資を届けたか、要請から何時間で到着したかという実績は十分公表されていません。実輸送量・到着時間まで確認できれば4~5点を検討できます。

Protection小計:19/25点

良いニュース・最近の前向きな動き

最近は、働き方の改善計画、人材育成、災害支援で前向きな動きがあります。これらはSafety、Innovation、Protectionにまたがり、両備ホールディングスのサービスが選ばれることで、地域交通を維持しながら働く人の育成・育児と災害対応へ資金を回せる関係につながります。

2026年4月 女性登用・男性育休・残業削減の新行動計画を開始(Safety)

2026年4月から2028年3月までの行動計画で、女性管理職9%以上、男性育休30%以上、女性の育休取得・復職・定着率90%以上を掲げました。次世代育成計画では男性育休50%以上も目標にしています。[出典5]

また、一部事務系社員の時間外・休日労働を10%削減する目標を設定し、毎月の残業状況を把握して長時間労働者へ個別指導する方針です。

現在の女性管理職約7.5%や残業増加という課題に対し、会社自身が具体的な数値目標を置いた点は評価できます。ただし計画は実績ではないため、今後の達成結果を確認して採点を上げます。

2026年6月 厚生労働省が学び直しの企業事例として紹介(Safety・Innovation)

厚生労働省は2026年6月、両備ホールディングスの職場学習を事例として紹介しました。職位別の研修受講を昇格条件とし、研修センターを整備し、若手が企画立案を経験できる仕組みを作っています。[出典11]

研修を単なる福利厚生にせず昇格と結び付けることで、現場社員が管理職や専門職へ進むために必要な能力を学びやすくなります。DXで仕事が変わるときにも、社員を辞めさせるのではなく再教育して別の役割へ移す基盤になります。

2026年8月 熊本地震の被災地支援を実施(Protection)

2026年7月28日の熊本地震を受け、両備グループは熊本市・八代市へ総額1,000万円を寄付しました。両備ホールディングスの両備ストアカンパニーも8月5日から31日まで店舗募金を実施しました。[出典16]

直接の物資輸送量は公表されていませんが、地域住民が日常的に使う店舗を募金拠点へ転換し、被災地支援へつなげた実績です。今後、自治体との既存輸送協定を実災害で発動し、輸送人数・物資量まで公開できればProtectionをさらに高く評価できます。

悪いニュース・問題となった動き

現在の問題は、重大不祥事よりも、公開された指標の中に改善余地がはっきり表れていることです。残業は前年から増え、労災件数も1件増え、女性管理職は会社目標9%に届いていません。こうした課題を放置すると、事業のDXや防災力が高くても、働く人の時間・安全・キャリアへ十分に利益が返らない状態が残ります。

2025年度 平均残業が11.2時間から15.4時間へ増加(Safety)

正社員の平均残業は2024年度11.2時間から2025年度15.4時間へ4.2時間増えました。割合では約37.5%の増加です。[出典3]

15.4時間自体は極端な長時間労働ではありませんが、DX・AI・業務改善を進める企業としては、技術導入が全社の自由時間増加へ十分つながっているか確認が必要です。

同じ期間に年休取得率は53.6%から59.9%へ改善しています。今後は残業増加の原因をカンパニー別に分析し、DXの削減時間を休息へ返すことが重要です。

2025年度 休業1日以上の労災が7件から8件へ増加(Safety)

休業1日以上の労働災害は2023年度11件、2024年度7件、2025年度8件です。2年間では改善していますが、直近では1件増えました。[出典3]

バス、物流、整備、スーパーなど仕事内容が幅広いため、事故原因も一律ではありません。今後は転倒、挟まれ、交通、腰痛、熱中症など類型別に結果を示し、どの現場で何を減らすべきか外部から確認できる状態が必要です。

2026年 女性管理職7.5%で会社目標9%に未達(Safety)

公的職場情報では女性管理職12人、管理職全体161人で約7.5%です。女性労働者は41.9%を占めますが、管理職比率では大きな差があります。[出典2]

会社自身も女性管理職9%以上を目標にしています。女性社員が長く勤めるだけでなく、管理職・技術職・高賃金職へ進める状態を作ることが、次の公平性改善になります。

総合評価と、これから改善してほしいこと

両備ホールディングス株式会社は72点、シビックランクBです。次のAランクは80点からなので、あと8点必要です。

災害実動訓練、自治体協定、AI安全技術、DX、人材育成は強みです。一方、Aランクへ上がるには、その技術と制度の成果を「休める」「事故が減る」「男女が同じように昇進できる」「DXで生まれた時間が人へ返る」という結果へつなげる必要があります。

年休取得80%以上・残業15時間以下を継続する|労働時間・休息 6→8/10

現在の「労働時間・休息」は6/10点です。2025年度の残業15.4時間は比較的抑えられていますが、前年から増加し、年休取得率は59.9%です。[出典3]

企業が実行してほしいのは、カンパニー・職種別に残業と有休を公開し、AIダイヤ、生成AI、デジタル化、業務平準化を残業削減へ結び付けることです。月60時間超の社員を0%にし、勤務間インターバルも確認します。

平均残業15時間以下、年休取得率80%以上、月60時間超0%を複数年維持できれば6→8点、+2点を想定します。総合72→74点でBのままです。

改善すれば、バス・物流・小売・管理部門で働く人が、技術改善によって生まれた時間を睡眠、家族、学習へ使いやすくなります。

参考企業はレンゴー株式会社です。Google Drive上の現行審査は84点・Aで、2025年度の月平均残業15.4時間、有休取得率81.4%を公表し、「労働時間・休息」を8/10点と評価しています。[参考企業出典23]

労災度数率・強度率を公開し、事故をさらに減らす|労働安全・健康 6→8/10

現在の「労働安全・健康」は6/10点です。労災件数を公開している点は評価できますが、2025年度は休業1日以上の労災8件で、度数率・強度率・死亡災害・事故類型別結果が不足しています。[出典3]

企業が実行してほしいのは、バス、物流、整備、小売等について、死亡災害、休業災害、度数率、強度率、交通事故、転倒、挟まれ、腰痛、熱中症をカンパニー別・全社で毎年公開することです。

死亡・重大災害0を継続し、全社の休業災害度数率1未満など低い水準を複数年確認できれば6→8点、+2点を想定します。前項と合わせれば総合76点・Bです。

参考企業はTOPPAN株式会社です。Google Drive上の現行審査は73点・Bで、2025年の単体労災死亡0、度数率0.043、強度率0.000を公開し、「労働安全・健康」を8/10点と評価しています。[参考企業出典24]

女性管理職15~20%以上・男性育休80%以上へ|雇用の安定・待遇の公平性 3→5/5

現在の「雇用の安定・待遇の公平性」は3/5点です。女性労働者比率41.9%、平均勤続年数の男女差は小さい一方、女性管理職は約7.5%です。男性育休は39.0%という公開集計です。[出典2・5]

企業が実行してほしいのは、女性を管理職候補・技術職・事業責任者へ継続配置し、昇格候補者の男女比、職種・等級別の賃金差、育児後の昇進率を追跡することです。

女性管理職15~20%以上、男性育休80%以上を複数年維持し、正規雇用の男女賃金比率90%以上など職務調整後も差が小さいことを公開できれば3→5点、+2点を想定します。前2項目と合わせれば総合78点・Bです。

参考企業は遠東石塚グリーンペット株式会社です。Google Drive上の現行審査は68点・Cですが、女性管理職21.1%、正規雇用の男女賃金比94.1%を確認し、「雇用の安定・待遇の公平性」を4/5点と評価しています。両備ホールディングスが5点を目指すなら、これに男性育休・非正規を含む公平性の継続実績まで加える必要があります。[参考企業出典25]

DXの削減時間を残業・休日・配置転換まで追跡する|改善成果の人間への還元 3→5/5

現在の「改善成果の人間への還元」は3/5点です。AIダイヤ、passful、AI車内ミラー、生成AIなどを実装していますが、導入後に社員の残業・休日・賃金・必要人数がどう変わったかを案件別に追える公開情報は不足しています。

企業が実行してほしいのは、主要DX案件について、導入前後の作業時間、残業、必要人数、事故、配置転換、再教育、退職、賃金、年休取得を同じ指標で公開することです。省人化で必要人数が減った場合は、何人を別業務へ移したかも示します。

複数のカンパニーで残業削減、危険作業削減、休日増加、雇用維持・再配置が継続的に確認できれば3→5点、+2点を想定します。前3項目と合わせると、72+2+2+2+2=80点となり、シビックランクAへ上がります。

参考企業はサッポログループ物流株式会社です。Google Drive上の現行審査は69点・Cで、「改善成果の人間への還元」は4/5点です。群馬物流センターで作業終了を42分早め、残業代を約50%削減し、鉄道ラウンド輸送でドライバー拘束時間を年間約1,400時間削減しています。両備ホールディングスが5点を目指すなら、同様の人側の成果を複数カンパニーで継続し、さらに賃金・休日・配置転換まで追う必要があります。[参考企業出典26]

次のランクへ上がるための具体例

現在は72点で、Aランクは80点からです。あと8点必要です。

第一に、AI・業務改善をカンパニー横断で展開し、正社員平均残業15時間以下、年休取得80%以上、月60時間超0%を複数年維持します。「労働時間・休息」を6→8点、+2点です。参考企業は残業15.4時間・有休81.4%で同項目8/10点のレンゴー株式会社です。

第二に、死亡・休業労災、度数率、強度率、事故類型をカンパニー別に公開し、死亡・重大災害0、休業災害度数率1未満を複数年維持します。「労働安全・健康」を6→8点、+2点です。参考企業は死亡0、度数率0.043、強度率0.000を公開し同項目8/10点のTOPPAN株式会社です。

第三に、女性管理職15~20%以上、男性育休80%以上、正規雇用の男女賃金比率90%以上を実現し、育児後の昇進・職種差も公開します。「雇用の安定・待遇の公平性」を3→5点、+2点です。参考企業は女性管理職21.1%、正規男女賃金比94.1%の遠東石塚グリーンペット株式会社です。

第四に、AIダイヤ、生成AI、デジタル化、安全技術の案件ごとに、削減時間、残業、事故、配置転換、賃金、休日を追跡し、複数カンパニーで改善結果を公表します。「改善成果の人間への還元」を3→5点、+2点です。参考企業は物流改善で作業終了42分短縮などを実証したサッポログループ物流株式会社です。

72点+2点+2点+2点+2点=80点となり、シビックランクBからAへ上がります。

つまり、両備ホールディングスがAランクへ上がるためには、すでに強い防災・DX・安全技術を増やすだけでなく、その成果を社員の休息、安全、公平な昇進、雇用維持へ数字で返すことが重要です。

出典一覧

1.両備ホールディングス株式会社「会社概要」「社内カンパニー」2026年確認【情報ランクA】
会社概要、創立、資本金、社内カンパニーと事業内容。

2.経済産業省 Gビズインフォ「両備ホールディングス株式会社」2026年10月確認【情報ランクS】
法人番号7260001007086、従業員2,103人、女性労働者41.9%、女性管理職12人/161人、平均勤続年数等。

3.両備ホールディングス株式会社「健康への取り組み」2026年確認【情報ランクA】
2023~2025年度の残業、年休取得率、離職率、高ストレス者率、休業1日以上の労災件数等。

4.両備グループ採用総合サイト/マイナビ2027「両備ホールディングス株式会社 採用データ」2026年【情報ランクA】
大卒・大学院卒月給28万円、固定残業なし、年間休日120日等。

5.両備ホールディングス株式会社「行動計画」・職場情報総合サイト由来公開データ【情報ランクA・S】
女性管理職目標、男性育休目標、女性活躍、育休取得率等。

6.両備ホールディングス株式会社「安全への取り組み」【情報ランクA】
運輸安全マネジメント、安全方針、労使協調、事故統計公開体制。

7.両備ホールディングス/両備グループ「Rちゃんバス」2024年7月【情報ランクA】
AIデジタルインナーミラー、G値58の衝撃吸収床材等。

8.両備バス「高速バスの安全への取り組み・新車安全装備」【情報ランクA】
歩行者・自転車検知、EDSS、自動ブレーキ、注意力監視等。

9.両備グループ「バスロケ運行データとAIを用いた自動ダイヤ改正支援システム」2018年【情報ランクA】

10.両備ホールディングス・両備システムズ「passful」2022~2023年【情報ランクA】
両備バスのデジタル定期券、路面電車への拡張。

11.厚生労働省「職場における学び・学び直し促進ガイドライン特設サイト 両備ホールディングス株式会社」2026年6月29日【情報ランクS】

12.両備ホールディングス株式会社「プライバシーポリシー」【情報ランクA】

13.国土交通省「運輸安全取組事例 両備ホールディングス株式会社」【情報ランクS】
退避場所、防潮板、電源確保、実動訓練。

14.総社市「災害時応援協定の締結について」【情報ランクS】
2022年3月18日、両備ホールディングス等との避難場所・支援物資受入配送協定。

15.両備グループ「岡山市と災害発生時協定」【情報ランクA】
両備ホールディングスのバス等による避難者搬送。

16.両備ホールディングス株式会社「令和8年熊本地震被災地への支援」2026年8月21日【情報ランクA】

17.ハローワーク「両備ホールディングス株式会社 両備バスカンパニー求人」2026年【情報ランクS】
労働組合あり等。

18.転職会議「両備ホールディングスの口コミ」2026年10月確認【情報ランクB】
286件、投稿者集計残業28.5時間、有給消化44.7%。

19.Indeed「両備ホールディングス株式会社の社員クチコミ」2026年確認【情報ランクB】
7件、総合2.0、勤務時間・残業2.5等。

20.両備グループ「求職活動等におけるハラスメント防止方針」2026年10月【情報ランクA】

21.両備グループ採用総合サイト「両備経営サポートカンパニー 人財本部」2026年確認【情報ランクA】
生成AI活用、人材DX。

22.両備バス「岡山~関西国際空港線」2026年7月18日運行再開【情報ランクA】

23.Google Drive「レンゴー株式会社を企業審査|シビックランクA・84点/100点」現行版【参考企業】

24.Google Drive「TOPPAN株式会社を企業審査|73点/100点・シビックランクB」現行版【参考企業】

25.Google Drive「遠東石塚グリーンペット株式会社を企業審査|シビックランクC・68点/100点」現行版【参考企業】

26.Google Drive「サッポログループ物流株式会社を企業審査|シビックランクC・69点/100点」現行版【参考企業】

シビックランクの基準

シビックランク総合点
S90~100点
A80~89点
B70~79点
C60~69点
D50~59点
E40~49点
F20~39点
G0~19点

両備ホールディングス株式会社は72点のため、今回のシビックランクはBです。

情報ランクの基準

情報ランク基準
S公的機関、裁判所、規制当局、独立した第三者機関による調査・監査・検証・認証など、内容そのものに独立した裏づけがある情報
A企業公式資料、採用情報、公式声明・SNS、氏名・役職・立場を確認できる記名取材や公表発言など、発信主体を確認できる公表情報
B従業員・元従業員の口コミ、一般SNS、匿名掲示板など、発信者の身元や対象企業との関係を独立に確認しにくい情報

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