私たちは、企業の商品を購入したり、サービスを利用したりすることで、そこで働く人たちの未来を変えることができます。
働く人に十分な賃金を払い、休暇を確保し、安全な職場をつくり、人の負担を減らす企業の商品やサービスが選ばれれば、そうした企業により多くの売上が集まります。その結果、働く人を大切にする経営を続けやすくなります。
反対に、低賃金や長時間労働、安全上の問題を改善しない企業の商品やサービスが売れ続ければ、そうした働かせ方のままでも事業を続けることができます。
だからこの企業審査では、「私たちがお金を使うなら、どの企業を選ぶことが、そこで働く人にとってより良い社会につながるのか」という視点から企業を評価します。
なぜ企業を審査するのか?――このサイトの目的と、利用するメリット
今回審査する株式会社ローソンは、総合70点、シビックランクBです。
株式会社ローソンの特に強い点は、4年連続の賃上げを進めながら、全国の店舗網を災害時の物資供給・通信・店舗復旧にも活用していることです。そのため、この企業の商品を購入したりサービスを利用したりすれば、働く人へ利益を還元しながら、災害時にも食品・飲料・生活物資を入手しやすい社会につながる可能性が高まります。ローソン
一方で、改善点として2026年にローソンIDなどから215万5,345件の個人情報漏えいが確認されたことと、死亡労災0件を維持する一方で休業災害件数・度数率が悪化していることが残ります。ローソン
この記事では、株式会社ローソンの強みと課題をさらに詳しく企業審査していきます。
株式会社ローソンの企業審査結果
ローソンは国内1万4,697店舗を展開する大手コンビニエンスストア本部です。日常の食品・飲料・日用品販売だけでなく、自治体との災害協定、店舗DX、物流改革を進めています。一方、2026年秋に発生した大規模な個人情報漏えいを重く評価へ反映しました。ローソン
| 評価軸 | 得点 | 満点 |
|---|---|---|
| Safety | 35 | 50 |
| Innovation | 18 | 25 |
| Protection | 17 | 25 |
| 総合 | 70 | 100 |
シビックランク:B
主な強み
2026年4月から労働組合員約2,650人を対象に、基本給を平均8,319円引き上げ、制度昇給を含めて月例賃金を平均1万4,240円、5.1%引き上げました。賃上げは4年連続で、2022年度比では月例賃金が5万4,100円上昇しています。ローソン
2025年度のローソン単体では、月間平均残業時間10.95時間、離職率5.8%です。2026年には「健康経営優良法人2026(ホワイト500)」へ10年連続で認定されています。Lawson
Protectionでは、熊本地震で救援物資を送り、本部社員の応援隊を派遣し、Starlinkや仮設トイレ、給水支援まで実施しました。千葉豪雨では最大19店舗が休業しましたが、本部社員のべ約350人を投入し、8月17日中の全店営業再開まで進めています。Lawson
主な課題
2026年9月、ローソンIDなどへの不正アクセスが発生し、ローソンIDでは215万5,345件、アプリ予約では26件の個人情報漏えいが確認されました。さらに別件として、同年9月25~27日にはローソンのメールサーバーが第三者に不正利用されています。両事案の関連は公式発表では確認されていないため、別事案として扱います。ローソン
労働災害死亡件数は2022~2025年度まで0件ですが、休業災害は4件から16件へ増え、休業災害度数率も0.32から1.35へ上昇しました。死亡事故を防いでいる点は評価できる一方、休業を伴う事故の増加は明確な改善課題です。ローソン
事業内容と人間への貢献
ローソンは、フランチャイズ方式を中心に全国へ店舗網を広げ、食品・飲料・日用品などを身近な場所で提供しています。店舗が地域に分散しているため、日常の買い物だけでなく、災害時の物資・情報・電源・通信拠点として活用できることが特徴です。ローソン
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ローソン |
| 設立 | 1975年4月15日 |
| 本社 | 東京都品川区大崎一丁目11番2号 |
| 代表者 | 代表取締役 社長 竹増貞信 |
| 資本金 | 585億664万4千円 |
| 社員数 | 12,087人・連結 |
| 国内店舗数 | 14,697店 |
| 全店舗売上高 | 3兆223億円・連結 |
| 主な事業 | コンビニエンスストア「ローソン」のフランチャイズチェーン展開 |
数値は2026年2月末現在の公式会社概要を基準にしています。ローソン
加盟店とローソン本体は分けて評価する
ローソンの店舗の多くはフランチャイズ加盟店です。店舗クルーの雇用主が加盟店オーナー側である場合、その人の給与・残業・休日を株式会社ローソン本体の社員待遇として採点することはできません。
今回のSafetyは原則として株式会社ローソン本体のデータを使い、加盟店については、本部が直接実施している相談窓口、カスタマーハラスメント対策、DX支援、安全施策などに限定して評価します。
事業による人間への貢献
全国に店舗があることは、食品や飲料を必要な時に購入できるという日常的な価値を生みます。さらにローソンは、自治体との物資供給・帰宅困難者支援協定を多数持ち、店舗を「災害時帰宅支援ステーション」として活用しています。2026年7月末時点でも全国各地で協定を維持しています。Lawson
2026年にはKDDIと「災害支援ローソン」1号店を開設しました。災害時に水・食料、通信、電力、災害情報を提供する店舗で、2030年度までに100店舗を目標としています。ローソン
Safety|35/50点
ローソンのSafetyは、継続的な賃上げ、低い平均残業、育児支援、健康経営、人権・相談制度が強みです。一方で、女性管理職・男女賃金差、休業労災の増加、直近の商品回収などを考慮して35点とします。
賃金・利益の還元|8/10点
2026年は基本給を平均3.0%、8,319円引き上げ、制度昇給込みで平均5.1%、1万4,240円の月例賃金アップを実施しました。2023年度から4年連続の賃上げです。ローソン
利益や物価上昇を毎月の賃金へ継続的に返しているため8点です。
一方、対象は労働組合員約2,650人であり、全雇用区分で同水準の賃上げを確認できるわけではありません。正社員・非正規を含めた実質賃金の継続的上昇まで確認できれば10点を検討できます。
労働時間・休息|8/10点
2025年度の月間平均残業時間は10.95時間で、2022年度10.90時間、2023年度11.28時間、2024年度11.20時間と、おおむね11時間前後で推移しています。Lawson
一方、有給休暇取得率は2025年度58.89%で、2024年度61.86%から低下しました。残業時間は良好ですが、休暇取得には改善余地があるため8点です。Lawson
雇用の安定・待遇の公平性|3/5点
2025年度のローソン単体社員数は4,421人、離職率は5.8%で、2022年度7.0%から改善しています。2025年度には一時解雇も発生していません。ローソン
一方、女性管理職比率は15.2%、正規雇用の男女賃金比は85.0%です。全雇用労働者では64.2%となっています。女性登用は増加していますが、結果差が残るため3点です。ローソン
女性管理職比率を30%前後へ引き上げ、正規雇用の男女賃金比を90%以上へ近づけられれば4~5点を検討できます。
福利厚生・育児・介護|4/5点
2025年度には育児休職利用者127人、育児時短勤務131人、リモートワーク利用申請者2,561人を確認できます。2026年の健康経営資料では男性育休取得率100%、女性の育休復職率97%も示されています。ローソン
さらに健康経営優良法人「ホワイト500」へ10年連続で認定されています。制度だけでなく利用実績まで確認できるため4点です。介護休業利用者は2025年度2人で、介護との両立状況を広く評価するデータにはまだ限りがあります。ローソン
人権・ハラスメント・労使関係|4/5点
ローソングループ人権方針では、差別・虐待・ハラスメントを禁止し、結社の自由と団体交渉権を尊重しています。ローソンユニオンとの労使協議も継続されています。ローソン
従業員向け相談窓口では、2025年度に96件を受け付け、そのうち労働問題が66件、パワーハラスメントの疑いが47件でした。件数を公表している透明性は評価できますが、疑いの申し出が相当数あり、認定・是正・再発防止結果をさらに明確にする余地があります。ローソン
2026年9月には加盟店向けのカスタマーハラスメント対応マニュアルを改訂し、弁護士へ相談できる専門窓口も整備しました。Lawson
労働安全・健康|4/10点
2022~2025年度の死亡労災は4年連続0件です。死亡事故を防いでいる実績は評価できます。ローソン
しかし休業災害は4件、9件、13件、16件と増加し、度数率も0.32、0.75、1.08、1.35と4年連続で悪化しています。死亡0だけで高得点にはできないため4点です。ローソン
休業災害を減少へ転じさせ、度数率0.5以下など低い水準を複数年維持できれば6~8点を検討できます。
商品・サービスの安全|4/5点
2022~2025年度について、製品・サービス安全、食品表示、マーケティングに関する行政処分・行政指導はいずれも「なし」と公表されています。ローソン
一方、2026年8月には「ソースたっぷり生パスタ カルボナーラ」の回収を告知しています。第三者のリコール情報では、一部商品にビニール片が混入している可能性が理由とされています。Lawson
長期的な安全管理は評価できるものの、直近に回収が発生しているため4点です。
従業員・元従業員の口コミ
2026年9月9日投稿の30代前半・男性・正社員・個人営業からは、教育について、
「新卒教育に関しては定期で行われていた。」
との投稿があります。【情報ランクB】転職会議
一方、2026年7月6日の30代前半・女性・正社員・スーパーバイザー/エリアマネージャーからは、
「昇格は上長の評価による。」
との投稿があります。【情報ランクB】転職会議
研修を肯定する声と、人事評価への不満の双方があります。個人投稿だけで全社実態を判断せず、公式の離職率・残業・女性登用データと併せて確認します。
SNS・匿名掲示板の確認結果
Xや匿名掲示板も、株式会社ローソン本体の残業、給与、ハラスメント、事故、人員削減などを中心に確認しました。
今回、投稿本文・時期・対象法人を確認でき、現在の採点を変更できるだけのSNS・匿名掲示板投稿は確保できませんでした。加盟店勤務者は雇用主が異なる場合があるため、株式会社ローソン本体の口コミとして無条件に採用していません。
Innovation|18/25点
ローソンは発注、値引き、品出し、物流など店舗を支える反復作業へAI・ロボット・データ活用を広げています。全国展開済みの技術もある一方、店舗従業員の残業や必要人数が実際にどれだけ減ったかという人間側の成果はまだ限定的です。
作業負担・危険の削減|6/10点
AI発注システム「AI.CO」は2024年に全店舗へ導入され、天気、在庫、販売実績などを使って発注数や値引きを推奨しています。人が経験だけで大量の商品数を判断する作業をデータで支援する仕組みです。ローソン
2025年からはKDDIと、棚の欠品を自動検知するロボットや、商品を品出しするロボットの実証も行っています。ただし「2030年度に店舗オペレーション30%削減」は現在の実績ではなく将来目標です。ローソン
具体的な技術導入を評価して6点ですが、全国店舗で何時間の作業が減ったのかまでは確認できません。
商品・サービスの改善|5/5点
AI.COを全国へ展開し、2026年には消費期限の近い商品をTABETEやToo Good To Goで販売する仕組みも導入しました。AIによる値引き推奨とフードシェアリングを接続し、廃棄前の商品を安価に利用者へ届ける取り組みです。ローソン
災害支援店舗、AI発注、物流改革、フードロス対策など、複数領域で継続的にサービスを改善しているため5点とします。
改善成果の人間への還元|2/5点
店舗DXによる省力化は明確な方向として示されていますが、AI.COや店舗ロボットによって加盟店クルーの実労働時間が年間何時間減り、休日や賃金へどれだけ還元されたかは十分に公表されていません。
物流では2026年9月以降、常温・冷凍商品の発注から納品までを1日延長し、配送計画を改善することで月間約120台の配送トラック削減を見込んでいます。これはドライバー不足への具体策ですが、実際の残業削減結果は今後の確認が必要です。ローソン
技術が人へ返る仕組みは始まっているものの、結果値が不足しているため2点です。
研究開発・現場改善の継続|5/5点
AI.COの全国展開、AIとロボットによる店舗実証、生成AIの商品開発、物流改革、フードシェアリングなど、改善が単発ではなく複数年・複数工程で続いています。ローソン
そのため5点とします。
自動化・AI導入後の雇用状況
ローソンはAI発注やロボットを進めていますが、2026年時点で、これらを理由に株式会社ローソン本体が大規模な希望退職や人員整理を行ったという公開情報は確認できません。
単体社員数は2024年度4,386人から2025年度4,421人へ増え、中途採用100人、新卒採用125人を継続しています。ローソン
一方、店舗DXの多くは加盟店の省力化を目的としているため、今後は「30%省力化」が実現した際に、加盟店クルーのシフト、人員数、賃金、休日がどう変化したかを確認する必要があります。
Protection|17/25点
Protectionはローソンの大きな強みです。全国店舗網、自治体との協定、実災害での物資供給と店舗復旧には具体的実績があります。一方、2026年の大規模個人情報漏えいによって、サイバー防衛は0点としました。
災害への備え・訓練|4/5点
ローソンは多数の自治体と災害時物資供給や帰宅困難者支援の協定を結び、店舗を災害時帰宅支援ステーションとして活用しています。Lawson
さらに2026年には災害時に水・食料・通信・電源を提供する「災害支援ローソン」1号店を開設しました。ローソン
計画と実災害対応の双方があるため4点です。全国店舗での訓練達成率や復旧時間目標まで統一的に公開できれば5点を検討できます。
生産・物流・調達の代替|4/5点
1万店を大きく超える国内店舗網と複数地域の物流網を持ち、一店舗が使えなくなっても周辺店舗・物流拠点を使える分散性があります。
2026年には発注から納品までの期間を見直して積載効率と配送計画を改善し、月間約120台の配送トラック削減を見込む改革も開始しました。ローソン
広域分散を評価して4点ですが、全商品群について災害時の代替調達率や拠点切替時間を公開しているわけではありません。
サイバー防衛・情報保護|0/5点
2026年9月12~14日にローソンID、9月17日にローソンアプリ予約が不正アクセスを受けました。
漏えいが確認されたのは、ローソンID215万5,345件とローソンアプリ予約26件です。ローソンIDではメールアドレス・氏名のほか、入力していた場合には性別、電話番号、住所なども対象となりました。ローソン
さらに9月25~27日には別件でメールサーバーが第三者に不正利用されています。この事案では個人情報流出やデータ改ざんは確認されていません。Lawson
短期間に複数の情報セキュリティ事案が発生し、うち一件では200万人を大きく超える個人情報漏えいが実際に確認されたため0点です。
供給継続・復旧能力|4/5点
2026年8月の千葉豪雨では最大19店舗が休業しましたが、本部社員のべ約350人を派遣し、8月17日中に全店営業を再開しました。ローソン
熊本地震でも、本部社員のべ約800人を派遣し、Starlink、ポータブルバッテリー、仮設トイレ、給水支援などを投入しています。ローソン
机上のBCPだけでなく実際に店舗を復旧させた結果があるため4点です。
危機時の市民への対応|5/5点
熊本地震では、指定公共機関としての要請などに基づき、制汗シート約1万個、栄養調整食品600個、即席食品900個、麦茶600mlを2,400本など、具体的な物資を被災地へ送りました。Lawson
全国店舗で集めた熊本地震の募金は1億円を超え、2026年9月に熊本県へ寄付しています。Lawson
物資・店舗・人員・通信・募金まで実災害で投入しているため5点です。
良いニュース・最近の前向きな動き
最近のローソンでは、賃上げと災害対応、物流省力化が同時に進んでいます。これらはSafety・Innovation・Protectionに直接関係します。ローソンで買い物をすることで、こうした賃金改善、全国物流、災害時支援を継続できる事業へ売上を渡すことになります。
2026年3月|4年連続賃上げ、月例賃金5.1%アップ
労働組合員約2,650人について、基本給を平均8,319円引き上げ、制度昇給込みで月例賃金を平均1万4,240円増やしました。2022年度との比較では5万4,100円の上昇です。ローソン
単発の一時金ではなく毎月の基本的な給与を4年続けて引き上げているため、働く人へ利益を還元する動きとして高く評価します。
2026年7~8月|熊本地震で人・物資・通信・電源を投入
熊本地震では救援物資に加えて本部社員を派遣し、最終的にはのべ約800人が現地対応しました。KDDIと連携してStarlinkや携帯基地局、ポータブル電源も活用しています。Lawson
平時の全国店舗網が、有事には市民が食品・飲料・通信を確保するためのインフラへ変わる実例です。
2026年8月|月間約120台の配送トラック削減へ
常温・冷凍商品の発注から納品までの期間を1日延長し、配送計画と積載効率を改善する改革を開始しました。ローソンは月間約120台の配送トラック削減効果を見込んでいます。ローソン
実際のドライバー残業や走行距離削減まで確認できれば、Innovationをさらに高く評価できます。
悪いニュース・問題となった動き
現在最も重い課題は情報セキュリティです。また、労働安全では死亡事故0を維持しながら休業災害が増えています。便利なデジタルサービスや全国店舗網を広げるほど、利用者の個人情報と働く人の安全を守る責任も大きくなります。
2026年10月|215万5,345件の個人情報漏えいを公表
ローソンIDへの不正アクセスにより、215万5,345件の個人情報漏えいが確認されました。アプリ予約でも26件が漏えいしています。公表時点では本件を原因とする不正利用や二次被害は確認されていません。ローソン
ローソンは不審なアクセス元の遮断、サービス停止、行政機関への報告、セキュリティと監視体制の強化を進めています。
問題を隠さず公表し是正していることは重要ですが、漏えい規模が極めて大きいため、Protectionでは重大な減点要素です。
2022~2025年度|休業災害4件から16件へ増加
死亡労災は0件を維持していますが、休業災害は4年間で4倍となり、度数率も0.32から1.35へ上昇しています。ローソン
安全施策の有無より、「実際にけがで休む人が減ったか」が重要です。原因別の事故件数と再発防止後の改善結果をより詳しく公開する必要があります。
総合評価と、これから改善してほしいこと
株式会社ローソンは現在70点・シビックランクBです。次のAランクは80点からなので、あと10点必要です。
賃上げ、低残業、健康経営、店舗DX、実災害での復旧・物資支援はかなり強い企業です。一方、休業労災の増加と2026年の大規模個人情報漏えいが、Aランクへの大きな壁になっています。
労災度数率を下げる|労働安全・健康 4→8点
現在は4/10点です。
死亡0を継続したうえで、休業災害16件を大幅に減らし、度数率を0.5以下などの低水準へ戻し、事故原因・是正後の結果まで継続公開できれば8/10点を検討できます。
改善後想定:4→8点
加点幅:+4点
総合点:70→74点
ランク:B
参考企業のキリンビバレッジ株式会社は、死亡労災0人、休業災害度数率0.58を公開し、Google Drive上の最新版審査では「労働安全・健康」8/10点、総合74点・Bです。
女性管理職と男女賃金差を改善する|雇用の安定・待遇の公平性 3→5点
現在は3/5点です。
女性管理職比率15.2%を30%前後へ引き上げ、正規雇用の男女賃金比85.0%を90%以上へ近づけ、同一職種・等級での差まで確認できれば5/5点を検討できます。
改善後想定:3→5点
加点幅:+2点
総合点:74→76点
ランク:B
参考企業の花王株式会社は、女性管理職比率28.7%、全従業員の男女賃金比90.8%で、Google Drive最新版では「雇用の安定・待遇の公平性」5/5点です。
店舗DXの成果を自由時間へ返す|改善成果の人間への還元 2→5点
現在は2/5点です。
AI.CO、ロボット、物流効率化によって、店舗作業時間・配送員の拘束時間・残業が実際にどれだけ減ったかを導入前後で公開し、人員削減だけではなく休日や賃金、より負担の小さい仕事へ還元できれば5/5点を検討できます。
改善後想定:2→5点
加点幅:+3点
総合点:76→79点
ランク:B
参考企業のキリングループロジスティクス株式会社は、無人フォークリフトやAGV等による実証で生産性42%向上を確認し、年間所定労働時間も24時間短縮しています。Google Drive最新版ではInnovation20/25点です。
情報セキュリティを再構築する|サイバー防衛・情報保護 0→2点
現在は0/5点です。
アクセス権限設計の全面点検、MFA、EDR、24時間監視、第三者脆弱性診断、侵入テスト、バックアップ復元訓練などを具体化し、その実施率と結果を公開したうえで、重大漏えい0を継続できれば、まず2/5点への回復を検討できます。
改善後想定:0→2点
加点幅:+2点
総合点:79→81点
ランク:B→A
参考企業のKDDI株式会社は、2026年に大規模情報漏えいを起こしたためサイバー評価自体は2/5点に低下していますが、ISMS、CSIRT・SSIRT、24時間365日監視、情報処理安全確保支援士329人、EDR導入、第三者フォレンジックなど、事故後に外部から検証できる対策を具体的に開示しています。Google Drive最新版では総合82点・Aです。
次のランクへ上がるための具体例
現在は70点・Bです。
70点
+ 労働安全・健康 +4点
+ 雇用の安定・待遇の公平性 +2点
+ 改善成果の人間への還元 +3点
+ サイバー防衛・情報保護 +2点
= 81点・シビックランクA
ローソンは、賃金・災害対応・店舗DXについてはすでに強い実績があります。次に必要なのは、新しいサービスを増やすことより、事故を減らす、DXで浮いた時間を人へ返す、個人情報を守るという結果を数字で示すことです。
出典一覧
- 株式会社ローソン「会社概要」【情報ランクA】 ローソン
- 株式会社ローソン「ESGデータ集」【情報ランクA】 ローソン
- 株式会社ローソン「組合員平均5.1%(14,240円)の月例賃金アップ」2026年3月19日【情報ランクA】 ローソン
- 株式会社ローソン「健康経営優良法人『ホワイト500』に10年連続で認定」【情報ランクA・第三者認定を含む】 ローソン
- 株式会社ローソン「人権の尊重」「ローソングループ人権方針」【情報ランクA】 ローソン
- 株式会社ローソン「コンプライアンス」【情報ランクA】 ローソン
- 株式会社ローソン「従業員との関わり:労働基準、労働環境等の整備」【情報ランクA】 ローソン
- 株式会社ローソン「AI×ロボットで店舗DXの実証を開始」【情報ランクA】 ローソン
- 株式会社ローソン「常温・冷凍商品の発注から納品までの期間を1日延長」【情報ランクA】 ローソン
- 株式会社ローソン「TABETE」「Too Good To Go」導入資料【情報ランクA】 ローソン
- 株式会社ローソン「災害への備えとマチの復興支援」【情報ランクA】 Lawson
- 株式会社ローソン「令和8年熊本地震」に対する救援活動資料【情報ランクA】 Lawson
- 株式会社ローソン「令和8年8月千葉豪雨」全店営業再開資料【情報ランクA】 ローソン
- 株式会社ローソン「第三者による不正アクセスに伴う個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」【情報ランクA】 ローソン
- 株式会社ローソン「当社メールサーバーの不正利用による不審メール送信について」【情報ランクA】 Lawson
- 転職会議「株式会社ローソン従業員口コミ」【情報ランクB】 転職会議
シビックランクの基準
| シビックランク | 総合点 |
|---|---|
| S | 90~100点 |
| A | 80~89点 |
| B | 70~79点 |
| C | 60~69点 |
| D | 50~59点 |
| E | 40~49点 |
| F | 20~39点 |
| G | 0~19点 |
株式会社ローソンは70点のため、シビックランクBです。
情報ランクの基準
| 情報ランク | 基準 |
|---|---|
| S | 公的機関、裁判所、規制当局、独立した第三者機関の調査・監査・検証・認証など、内容そのものに独立した裏づけがある情報 |
| A | 企業公式資料、採用情報、公式声明・SNS、氏名・役職・立場が確認できる記名取材や公表発言など、発信主体を確認できる公表情報 |
| B | 従業員・元従業員の口コミ、一般SNS、匿名掲示板など、発信者の身元や対象企業との関係を独立に確認しにくい情報 |
