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GVS(合論型投票システム)の機能一覧

目次

GVSの基本的な流れ

トークテーマを決める

GVSでは、まず「何について話し合いたいか」を提案または選択します。

例えば、「誰に投票したいか」というテーマの場合は、地域と候補者の一覧を設定し、その中でどの候補者が良いかを参加者同士で議論します。

このシステムは話し合いを前提としているため、「この候補者に投票してほしい」「この意見に賛同してほしい」といった一方的な呼びかけ型のテーマは設定できません。

GVSでは、選択肢を開いた状態で、参加者の自由な意見交換を促すテーマ設定が求められます。

AIサポートにより、適切なテーマ候補がすぐに羅列されるので、テーマづくりが難しい場合はそちらを参考にしましょう。

提案タイプと決定タイプの違い

  • 提案タイプ
    • テーマやチャットルームの設定を合論で決定するタイプです。
    • より参加者が納得できる形で議論を始めたい場合はこちらを選択します。
  • 決定タイプ
    • 作成者が設定した内容のまま合論をすぐにスタートするタイプです。
    • スピード重視で議論を始めたい場合に適しています。

チャットルームの設定

チャットルームの設定をします。各機能については後述します。

  • 第一合論を開催する時間の設定
  • 参加者属性の決定(国籍など)
  • 匿名強度の設定(希望者は開示ありなど)
  • ハラスメントフィルターの設定

GVSの基本機能の解説

匿名機能

匿名機能を基本としている理由は、団結感を高めるためです。団結感が高まれば孤独感が薄れ、創造力が増します。創造力が伴う話し合いによって決定された物事はスムーズに進行していく可能性が高いです。

そのため、GVSを通した場合高度に創造力が高い新人類が形成されます。

匿名でない場合、忖度が発生し、階級による分断が起こって疎外感が生まれてしまいます。

例えば、権威のある人が言っている意見だから正しいだろうと思った時、人は責任を放棄し決断を他者にゆだねます。責任を放棄したとき人は主体的に物事に関われなくなるので、団結力が薄れ孤独感が増し創造力が低下します。

このようにして決められた決定は力を持たないため、実行が非常に困難になってしまうでしょう。

終了後プロフィール開示

合論が先に進む代表者に選ばれた人は、自分が誰なのかアピールしたいと考えるかもしれません。SNSなどでその経験を公表し、自分の発言に責任を持ちたいと望む場合もあるでしょう。

しかし、合論中に情報を公開してしまうと、話し合いが現在立場のある人に依存してしまう可能性があります。意見が「その人の権威」や「実績」に引きずられてしまうと、自由で対等な合論は成立しなくなります。したがって、情報公開は合論終了後に限るべきであり、その方がGVSの本質に適うと考えます。

終了後、希望する参加者は自らの立場を表明することができます。
この仕組みは一見すると、GVSが社会的弱者を優遇・救済する装置のように見えるかもしれません。

しかし、GVSの目的は「創造力の増大」にあり、そのためには「孤立」や「疎外」を生み出さず、人類が団結できる仕組みが不可欠です。

疎外をなくすためには、社会の中に存在する階級をなくす以外に方法はありません。どれほど偉大な権力者であっても、自らの責任を他者に転嫁できる仕組みの中では、真の団結も創造力も生まれないのです。

創造力の増大とは、物事を決定し現実に具現化していくことを指します。つまり、我々人類がみな豊かで幸せな生活を暮らすことを目指いているのであって、特定の階級を救済しようとか弾圧しようという仕組みではありません。

GVSは、立場を超えて全員が等しく関わることで、団結し、創造し、未来を動かす力を生み出す仕組みです。

サブルーム

サブルーム機能とは、途中参加を可能にする仕組みです。合論の進行中でも、新たに議論に加わりたい参加者がいれば、サブルームを立ち上げ、独自に合論を進めることができます

例えば、3人一組でグループを作り、最大で4組まで同時に議論が進行するよう設定することも可能です。

各サブルームでは、それぞれの第一合論が行われ、そこで代表者を選出します。選ばれた代表者たちは、次の段階である第二合論へ進み、さらに議論を深めます。

そして最終的には、第三合論で最終的な代表者が決定され、議論が収束します。

また、すでに終了したサブルームの最終代表者の意見や情報は、メインルームでも参照可能です。

このサブルーム機能は、合論に柔軟性を持たせ、「途中からでも参加したい」「小規模な議論から始めたい」「すぐに結果を出したい」という参加者にとっても、使いやすい仕組みとなっています。

チャットルーム統合機能

GVSでは、参加者が自由にトークルームを作成できる一方で、似たテーマの議論がバラバラに進行することを防ぐため、「チャットルーム統合機能」を搭載しています。

この機能は、AIサポートによって類似するトークテーマを自動的に検出し、参加者に対して統合の提案を行います。また、運営者や参加者同士の合意によって、手動でのルーム統合も可能です。

統合が行われると、それぞれのルームで交わされた意見や合論の履歴はそのまま保持され、新しい統合ルームに引き継がれます。影響力トレース機能によって、どの意見がどのように活かされているかも可視化されるため、議論の流れが失われることはありません。

この仕組みにより、参加者は気軽にトークルームを作成しつつも、分散した知見を自然に融合させ、より深い合論へと導かれていきます。小さな議論が一つに集まり、多様な視点が交わることで、GVSの創造力はさらに高まります。

翻訳機能

GVSは、世界中の誰もが参加できることを前提としたシステムです。
そのため、言語の壁を取り払うための翻訳機能を標準搭載しています。

この翻訳機能は、ユーザーが自身の言語を設定するだけで、他のすべての意見や議論が自動的にその言語に翻訳されます
翻訳はGVSの基本機能として常に作動しており、オンオフの切り替えはありません。

GVSでは、思想や文化の違いを超えて、全人類の創造力を結集することを目的としています。
そのため、言語の違いによる疎外を最小限に抑え、誰もが自由に意見を述べ、他者の意見を理解できる環境が求められます。

この翻訳機能は、まさに世界が一つの議論空間となるための土台」なのです。

ハラスメントフィルター

GVSでは、破壊的な言動を排除し、創造的な議論を守るために、ハラスメント機能を搭載しています。この機能は、自動的にハラスメント的発言を検出し、それを建設的な言論に変換するAIサポートと連動しています。

例えば、参加者が「○○という政治家は悪い政治家だ」と書き込もうとした場合、そのままでは投稿できず、AIが「どの点が悪いと考えていますか?」と問い返します。
AIは、その政治家の発言や政策を分析し、問題となりうる具体的な点を列挙します。
参加者はその中から該当する項目を選び、「○○という政治家の□□という政策は、自国に不利だと思いますがどう思いますか?」という形で、自分の意見をハラスメントに頼らず伝えることができます。

この仕組みによって、悪いあの人、かわいそうな私といった単純な非難や被害者意識に基づく言動を排除し、「これからどうするか?」といった創造を生み出す建設的な対話を促進します。

それでは表現の自由がないのではないか?と疑問に思うかもしれません。
しかし、現実社会においても、「人を殺す自由」はあっても、実際に行えば処罰されます。
なぜなら、社会は人間の生存を守るために作られた仕組みだからです。

ハラスメント的言動も、脅迫や誹謗中傷に至れば多くの国で法的な処罰対象となります。
したがって、GVSでも、無制限の表現の自由は認められません。
GVSは社会を敵に回すための装置ではないからです。

しかし、GVSでは、言論の自由は守られます。
例えば、「人を殺したい」という極端な意見も、ハラスメント的でない形であれば、
「このような状況に追い込まれているので、過激な方法を取りたくなる。皆さんはこの状況をどうすれば改善できると思いますか?」
というように、建設的な議論の糸口として認められるのです。

ハラスメント機能はオンオフの切り替えが可能ですが、GVSが導入された初期段階においては、オンの使用が推奨されます。場合によっては、GVSの運営者側が状況を慎重に判断したうえで、オンオフ機能を撤廃しオンの機能をデフォルトの機能にする可能性もあります。

これは、GVSが暴動などの暴力的行動を加速化させるシステムになり得るというリスクがあるためです。GVSには、そのような危険性も十分に含まれています。

このリスクについては、後の章で詳しく説明します。

「賛同」「引用」「参考にした」ボタン

GVSでは、他の参加者の意見に対して「賛同」「引用」「参考にした」という形で、リアクションをつけることができます。
これらは、単なる「いいね」や「共感」ではなく、議論の中でどのようにその意見が活用されたかを明示するための機能です。

・「賛同」…意見の主旨に共感し、自分も同様の立場であることを示す
・「引用」…その意見の一部を自分の意見に取り入れて展開する
・「参考にした」…直接は引用しないが、その意見に影響を受けたことを示す

これらのリアクションは、意見追跡機能と連動しており、自分の出した意見が誰にどう影響したのかを可視化する重要な情報になります。

また、これらの反応はあくまで相互評価ではなく、思考の連鎖を記録するためのツールです。
他者と競争したり、人気を競うためのものではありません。
そのため、集計されたランキングなどは表示されず、リアクションの内容は本人のログにのみ蓄積される形になります。

この設計により、GVSでは「思考の伝播」「創造の連鎖」「合論の地層」を自然な形で可視化することが可能になります。

また、合論終了後にボタンの可視化をオンオフにする機能はあります。合論中に可視化されてしまうと主体性が失われる危険性があるので、合論中は可視化オフをデフォルトにする予定です。

影響力トレース

GVSでは、議論に参加した個人が自分の意見がどのように議論の流れに影響を与えたかを確認できる、影響力トレース機能を搭載予定です。

この機能は、合論が進んでいく過程で、あなたの出した意見が

  • 他の誰に参照されたのか
  • どの代表者に影響を与えたのか
  • 最終合論でどう扱われたのか

を、タイムライン形式やツリー構造で可視化することができます。

具体的には

  • あなたの意見に「賛同」「引用」「参考にした」というアクションがついた場合、それが記録されます。
  • 合論終了後、自分の意見がどの合論段階で、どのように採用・参照されたかを確認可能です。
  • 自分の意見が、代表者の発言や最終決定にどう貢献したかを振り返ることができます。

この機能の目的は、創造の可視化です。あなたの発言が、議論という創造的プロセスにどう貢献したかを知ることで、自己の思考や行動に誇りと責任を持つことができます。

また、参加満足度の向上も目的のひとつです。「自分の意見が誰にも届かなかった」という感覚を減らし、GVSにおける存在感を実感できます。

さらに、成長のための振り返りとしても役立ちます。採用されやすかった意見、無視された意見の違いを分析し、次の合論での質を高めることができます。

この追跡情報はあくまで本人のみが確認できる設計です。他人の「影響力」は見えず、比較やランキング化はされません(平等性の維持)。

似た機能として、以下と連動も可能です。

  • 意見の変遷ログ:自分がどう考えを変えたか+その影響度
  • リアルタイムメモ:思考の記録と、実際の影響との照合

この機能を導入することで、「意見が消えない」「発言の影響が残る」という積み重ねの感覚が出せます。GVSが単なる議論の場ではなく、思考の履歴と成長の場としても機能するのです。

マッチング機能

GVSでは、思想や価値観に共感できる人と出会える「マッチング機能」も用意しています。
これは単なる友達探しや恋人探しではなく、合論を通じて共鳴した人と、
信頼と創造を基盤にした新しい関係を築くための仕組みです。

合論の中で考えが近かった人、未来を語り合える人を見つけ、
匿名性を保ったまま対話を始めることができます。
年齢や地域、参加したトークテーマ、興味のある分野で条件を設定し、思想的に相性の良い相手とつながれます。

GVSマッチングは18歳以上の方のみ利用可能で、
信頼を前提とした安全な出会いをサポートします。また、マッチング機能を利用したい場合は、アカウント認証が必要になり、身分証明書等が必要になります。

ナビゲーター

GVSでは、議論の質を高め、参加者がスムーズに合論できるように「ナビゲーター機能」を導入します。ナビゲーターは、特定のテーマに限らず、あらゆるトークテーマで参加者をサポートできる、GVS上級者ともいえる存在です。

例えば、「最も“実践的な”アドラー心理学は誰? → アドラー vs ドライカース vs 岸見一郎 vs 野田俊作」といったテーマでは、それぞれの識者の意見や背景を、分かりやすく解説してくれます。

特に、専門知識を分かりやすく、楽しく伝えるという点で、AIサポートには限界があり、ナビゲーター機能の必要性が生まれました。

GVSは世界中での運用を想定しており、ナビゲーターは24時間365日、常に対応可能な体制を目指します。

希望者は誰でもナビゲーターを目指すことができ、GVSへの参加内容が一定の基準に達していることが条件となります。特に、多くのトークテーマで分かりやすい合論を行った実績が求められます。

ナビゲーターは合論をリードするのではなく、参加者が自分で考え、意見を深めやすくなるように案内し、支援します。GVS参加者からの評価が高いほどランクが上がり、信頼されるナビゲーターは世界中のGVSで活躍する機会を得ることができます。

この仕組みにより、ナビゲーターはGVS内で自然に育ち、進化していく役割となり、誰もが学び、実践し、知の案内人として世界の合論に貢献できる社会が広がっていきます。

ランクが高いナビゲーターには一定の権威性が伴いますが、あくまでも合論の補助に徹するため、その弊害は少ないと考えています。ここでいう弊害とは、参加者の思考を放棄させ、自分の意見に従わせるような“セールス的”技術を用いることです。ナビゲーターには、参加者に勇気を与えるメンター的な役割を果たすことが期待されています。

クラウドファンディング外部提携

GVSでは、合論によって生まれた提案や構想を、現実に実現するために、外部のクラウドファンディングサービスと連携することが可能です。

例えば、「この街に思想的な市民村を作りたい」「新しい教育システムを試験的に導入したい」など、具体的な社会的プロジェクトが合論によって支持された場合、その実現に向けて、クラウドファンディングを利用し、必要な資金を集めることができます。

クラファンの主催者(プロジェクト実行者)は、GVS内で立候補または推薦によって選ばれ、合論により信任を得た上で、責任を持って進行します。資金の使途や進捗状況は、GVS内で随時共有され、必要に応じて合論を通じた確認や軌道修正が行われます。

この仕組みにより、GVSは単なる議論の場ではなく、実際に社会を動かす実践的な仕組みとして機能します。

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